「野原ひろし昼メシの流儀」2巻の感想

野原ひろし 昼メシの流儀(2) (アクションコミックス)

塚原 洋一,臼井 儀人 双葉社 2017-05-12
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by ヨメレバ



 こちら、Googleトレンドでの「野原ひろし」の検索結果です。
 2016年からの伸びを見るからに「野原ひろし昼メシの流儀」が検索数に与えた影響はかなり大きいことがうかがえますね。最近も落ち着いてきたとは言え、前よりは人気の検索キーワードとなっているようです。

 ちなみに2015年の伸びは「ロボとーちゃん」かと思ったら、その映画は2014年だった……。

 
 


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目次

感想

 
 サラリーマンのグルメマンガということで、特に大きな変化もなく1巻と同じような構成になっていました。
 というか「川口のやつ」が出てくるのとか、なぞの妄想少女回とかまで1巻と同じでした。妄想少女はただ1回のネタだと思っていたのでなんだか笑えましたけど。
 
 
 ただ、2巻にもなってくると「野原ひろしが何か食べて『うまーい』と言う」という流れに対してちょっと飽きがきてしまった感が個人的にありました。なんというか、自分で作ったナポリタンにまで「うまーい」って言ってるのを見たら特にそう感じてしまいました。
 もちろんただ食事をするだけでなく、まんぷくの中で唐揚げをどうやって食べていくかとか、自分が食べているものより川口の食べているのものの方がおいしそうだというコメントをしていたり、ずっと「うまーい」ばかり言っているわけではないんですけどね。
 ……これも野原ひろし効果の限界か。私は「野原ひろし」というキャラクターに惹かれて1巻を楽しめたわけですから、その成分に飽きた時にグルメマンガとしてこのマンガを楽しめるかどうかなんでしょうね。そうなると、個人的にはこのマンガは「雑誌で読むなら楽しみにするけど、単行本を買うほどじゃない」くらいの立ち位置にある感じがします。
 
 しかし唐揚げ回では最後に邪道みたいな気持ちで唐揚げにシオを振っていましたけど、正直ホットモットの塩唐揚げ弁当とか定番中の定番じゃないんでしょうか? むしろマヨの方が気になるんですが……。

 


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「「野原ひろし昼メシの流儀」2巻の感想」への1件の返信

  1. 北九州市漫画ミュージアムに「野原ひろし昼メシの流儀」漫画単行本1~4巻を寄贈しました。すごいだろう?。

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