キノの旅20巻の感想


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 ついに20巻の節目まで到着したキノの旅を読みました。
 17年かかって20巻ということですが、最近は1年に一度発売されているような気がします。
 私がこのシリーズを読み始めたのは4年前くらいだった気がしますが、たぶん、だいたい4冊くらいしか新刊は買ってないような気がしますし……。

 


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 いつも通り短編集であり、人によって好みは色々変わるでしょうが、メインっぽいお話と私の記憶に残ったお話の二つを取り上げたいと思います。

宝探しの話

 師匠たちのお話。
 
 子供時代のキノが、ある研究ノートを見つけたところから始まるのですが、研究ノートについてキノに教えてあげた師匠の話と、師匠が実際に体験した内容がまるで違っていたのは可笑しかったです。
 いや、まあ、師匠のことだからそんな穏便に済む話だとは思ってませんでしたが。

 1年のうちのある1日だけ行けるようになる国で宝探しをするために集まった旅人たちが、ある一人の死をきっかけにバトルロワイヤルを繰り広げるという話です。
 師匠たちが死なないっていうのはすでに分かりきっていることですが、単純ながら読み物としては面白い。

 しかしラストの師匠の行動は弟子にも明かしていないようですし、物語の中でも語られていません。
 でも師匠はお金だけで動く人間ではありませんから、きっと、キノに語ったように人のためにノートを使ったのではないかと私は思っています。

羊たちの草原

 これが一番記憶に残りました。
 なぜなら短いお話ながらも、あのキノがかなりのピンチに陥っていたからです。

 内容は羊に襲われる、ただそれだけ。ちょっと強いくらいの羊だったらキノにとっては食料でしかないくらいの存在ですが、その数が草原を覆い尽くすほどであれば話は別。一時はエルメスと離ればなれになる必要が出てくるほどに追い詰められてしまいました。
 昔、大勢の敵に襲われたときと違って、エルメスのサポートがなければ死んでしまったのではないかというくらいのピンチでした。運転に関してはそこまで神がかっていないのが、死にかけた要因でしょうね。

 オチはちょっと面白いけど、笑えない。
 キノとエルメスの珍しくギリギリの戦いが楽しく読めました。

 
 このお話以外では、もう長いこと既刊を読み返していないから、シズが王子だったことを忘れていて「あれ、王子だったっけ!?」ってなったりと、長期間にわたった作品だけに忘れている部分が多いことを実感させられたりしました。
 
 そしてあとがきは面倒くさくて読んでないです。
 いや、だいたい分かってますよ。だいたい読めたんですよ。


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