RAD、悠木碧、シャフト、盛りだくさんの「君の名は」


新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド

 注目の映画「君の名は」を観てきました。
 個人的には新海誠監督の新作という感覚ではありますが、世間的に観るとまさに「今流行りの映画」というのが正しい感覚なんでしょうね。
 このまま行けば興行収入100億を超えるという見込みもありますし、なかなかにすごいことになっているようです。(君の名はの興業収入 現在の推移は?最終的には100億は行くか! 最高の情報blog より)
 胸もみもみするアニメが日本ではこんなにヒットするのか……。


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ストーリー

 個人的な感覚では、新海誠監督の作品のストーリーって、いつもなんとなくライトノベルの新人賞受賞作品みたいな初々しさが漂っているような気がするんですが、それは今回も同じように感じました。
 小説版は読んでいないのでそっちの方がどうなっているのかは知りませんが、映画を一度見て感じたのはそういう類の物語だということ。ただ、そこに数々の演出が加わることで非常に物語に引き込まれましたね。
 ふっ、とBGMが消えるシーンなども所々挟み込まれていて、大事なシーンで画面が暗転すると同時に訪れた静けさなんかには思わず息が止まってしまいました。……あれ、本当に息が止まって呼吸が再開できるまでけっこう危なかった。うん、これは完全に自分のせいですが。

 まあこれまでの監督の作品も考察すればどんどん出てくるストーリーが多かったですけど、私はあんまりストーリーに注目して新海監督の映画を見ている訳ではないため、いつも似たような感想で終わってしまいます。そしてたぶんあんまり理解してない。
 でも基本の設定は性格的にそこまで尖っていない高校生どうしの入れ替わりという、「俺がお前でお前が俺で」のような現在の古典的な作品にも見られるものであり、導入部の飲み込みやすさはあったと思います。
 導入部がもっと説明が必要な展開だったら、ここまで一般的に受け入れられることはなかったのかな? とも思いました。

アニメ

 普段深夜アニメを視聴している私から、辛めの視点で採点させていただきますと、このアニメ……すごくヌルヌル動くじゃないですか! すごい!
 特に冒頭のみつはの何気ない動きなんかは本当に良く描かれていて、中盤以降もアニメーションのレベルは常に一定以上だったため感動しました。いや、普通こんなところで感動しても仕方ないんですけど……。
 それでも、都会の景色も村の景色も一つの絵としてきれいに完成している上で、さらにキャラクターの動きまで違和感がない程度にきちんと描かれているというのは本当に嬉しい。

 彗星、湖なんかが一枚の絵として評価できるものの筆頭なのでしょうが、しかし私は日常の何気ない動きの方を評価します。まあ、普通に見る分にはアニメーションがどうのこうのとか、気にしないでいいと思いますけど。

 そして制作協力の中にはシャフトの文字が。
 別にどこどこがシャフトっぽい! なんてことは感じなかったんですけど、ちょっとだけ気になっちゃいました。シャフトも業界の中ではかなり動く方だと思いますしねぇ。

キャスト

 男主人公は俳優の神木くん。彼はSPECで知りましたが、結構気に入っている役者の一人だったりします。別に特別上手いって訳ではないけど、悪くないんじゃないかとは思いました。
 女性の方は残念ながら知りません。でもこっちも役者さんみたいですね。

 そして女主人公みつはの友人である女の子。
 彼女の声を聞いて「あー、この子悠木碧に似た声してるなぁ。はぁー、聞けば聞くほど悠木碧っぽいなー」とか思ってたんですけどスタッフロールで悠木碧の名前を見たときはびっくりしちゃいましたね。このアニメ、普通の声優さんもちゃんと使ってくる奴だったか! と。
 まあ悠木さんはポケモンのアイリスを担っていたこともありますし、別に深夜枠限定って訳じゃないですけど、ちょっと驚きましたね。本当にずっと「悠木碧さんにこうも似た声の人がいたんだなー」とか思ってましたから。

音楽

 音楽をRADWIMPSが担当することはずっと前から知っていました。てっきりBGMまで全部担当するのかと思っていたら、別にそういうわけではないのですね。
 でも4つ位の歌が劇中で使われていて豪華だなぁと感じました。

 RADWIMPSについては個人的に前々から気に入っており、CDも2つ目を除いたすべてのアルバムを買っています。
 なかなか新しいアルバムでないなぁと思っていたのですが、君の名はの音楽を担当すると知ったときはまず「それより早くアルバム出してよ……」という感想が真っ先に思いつきました。でも実際に映画を見て新曲を4つも作っていたと知ってその不満は解消されましたが……。
 どれもいい曲だと思っています。

スタッフロール

 実は個人的に見ていて面白かったのがスタッフロール。
 さっき言ったように悠木碧さんがキャストであることや、シャフトがアニメーション制作に協力していたことなどが個人的にはちょっと驚きで、面白かった。

 あと一つ、スポンサーに気になった企業が一つあったはずなんですがどうしても思い出せないんですよね。
 ヤマダ電機とZ会はなぜか強烈に印象に残っているのに、肝心の気になった何かが出てこない……。
 その名前が、企業の名は、……はい、リアル「君の名は」状態です。ちょっとどうかしてると思う。

 でも本当に何だっけなぁ。私が気になる団体と言えば大抵はアニメ業界かゲーム業界、小説業界のどれかだと思うんですけど……。
 もしも今後見に行く人がいたら、気にしておいてくれたら嬉しいです。

まとめ

 簡潔に言うと、非常に面白い作品でした。
 演出の一つ一つが映画館という空間を魅力的なものに仕立て上げ、2時間飽きることなく物語の世界を楽しむことができました。

 アニメ好きにもそうでない人にもお勧めできる作品でしょうが、絵柄的には普段から深夜アニメを見ている人に親しみやすいものだったんじゃないかなと感じます。けど最近は深夜アニメ系の作品も広く受け入れられるようになってきているし、その感じと新海誠、RADWIMPSのブランド力が組み合わさることでここまでの人気が出たんじゃないでしょうか。

 まあ映画は面白かったんですけど、スニーカー文庫の外伝ってどんなお話なんでしょう。映画視聴後の私としてはそっちも少しだけ気になるところです。

 
 ところで「君の名は」を見たあと、1時間くらい空けて傷物語熱血編を見に行きました。ちなみに鉄血編は見ていない……。
 こっちは原作も一度読んでいるので軽ーく見ることができましたが、テレビの化物語シリーズを想像して見に行くとかなり雰囲気が違って驚きますね。もちろん傷物語自体がそういうお話ではあるんですが。

 とまあ、こんな感じで。

追記
 現在、kindleストアにて新海誠監督の映画の小説版が50%オフのセールになっているようです。

ニコニコカドカワ祭り2016(10月7日まで)

小説 君の名は。 (角川文庫) ¥302(60pt還元)
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