まんがタイムきららとは何か

私が数年前から読んでいる雑誌に
まんがタイムきららというものがあります。
これは週刊少年ジャンプやらと同じ漫画雑誌という
扱いになりますが、
客層は大きく変わります。
いわゆる萌え漫画という。
あと、基本的にまんがタイム系列の雑誌は
4コマ漫画が中心です。
月刊の雑誌で、私が買っているのは
無印のきららときららキャラットの2つになります。
さて、この雑誌にはどんな作品が連載されているのでしょう。


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ところで有名な少年誌である
ジャンプとかマガジンとかサンデーとかには、
ある程度世間の情報を収集できる人なら
誰でも知っているような作品がいくつかありますよね。
ワンピースとか、コナンとか、進撃の巨人とか。
まんがタイムきららには、そういう作品はありません。
私は深夜アニメの情報を実際に視聴するかどうかは別として、
ざっと調べたりします。
でも、そういうのが世間のスタンダードではないわけで、
社会現象になった深夜アニメ、
けいおんやまどかマギカ、ラブライブを名前だけ聞いたことがある
って人が大勢います。
いや、深夜アニメが一般ニュースの時間帯に
名前が上がるってだけで、時代は変わったものだと思いますが。
で、まんがタイムきらら。
けいおんを抱えていた雑誌です。
まどかマギカのキャラクターデザインも、
蒼樹うめ先生という、キャラットの方の看板作家です。
と、まあ、芳文社さんは深夜アニメ業界には
めっぽう強いということです。
しかしそれでも一般的には
まんがタイムきららという雑誌を認識すらしていない
人の方が多いですがね。
本屋にも積まれることはめったにないし。
それではまんがタイムきららの方から有名作品を
紹介していきましょう。
○ゆゆ式(作 三上小又)
アニメ化された作品ですね。
何というか絵に特徴があって、
初めて紙面で見た時はTHE アニメ絵 ってな風に感じてしまいました。
実際アニメと漫画とで絵の印象はあまり変わらない。
これって結構珍しいことだったり。
内容は女の子3人がパソコンで調べた豆知識を基にお喋りするものです。
女の子3人というと、完全に甘ーい雰囲気を想像させますが、
主人公格のゆずこは女の子だけど、笑いのためなら体張るよ!系。
一か月に一回くらいは3人で大笑いしています。
絶妙なタイミングでキャラクターが笑うので、
つられてこっちも噴き出してしまうということが多々あります。
○あっちこっち(作 異識)
アニメ化された作品。
というかアニメ化されてない有名作品はそもそもほぼ存在しない。
人間にも動物にもモテモテゆるふわ男子、伊御くんを中心に据えた、
ほっこり漫画。
この作品も好きだけど、語りづらい。
登場人物たちに流れる雰囲気自体が作品の魅力です。
だから好きになれない人は最後まで好きになれないのかな、とも。
○三者三葉(作 荒井チェリー)
知る人ぞ知るご長寿漫画。春からアニメ化です。
未確認で進行形、などの作者さんですね。
未確認で進行形がアニメ化されるとなったとき、
ファンの間ではなぜ三者三葉でないのか、
いや、これはそのうち三者三葉がアニメ化されるフラグだ。
との噂があったとか。されましたけどね。
元お嬢様の葉子さま
腹黒委員長の葉山ちゃん
食いしん坊かつ物語進行役になることが多い小田切双葉
この3人に葉子さまの元執事、山Gを加えてお送りするギャグマンガ。
まさにレベルの高い萌え4コマといったところでしょうか。
2004年に一巻が発売されましたが、
ジリ貧になって終わることの多い萌え4コマとしては
ものすごい長さの連載です。
アニメがどうなるかはともかく、おすすめの作品です。
続いてきららキャラットから。
○ひだまりスケッチ(作 蒼樹うめ)
蒼樹うめ先生の作品ですね。シャフトがアニメを作ってました。
高校の美術家に入学したゆのが入居したひだまり荘での日々をつづった作品です。
初めは美術科をテーマにした4コマですが、
作中にも時間の流れがあるのがポイント。
先輩たちとの別れとか、成長とかを味わえる一作です。
○キルミーベイベー(作 カヅホ)
完全ギャグ4コマ。
殺し屋のソーニャと
おばかな折部やすなが毎回くだらないけんかをする作品です。
いや、ほんとに毎回けんかしてるだけの気が……。
ちょっと設定を変えればコロコロコミックとかでも連載できるんじゃないかと
ひそかに思ったりもします。
○Aチャンネル(作 黒田bb)
ハイパー天然っ子のるんちゃんと
るんちゃん大好きなトオル(女の子です)に、
るんちゃんの同級生2人を加えたメンバーで送る高校生日常4コマ。
アニメ化される作品は大抵ギャグのセンスがよいのですが、
この作品は普段は比較的クールなトオルを通して見た
周りの人の姿が個人的には好きです。
紹介文にある程度には天然のるんちゃんが取る行動も面白いですがね。
○NEW GAME(作 得能正太郎)
春からアニメ化の作品。
去年あたりにステマ騒動やらなにやらあったようで、
その機会に沈むことなく浮き上がってこれた作品。
今日も一日、がんばるぞい。
この言葉がネットで広まっていたそうなのですが、
私自身は波に乗っていませんでしたね。後から知りました。
ちなみに今のは、作中で一度だけ主人公の青葉が発したセリフです。
青葉は女子だけのゲーム会社に入社した新人で、
高卒なので年もまだまだ若く、
社会人としても製作者としてもあわただしい面が目立ちます。
大概萌え4コマと称される作品に成長要素はないのですが、
この作品ではゲームが出来上がっていく過程とともに、
青葉が少しずつ成長していくのが面白かったりもします。
百合要素、というのも結構ありますね。青葉自身はまったく関係ないけど。
とりあえず、有名どころは以上です。
アニメを見る人はこの春に三者三葉やNEW GAMEが面白かったら、
漫画好きも気になる作品があったら
雑誌を購入してみて損はないと思います。
しかし作品について文章書くって結構疲れるなぁ。
そこそこの時間もかかるみたいだし。
これまで自分が読んでたブログの作者はこの作業を
雑誌発売から数日で完成させていたと思うと、なんだか尊敬しそうです。
追記
引用に値するかどうか(引用であれば著作権に関わらず画像を使用できる)が
微妙だったため画像を削除しました。


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