「プリンセスプリンシパル」全12話の感想。綺麗な1話完結が好き

 プリンセスプリンシパル、全12話を試聴しました。
 ニコニコ動画で12話一気に無料試聴できるようになったため、一気見です。

 結論を言うと、めちゃくちゃ面白かったです。


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目次

簡単な内容と感想

 
 策謀渦巻くロンドンで、主人公アンジェとプリンセスを初めとした5人の女スパイが数々の任務に挑む物語。
 
 重力制御を利用したスパイアクションから、アンジェとプリンセスの過去にまつわるサスペンス、そして息抜きのように挟まれるほのぼのとした話まで、各お話ごとに姿を変える七色のストーリーが面白いです。
 ただ、あくまでビターな味わいのストーリーが基本で、後味の悪いエンディングも存在します。
 しかし後味の悪い=納得いかない・つまらないという訳ではなく、後を引く・考えさせられる物語が多いです。
 
 
 全12話試聴したわけですが……正直1話は面白くなかったです
 というのも、この物語はCASE1~24までの内容を1話でCASE13、2話でCASE1……などとバラバラに放送されていたからです。
 そして第1話では5人がすでに揃っていて、順調な感じでスパイアクションに励んでいるお話が描かれています。
「よく分からないキャラクター達がなんかかっこ良さげなアクションを繰り広げているだけのアニメ」という印象でした。ルパン三世を、ルパンたちのキャラクターが全く分からない状態で見ているような……そんな第一話。
 キャラクターが良く分かっていないからあんまり楽しめなかったんですよね。

 しかし第二話の序盤からっと面白さが爆発しましたね。
 いやもう、個人的にはこれが1話で良かったんじゃないかと思ったくらいドキドキする面白いお話でした。

 このCASE1で、ようやくアンジェや他キャラクターの素性や生い立ち等々が理解できたため、物語にも集中してみることができるようになりました。
 やっぱりキャラクターが理解できてようやく、物語に集中してのめり込むことができますね。
 
 アンジェは嘘ばっかりつくけど、裏に一途な心を隠していたりだとか。
 ドロシーは茶化した発言ばっかりするけど、仲間想いだったりとか。
 プリンセスは真を持った、強かな女性だったりとか。
 ベアトは可愛かったりとか。
 ちせは不器用だけど優しかったりとか。

 全員大好きなキャラクター達です。
 
 
 スパイものだけあって全員に重い背景があるのですが、全12話の中でベアト以外に関しては心にズドンとくるストーリーがそれぞれに用意されていてつらかったですね。
 それもふまえて、面白いと言えるストーリーではあるんですが、特に悲しいエンディングを迎えたドロシーなんかはもう……。その次の回から彼女を見る目が変わっちゃいますよ、あれは。

 
 どのお話も好きですけど、アクションに驚かされたちせ登場回だったり、切なくも幸せなエンディングを迎える8話なんかは特に印象的でした。
 正直個人的には8話がピークです。
 悪い意味じゃなくて、本当に8話までが良すぎでした。
 
 1話と、あと正直最終話は「あれ? これで解決したの?」的な面からあまり納得できなかったのですが、それ以外はもう本当に素晴らしい作品でした。
 今期ではサクラダリセットと並んで非常に楽しませてもらいました。
 いや、すごい。

 

ラジオも好き

 12話まで見終わってから、ラジオも聴くようになりました。
 こちらのページでこれまでのアーカイブを聴けるのですが、面白ですね。
 大半はアニメと関係ないことを話しているのですが、その内容の方もとても面白いし、キャラクターに関わるいじりもセンスがあって笑いまくっちゃいました。
 
 プリンセスプリンシパル本編とは全く切り離して聴くものではありますが、うん、面白いです。

「〆サバ!」はよくもまあ、そんなこと考えるなぁ……ってね。

終わりに

 
 今期は本当に良い作品と出会えて良かったです。
 もうね、これは2期にも期待しちゃう内容ですね。2期があったらアンジェとプリンセスにまつわる話だったり、ほのぼのとしたお話をもっと見たいと思いました。
 
 円盤とゲーム、どちらかがヒットすれば……と言っていましたからね。
 ゲームはともかくアニメは内容も良かったし、2期への期待が持てるかもしれません。

 
 まだ見ていない人は、ぜひレンタルだったりしてとりあえず1回見ましょう。
 オススメです。

 それでは、この辺りで。


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