通信対戦を始めるに当たってwikiやその他ネット上の情報収集を解禁しました。
昔からある大手のカードゲームと違ってバディファイトには大きな情報サイトがないため、なかなか情報を集めにくいですね。それでも個人サイトなどを回っていく中で、去年大流行したゼータループというのが気になりました。
まず初めに、私のと同じような初心者の方に向けてゼータループの説明をば。
ゼータループとは、1ターンのうちに何度でも必殺モンスターをコールできる必殺変身モンスターである「ゼータ」の効果を生かして1ターンのうちに何度もアタックとコールを繰り返し、波状攻撃をしかけるデッキのことです。
特に去年の間では「リバースカル”ギルディ・ウェーブ”」のモンスターをドロップゾーンから手札に戻す効果とバトル終了時(攻撃終了時)手札に戻る効果、そして「泥鬼アイティオビコン」のバトル終了時にドロップゾーンに置けばゲージ1枚追加効果で、ゲージの続く限り延々と攻撃し続ける凶悪ループが有名になりました。
リバースカルは召喚コストがゲージ2つ、打撃力が2。
アイティはコストなしで、打撃力は1です。
ということで、ゲージ1つに対して3打点。
更に「機甲戦鬼ゼータ」の必殺モンスターが出る度に打撃力+1の効果と合わさってものすごい火力が出ることになります。
加えて特筆すべきはそのコンボの準備が簡単に整うということ。
アイティはドロップゾーンにあってもいいし、ゼータの豊富なドロー手段を考えれば4枚積みしたギルティを手札に加えることも難しくありません。
強いていえば、リバースカルのサルベージ能力の条件がドロップゾーンに4種以上のダークヒーローがいること、そしてコール条件として味方の場に誰も存在しないことに注意しなければいけないという点でしょうか。
太陽竜でもゲージ1つに対して3打点を得ることができますが、あちらはドロー手段が少なくコンボカードが手に入りにくい上、ライフ6以下でゲージ2を払って装備できるアイテム、そしてこれまたゲージ2が必要な必殺モンスターを揃えなくてはいけません。
それと比べると、いかにゼータループが簡単か(=強い)は分かってもらえるかと思います。
ただ、あまりの強さ故に今年になってからリバースカルのサルベージ能力に、「必殺モンスター以外の」モンスターしかサルベージできないという制限がかかりました。
もちろんゲーム内のカードテキストも新しいものに代わっていて、ゲージ1つで3打点という夢のようなループは使えなくなってしまったのです。
……まあ、ゼータがいる時点で1ゲージで1打点あるだけでも十分なのですが。