まんがタイムきららキャラット2016年8月号の感想

 まんがタイムきららの感想を書かないままキャラットの感想を書いてしまいました。
 ……帳尻を合わせるために次回の無印きららは2つ分の感想を公開しなきゃですね。(今後更新しなければいい話では、とか言わないで)

 表紙は今月からしばらくNEW GAMEです。
 来月からは付録も付くので、NEW GAMEファンは買い逃さないように注意しなければいけませんね。

 右上の吹き出しさんのコメントは「天パVS梅雨」との発言。
 前もいつか天パ発言があった気がするのですが、担当者さんは天パなのでしょうか? 私も天パなので気持ちは分かりますがね。


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 今月も個人的にはまちカドまぞくが一番面白かったです。
 ここ最近でちびちび進んでいたストーリーが大きく進展しているのですが、これが一段落したらどうなってしまうのでしょう。
 まさか終わりませんよね……? ね?

 それから、今月号はまちカドまぞくの作者、伊藤いづも先生によるNEW GAME制作現場取材レポートが掲載されています。分量はたっぷり8ページ。しかもコマ割が細かくて、ページ数上に濃い内容となっています。もしこれが何かの拍子に単行本に収録されたら小さくて見にくいくらいに、細かいところまでネタたっぷりです。
 この細かさは、ざらさんの「わがままDIY」レベルでしか見たことがない……。
 最後までチョコたっぷり、最後までチョコたっぷり、最後までネタたっぷり!(最近の子、分かるかな……)ってくらいにやる気のこもったレポートなので、まちカドまぞく本編共々面白かったです。

 

まちカドまぞく(伊藤いづも)

 今回はシャミ子のお母さんとの対話を通して町の秘密や、シャミ子やその家族の過去などが一気に明らかになりました。
 そしてついにシャミ子のお父さんの正体が明らかに……! 驚愕の内容に思わず吹き出しました。いや、ある意味ホラーなくらいの真実だったのですが、お母さんの対応とシャミ子の反応がやはり物語に影を落とさせはしません。

 桃の義理の姉、千代田桜がお父さん封印の謎にからんでいることもあって責任を感じた桃ですが、次回、シャミ子は桃の心を完全に開くことができるのでしょうか。
 あれだけ色々なことを通して、シャミ子と桃は、今や対等な友達になっています。
 複雑な状況を乗り越えて、また2人で笑い合えるのを心から期待しています。(まあ、桃は基本的に笑わないけれど)

NEW GAME(得能正太郎)

 今月も二本立て。
 合計ページ数はこっちの方が上ですが、レポートが非常に濃い内容だったのを考えると、伊藤先生の方が今月はたくさん描いていましたね。
 ですがNEW GAMEは普段から二本立てが多いので、やっぱり得能先生の作業量はすごいと思ってしまいます。(月刊連載ではあるものの)

 一本目は前回からの続きでコンペ大会。
 まさか一本目の時点で終わるとは思っていませんでしたし、内容としても普通にコンペしていたみたいなのでちょっと予想外でした。
 もちろん事前から分かっていたように八神さんには勝てませんでしたが、青葉の一生懸命はきっと成長につながっているはず。それに合わせて、八神さんも八神さんで青葉の本気を受け止めてあげられるように成長したのではないでしょうか。

 二本目はねねっちの話です。
 イーグルジャンプにアルバイトとして入社するとねねは決めたようですが、うみこさんは青葉を面接に連れてきたりとちょっと面白がっていますね。……なんとなくうみこさんは社内で取っつきづらく思われている節もありそうなので、ねねという親しい後輩ができてちょっと嬉しそうに思えるのは私だけでしょうか。
 

ブレンドS(中山幸)

 相変わらず私の好みの絵柄と勢いのあるネタで、今月も面白く読ませていただきました。

 すっかりメンバーの一人としてなじんできた神崎ひでりですが、今日は美羽さんと偶然出会ってお買い物。端から見ると普通の女友達ですけど、性別だけ考えるとデートみたいなもんですよね。ひでりが少しだけ男らしさをだす場面があるのですが、……まあやっぱりデートには見えないです、はい。
 適度に失礼なひでりとそれを見事にあしらう美羽さんの会話はテンポが良くて気持ちが良いですね。
 そして相変わらずぶれない真冬さん。
 今回はひでりがだいぶいじられていましたが、秋月さんと絡んだときは逆に日照りがいじる側に回っていたりと、キャラクター同士の関係性が見えて面白いですね。店長、苺香、真冬さんの3人は誰と絡ませてもぶれませんけどねぇ。

平成生まれ3(ハトポポコ)

 果たして今月が最終回なのか、それともまた最終回詐欺なのかと疑っていたら、本当に最終回でした。

 最後は佐藤が生き生きしていますね。こう、卒業式の良い雰囲気を台無しにしてみたり、不意に良いこと言って中川さんを泣かせようとしてみたり。そして最後は「お前が言うなっ」と思わずツッコみたくなるセリフで幕を終えます。
 キャラットのギャグ枠2作目(1作目ははるみねーしょん)が終わってしまうのは残念ですが、また違う機会にハトポポコさんの作品は見てみたいですね。ギャグの切れが良い。

ごきチャ(るい・たまち)

 ついに終わってしまったGの擬人化四コマ。
 結局、物語の中で人間のお友達はできませんでしたが、ちゃばちゃんやショコラと一緒にこれからも仲良く生きていくんでしょうね。ごきチャの悪意なき心は、結構な癒やし要素としてこれまで楽しませてもらいました。
 一発ネタのようで、5巻まで出すことができたからすごいですよ。できればまだまだ続きを見ていたい想いはありますけどね……。
 物語の終わりはどこか寂しくなるようなもの。マンガチックで、詩的で、終わるのが惜しくなるような締め方でした。
 お疲れ様です。

 さて、今月はこれにて。
 ひだまりスケッチ、へんてこバスと飴玉くるりは休載ですが、他の作品は今月も順調に掲載中です。
 次回は3号連続NEW GAME表紙+付録の第一弾。まずはクリアブックカバーです。
 三者三葉と同じように付録を付けていくなら9月にクリアうちわを付けることになるのですが、9月の末にうちわってもう必要ないですよね。別のものに置き換わるのでしょうか?(まあもともと使うつもりはほとんどありませんが)
 それからゲストで出てきた「宝くじで10億~」が再ゲストに登場です。1話目を酷評してしまいましたが、2話目はそこそこ、面白かったと思います。……この調子でいくと連載開始しそうな流れですね。果たして。
 あと、次はアフレコレポートマンガをすわっぷすわっぷのとめきちさんが描くそうです。伊藤先生だったり、無印きららのねこうめ先生だったり、ここ数年で人気が出てきた漫画家さんを取材には採用していますね。
 次にアニメ化されるとしたらまちカドまぞく、すわっぷすわっぷ、無印ではこはる日和や箱入りドロップス、スロウスタートあたりでしょうが、どうなるんでしょう。まあ、今挙げた5作は単に私のお気に入りなのですけどね。ただ、ゆゆ式やNEW GAMEよりも絵柄がアニメに向いていなさそうな作品が多いので、上手くいくかは知りませんがね……。

 そうそう、ゆゆ式のスペシャルアニメが政策決定だそうです。さすが無印の看板……。

 以上。次回も楽しみにしています。


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