三者三葉、時の流れ


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 三者三葉のアニメも後半にさしかかってきました。今回は辻兄妹の初登場ということで、双葉に焦点を合わせた一話でしたが、季節も双葉が一番活躍できそうな「食欲の秋」です。
 いつかアニメを見た感想で私はこんなことを言いました。

 三者三葉のアニメは原作より早めに登場人物が揃ってるし、ネタも当時のものから最新のものまで順番ばらばらに詰め込んでるなぁ。オリジナル展開かと思いきや途中から原作っぽくなったり、こういうのも面白いかも。

 とかなんとか。
 ただ実際のところ、アニメでは考えなしに原作ネタをばらばらに使っているわけじゃないんですよね。7話に来てようやく確信らしきものが持てました。
 問題だったのは、三者三葉の漫画がサザエさん方式であること、ですね。


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原作コミックの場合

 三者三葉は十年以上連載している長寿漫画ですが、作中の一年間を10年かけて描いていたらよっぽどの計画性がないと行き詰まります。他の漫画ではどんどん季節が入れ替わっていっているのに、三者三葉は一年以上ずっと冬の景色を描き続けている……とかなったら、ちょっとばかしマンネリ気味になりますよね。
 ですから三者三葉はサザエさん方式、つまり時事ネタをその都度取り入れていく方式となっています。サザエさんが年を取らないように、三者三葉のメンバーも今年に入るまではずっと一年生のままでした。今年からはアニメ化が決まったからかは知りませんが、二年生になって状況が変わる+新たなキャラが登場してきましたが、これから何年三葉メンバーは二年生のままなんでしょうかね。

 園部さんが登場する以前は何度かメタ要素と言いますか、作中人物が自分たちが年を取らないことについてわかっている節の発言をすることが何度かありました。覚えているのは葉山さんと山Gの発言ですね。何度も訪れる高校一年の誕生日発言と、同じ高校一年の秋について話しているのに、それは一年前のことでしょう発言。あの頃の葉山さんは特に悪魔として元気な時期でしたから、その発言も結構似合っていたんですよねーという感想。
 さて、まあコミックス一巻に12話程度ですから、だいたい一冊で一年を回せる訳なんですよね。もちろん毎月毎月季節ネタをやるわけではないため「一冊で一年」という感覚は沸きませんが、もしこれを完全に順番通りにアニメ化したら一話につき一年が過ぎるというなんともカオスなアニメになることでしょう。

アニメの場合

 7話からが秋ということでわかるように、アニメは原作のネタを季節ごとに分類して詰め込んでいるのがわかります。おそらくあと二話ほど秋のネタをやってから雪が降り始め、クリスマスもとい悪魔の聖誕祭のネタが披露されることでしょう。
 もちろん完全に1話が4月、2話が5月、5話は8月という分け方はされていませんが、各週ごとにメインとなるネタに合わせて季節的に矛盾のないネタを詰め込んできています。たとえば今週は辻兄妹登場というメインネタに合わせて、秋の始まりを示しています。まあ今週は辻兄妹関連に時間をほとんど使っているため、そこまでサブネタは多く詰め込まれている印象はありませんでしたが……。

 ただ、これで登場人物が早めに登場していたことの理由がまた一つ増えました。園部さんなんかは今の三者三葉のメインメンバーの一人ですし、西山さんたちもそこそこ定番のキャラですが、各巻から季節ごとにネタを持ってこようとするとキャラクターが少なければ使えないネタも多いですからね。そういう意味で、アニメで1クール1年を描くためにはキャラは早めに登場させる必要があったと思われます。……辻兄妹は本来は夏のキャラって感じでしたけどね。もしくは季節関係ないお話も多かった気がします。
 まあ、あの二人は原作ほど食い込んで登場してくるのか未だわからないところではありますけれども。しかしもうサウナネタとかはやれないなーと思うと、辻兄はもしかしたら物語に絡んでこない可能性もあり得ます。
 次回のサブタイトルは「たくさん釣れてる」です。なんだか秋のネタっぽい感じがします。予想としては夏の海の家回のように初めはオリジナル展開、徐々に原作寄りになるという感じでしょうか。山のネタが出てきそうな気がします。
 となると次回は溜まったネタの消費回でしょうか。
 
 
 今後は西川の当主様についての話なども入れてくるでしょう。入れるなら本格的に冬が始まる前の、9,10話頃でしょうか。ここで彼に出番がなければ辻兄のお話もまだまだ入り込む余地がありますが、両方入れるとなるときつきつになりそうな気もします。それとも、西川家のお話は最終話付近に持ってくる可能性もありますね。
 そんな感じに今後の展開を原作ファンとしての視点から想像してみました。
 




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