アクション・ストーリーの魅せ方が高評価な『Katana ZERO』の感想

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

 気になった点は続編を匂わせるタイプの消化不良で終わるストーリーと、あまり周回プレイしたいという思いを抱かせないリプレイ性のなさくらい。
 1周クリアするのに私がかかったのは4時間くらいで、人によって3~6時間くらいになるんじゃないでしょうか。隠しコンテンツを集めたり裏ボスを倒したりでなんやかや13時間くらいプレイしましたが、前述のリプレイ性の無さからこれ以上はアップデートがない限りプレイしないと思います。
 特に隠し要素は探すのに時間がかかったので、攻略情報を見ればもっと早く飽きるんじゃないかと。価格が1500円だから、手放しにオススメしまくることはできませんが、セールしてたらぜひ遊んで見て欲しいくらいには楽しいゲームでした。
 

 
 はい、欠点についてはもう全部語り終えたので、これからは面白かった点について書いていきます。


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画像は『Katana ZERO』より引用

Katana ZEROの良いところ

気持ちいいアクション

 このゲームの魅力は時間の流れをゆっくりにできる能力を生かしたトンデモプレイと、硬直が少ない爽快感あふれる操作性です。
 グラフィック的に『Dead cells』に似ていますが、アクションの軽快さも共通した長所ですね。どちらも爽快感マシマシで楽しいです。楽しいは楽しいでも、「気持ちいい」感じの楽しさ。
 
 
 敵も自分も剣の一切りや一発の銃弾で死んでしまう、一撃必殺のゲーム性なのですが、それがサクサク進められるゲーム性として魅力的です。回避(ローリング)や攻撃にほとんど硬直の時間はなく連続の攻撃や回避が可能な操作性と合わせて、攻撃を見切りやすい相手が何人束になってかかって来ても一瞬で倒せたりするので、めんどくさい戦闘というのが存在しません。
 
 また、一撃死してもボタン一つですぐにステージ初めからやり直せるためロードの手間はほぼありません。
 じっくり進むこともできるとは言え、基本はズバズバ切りかかるのが楽しいゲームゆえにこのゲームでは結構死にやすいです。ですがそのやり直しがスピーディなのもあって、濃密なプレイ体験が得られるんじゃないかと思います。
 
 
 ここまでスピードの速い、一撃死などの要素を上げたので難易度が高そうに感じるかもしれません。しかし実際には主人公のスローモーション能力によって、素早いアクションが苦手でも簡単に思い通りの動きができるため、そこまで難易度が高いとは思いませんでした
 もちろん死ぬときは死にまくるのですが、スローモーションを使いながら確実に進めていけば、大体の面はクリアできるんじゃないでしょうか。

 ステージごとにリプレイを見ることができるのですが、その時にはスローにならなかった状態のプレイ動画が見られるので自分がめちゃくちゃ上手いと錯覚してしまいそう。この辺りの特徴は同じくスローモーション能力を使えるFPSである『SUPERHOT』なんかから見られるようになりましたが、面白い発想だなぁと感心してしまいます。
 
 慣れてきたら慣れてきたで、要所要所ミスったらめんどくさい場面でのみスローモーションを使い、残りの敵はズバズバ塔倍速で切りつけるという良いトコ取りができ、プレイするのが楽しくなってくることでしょう。
 ステージ配置が同じ、難易度変更もないというリプレイ性の無ささえ改善されればもっとハマっていたかもしれません。いやまあ、このレベルの操作性に加えてリプレイ性を加えたのが『Dead Cells』なので、繰り返しプレイする楽しみ方はあっちで楽しめばいいのかもしれませんけど~。
(操作性が良かったが故にリプレイ性の無さという欠点が惜しく感じられる人の図)

ストーリーの演出に引き込まれる

 
 ストーリー自体は消化不良(つまらなかったわけではない)なんですけど、それを語る手法については非常に魅力的でした。
 例を挙げればスローモーション演出や時間の巻き戻りが映像の中に挟まれたり、突然のノイズや場面転換といった手法からかなり不穏な雰囲気が感じられたり、主人公の予知能力という特性を生かした選択肢が面白かったり。キャラクターのドット絵がよく動くのも芸が細かくて好きでした。
 
 隣人の女の子(?)と親愛を深めていく一方で、能力の代償で精神をむしばまれていく主人公。その光と影の板挟みにあった境遇をゲーム的だったり映像的だったりする演出により、うまく魅せていたんじゃないかと思います。

終わりに

 
 爽快なゲーム性と魅力的な演出から、初回クリアまでの4時間は非常に濃密な時間を過ごせました。ここ1年くらい、個人的に2Dアクション帰りが発生していて、横スクロール系のアクションやアクションパズルが楽しく感じられます。
「ゲームスピードが速い」のもサクサクで楽しいし、「一撃が重い」のも敵を倒した時の快感があって良いです。両方の特徴を持ったKatana ZEROは個人的評価で言うとかなり上の方にランクインしています。
 続編が出たらぜひ買いたい。

 ただ、続編などが出るにしてもずっと先のことになるでしょうから、消化不良なストーリーの続きはそこまですぐに遊べるようにはならないと予想します。
 だからこそセールならオススメくらいにまで一般向けの評価としては落とさざるを得ないのですが、ストーリーはいいからゲーム性が面白いゲームが遊びたい! という方にはぜひセールでなくても遊んでみてほしいですね。

 
 ちなみにKatana ZEROにはクリア後要素として武器とボスがあります。が、クリア後要素を探すのは結構めんどくさいので、昨日書いた記事などの情報を参考にするといいでしょう。

政府ラボのキー入手方法『Katana Zero攻略』

 それでは。


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