自分のことを野原ひろしだと思いこんでいる一般人ネタの元である「野原ひろし昼メシの流儀」の感想


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野原ひろし 昼メシの流儀(1) (アクションコミックス)

塚原 洋一 双葉社 2016-10-22
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 「自分のことを野原ひろしだと思いこんでいる一般人」ネタがTwitterなどで広まる原因となった作品。実際にはこのマンガの主役はみんなの知っている野原ひろしなのですが、しんちゃんやみさえの姿が直接描かれなかったり、原作とは微妙に違う顔芸を披露したりするところからいつしか「これは野原ひろしではない。自分のことを野原ひろしだと思いこんでいる一般人なんだ!」という揶揄がされるようになったようです。
 話の内容的にもしんちゃんの父としての野原ひろしではなく、彼が一個人の営業サラリーマンとして描かれているため、コレじゃない感が広まってしまったのかもしれません。
 まあ一番の理由は自分のことを〇〇だと思いこんでいる一般人というフレーズが単純に面白すぎるパワーワードだったからだとは思いますけどね。……とんだミーム汚染だ。

 
 なお、このブログをよく訪れる層向けにこの現象を説明するならこんな感じ。


 これね。

巴マミの平凡な日常 (4) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

原案:Magica Quartet,漫画:あらたまい 芳文社 2017-04-12
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 これは魔法少女まどか☆マギカのマミさんが大人になったら……というifもifなアンソロジーストーリーですけど、個人的には「マミさんはずっと紅茶をたしなむ淑女なんだいっ!」とか夢見ちゃうのであんまり受け入れられませんでしたね。いや、話自体の面白さは分かりますけど、マミさんだって言われても、ねぇ?
 
 ついでに「長門ゆきちゃんの憂鬱」もそんなにはまれなかったり。

 しかしこの手の外伝作品はたまにヒットするからすごいものです。長門ゆきちゃんの方はアニメ化までされちゃいましたしねぇ。涼宮ハルヒの憂鬱っていうコンテンツの影響力が大きかったのはもちろんあるんでしょうけど、やはりすごいなぁ、と。
 
 
 一方「野原ひろし昼メシの流儀」の方は、性格的にはクレヨンしんちゃんに出てくる野原ひろしのままですし、普通にアニメの声を想像して読み進めることができ面白いと思いました。
 主人公が「野原ひろしじゃなくても成立するじゃん!」とは言われますけど、慣れ親しんだキャラクターを想像して読み進められるのは一つの面白さじゃないかなぁと、個人的には肯定派。内容も普通に面白いと思いましたしね。 

 ちなみに私はAmazonでセールをやっていたので買ってみました。
 いつまでやってるのかは知りませんが、とりあえずリンクだけ張っておきます。

 bookwalkerでも。


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 ここからやっと感想(前置きやたら長かったな)。

 このマンガは野原ひろしが営業で外回りをしたときにする昼の外食をテーマにしたマンガです。巻末の本編マンガと第一話の内容を合わせると、外回りの日は弁当を持ち歩かず外で食べ、そうじゃない日はみさえに作ってもらったお弁当を(基本的には)食べているようですね。
 そんなサラリーマンの昼メシマンガですが、この登場人物を野原ひろしだと思って読んでみると、なかなかにすんなり読める作品となっていました。
 そんな私は「このマンガの主人公である野原ひろしを野原ひろしであると思いこもうとしている一般人……あれ、合ってる」。
 
 カレー屋に行ったら隣の席のOLさんたちが「辛いカレーを涼しい顔して食べる男の人って素敵よねー」とか話しているのを聞いて、ついついベリーホットを頼んで後悔してしまう……なんていうのはまさにひろしっぽい行動でついついおかしく思ってしまいます。なお、関係ないですけどこの第2話で作者はキワモノの意味を間違えているっぽい。季節モノのカレーってなんだ。

 個人的に好きなのが、回転寿司に行ってこだわりのネタが届くまでの待ち時間に、しんちゃんがよく食べていたハンバーグ寿司という(ひろしにとって)無粋なネタが気になってしまい、そのハンバーグがおいしかったから他にもどんどん豚カルビとかエビフライとか、無粋なネタを制覇していってしまうという流れ。
 なんだか分からないが、確かにひろしであれば回転寿司のそういった点に意識が向いてしまいそうだ。とか、調子に乗るところとかひろしっぽい。とか思うと妙に笑えてきてしまうから卑怯だと思いました。ずるい!
 
 
 まあ大口取引に成功したステーキ回は自分へのご褒美として1200円のランチを頼みましたが、回転寿司はそういう記念でもなく絶対それ以上に頼んでいたりと、金銭面は結構ぽわぽわーっとしている部分があるのですが、そこを抜きにすれば野原ひろし主人公のグルメマンガということで面白い作品でした。
 2巻が丁度出るので(そのタイミングだから1巻セールでしょうけど)、このまま続きも読んでみたいなーとも思ったり。
 
 以上、それでは。
 


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