あらすじ
オカルト系ブログ「キリキリバサラ」を運営する引きこもりクズニート「ガモタン」こと我聞悠太は、ブログスタッフで自称ガモタンの使い魔である「りょーたす」と共にネットで人気のJK占い師「みゅうポム」の元を取材と称して訪れる。
(公式サイトより引用)
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目次
アバン
ガモタンの独白で始まる物語の始まり。
水の底、月明かり、というワードからまるでガモタンが水の底からたくさんの人の死体を眺めているように聞こえる。映像では下から見ていた姿と上から見た姿が映し出されていました。
たくさんの人。
3月1日(火)早朝、井の頭恩賜公園の井の頭池でたくさんの人の死体が見つかります。
原作も何も見ていないので分からないが、これはおそらく1話からほど遠くない未来で起こる出来事なのではないでしょうか。もしくは、過去か。
何にせよあんなに大勢の人間の死体が見つかるのは尋常なことではない。
殺人としてはあまりに現実的でないため、集団自殺辺りが濃厚かな?
でもオープニングの歌詞に登場する「善なる究極の悪」なんていうフレーズからも、この事件を操っている犯人がいることは間違いなさそうです。
OP
かっこいい。
フレーズそのもののかっこよさもあるし、テンポもまさにアニメのオープニングとして私の好みにド直球なアップテンポであり、物語への期待を感じさせてくれた。
ガモタンの独り言
2月22日(月)。これは何年の設定なのかは明示されていないが、閏年であれば先ほどの3月1日は確かに火曜日になり得る曜日設定。おそらくこの一週間後までにガモタンはあの事件に巻き込まれていくのだろう。
アフィブログって知ってますか?
はい、知っています。
というか、このサイトもアフィブログです。広告貼ってますからね。
まあ、ガモタンが言ってるように非常に稼ぎとしては雀の涙なんですけど。
そしてマスター和泉、登場。
果たしてここはどこなんだ? という疑問は沸きますが、まあ見た感じ客の少ない寂れたカフェですね。マスターとガモタンの仲はかなり良さそう。
ダサダサのダッフルコートとか、独り言のことをいじるのは、さすがにただの店主と客の関係ではやり過ぎですからね。
ちなみに鼻の描写なんかからこのアニメのイケメン指数は計りづらいんですが、公式設定によるとガモタンの独り言通りガモタンは本当にイケメンの部類に入るようです。どちらかと言えば、ですけど。
そしてきっと今後重要になってくるキリキリバサラの説明も入りました。
一番最初にアフィブログっていう性質が目立っちゃいましたが、このブログにはオカルト系の記事が集まり、それを皆でキリキリ論破していくという趣旨があるんですね。
このオカルトまとめサイトという特徴が、今後多くの登場人物を呼び寄せることになるのでしょう。
そしてりょーたすが店内にやってきます。
りょーたすは数あるアニメでもまれにしか目にすることができない巨乳の持ち主。言動を見るにかなりの不思議っ子で、実際ガモタンと組んで行動していること事態もあんまり普通ではない感じです。
その頃、多くの登場人物
テレビには橋上教授が登場。
橋上教授は心霊現象、超常現象の研究団体であるSPRの所属のようで。シュタインズゲートにおけるSERNのような黒幕にもなり得るので、ちょっと覚えておきたいですね。
ただし日本の研究者からは、現実と向き合っていないということで、かなり疎まれているよう。
一方その息子の橋上サライはそんな父親の言動の真意を測りきれず、苛立っていました。彼の脳裏に思い浮かぶのはネット上で大人気の占い師、みゅうポムから「父親に会う」ように言われたこと。一体どういう意図があるのか、現時点では全く分かりません。
ただ分かっているのはキリキリバサラのユーザーであるということ。しかもキリキリ論破していく側のユーザーみたいです。
そして橋上教授の講義は休講。
サライは掲示板の前にいた西園梨々花から、意味深な一言を言われます。
月刊ムムー編集部では、澄風桐子が編集長から橋上先生の原稿を受け取ります。編集長が橋上教授の家に原稿を取りに行ったとき、その家には橋上教授のお母さんがいたとのこと。
ただ、橋上先生の母親はすでに亡くなっている。
果たして編集長が出会ったのは一体誰なのか。オカルティックナインというタイトルからもオカルト要素は登場すると思いますが、この謎の女性は本当に幽霊なのか。
なお、桐子もキリキリバサラのユーザーのよう。
おそらくこの物語のほとんどの人物はキリキリバサラを見ていることが共通点として出てくるのでしょうね。
そしてマスター和泉の店のテレビには、サライに助言もしていた相川美優羽が映ります。テレビ番組「知らなきゃ損だPOM」に出演していたことから、ガモタンはここでみゅうポムというあだ名を(勝手に)付けてしまいます。
程よい。程よい。とガモタンは繰り返しますが、えっと、胸のことを言っているんですかね。もしくはAKBのように身近にいそうな可愛さという意味か。
けれど見た感じこのアニメの中でも一番可愛いキャラなんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。……まあ、好みか。
更に場面が変わって登場するのは紅ノ亜里亜。全身をゴシック調の服で包んだ、黒魔術代行屋の少女です。
黒魔術代行屋という仕事自体も怖いけれど、実際に怖いのはある男を呪い殺して欲しいと言って、更にその人に関する数々の情報を知り尽くしている依頼人の方にも思えてしまいます。まあ、どっちもどっちですが、黒魔術というのはまさにオカルトの定番ですね。
そして謎の人物、「喪黒福造」からのメールには橋上教授と悪魔の数字の666、そして郵便番号マークが書かれていました。
というのに注目していたらいきなり男の人の声が聞こえてきてびっくり。
現れたのは、透明人間……? 姿の見えない男の名前は日下部吉柳と出ていますが、亜里亜からは悪魔さんと呼ばれていました。
彼に連れられ玄関に出ると、亜里亜の家の郵便受けには髪の毛が入っていました。
それはおそらくキューティクルぅーな髪。
ガモタンとりょーたすの出会い
半年前、ガモタンはスカイセンサーを手に電波に乗って飛び交う言葉を拾っていました。
そこで乳に、いや、急にりょーたすが現れ、わけも分からぬ間にお互いのニックネームを決められ、銃を撃たれて。と、完全に一方的な出会いではありますが、この二人は知り合うこととなりました。
りょーたすが銃を撃っているとき、毎回何かを叫んでいるんですけど上手く聞き取れないんですよね。
最初は「EC銃!」って言っているのかと思いましたが、どうやら銃の名前は他に決まっている様ですし、これは原作を読むしか確認する方法はなさそうな気がします。
いししゅ? いーしーじゅ?
みゅうポムとの出会い
まあそんな適当な出会いではありましたが、ガモタンはガモタンで独りぼっちだったのでその出会いには運命を感じて喜んでいるようです。
半年後にはすっかり慣れ親しんで、お互い相棒って感じですね。
恋心があるのかどうなのかは、ガモタンの態度からはよくわかりません。
一番大事なのはりょーたすっぽいけど、ミーハーにもみゅうポムを生で見ようと学校に訪れたり、そういうのを隠すつもりはまるでありません。キリキリバサラのメンバーに加えたいからっていう名目があるからかもしれませんが、それにしてもデレデレです。
そんな合間に橋上教授について何かを知っていそうな森塚駿が登場します。なお、今週の出番はこれだけ。お疲れ様です。
みゅうポムは「未来が開ける」という理由から自分からガモタンに付いてきました。
そんなみゅうポムにガモタンはアフィブログ成長のためにたくさんの注文をします。それに対してはさすがにみゅうポムも引き気味だったり、やっぱりガモタンのかなり微妙な性格にはりょーたす以外は付いていくのは難しそうです。
みゅうポムはかなり芯の強そうな子で、ガモタンにも結構ズバズバ発言するのが面白い。ガモタンはどちらかと言えばボケ要因というか、ちょっと常識とズレた発言を多々繰り出しますし、りょーたすはそれ以上にツッコミができない性格ですから、ストッパー役としてみゅうポムが加わったのはバランス的にも丁度良いですね。
橋上教授の死体発見
橋上教授の元を訪ねたガモタンですが、かっこいいナイフみたいなのを、しかも血の付いたナイフを触ってしまいます。ナイフには指紋べったり、手には血がべったりです。
……もはやこれは、最悪の物語の幕開けですね。
しかもその橋上教授の元を訪れる原因となったのはりょーたすの強い一言があったからであり、どうにも裏がありそう。
りょーたすが悪人という訳ではないでしょうが、あの勧めは確信犯でしょうから、彼女の本音、これからの行動には興味がそそられます。出会いからして不自然なものでしたし、やっぱり何かあるんでしょうね。
まとめ
第一話はまだ物語が起こる前触れとその始まりだけが描かれた序章に過ぎませんから、第二話以降の展開に期待したいです。けれどそれでも会話の運び方、テンポなんかは聞いているだけで楽しめたので、今後のお話はどのように進めていくのか期待できそうです。
ガモタンは現実にいたらかなり仲良くしにくい人種ではありますが、主人公としてはまあ特徴があって好感が持てます。アフィブログを運営する自称高校生ニート(ニートではない)という他の作品をあさってもなかなか出てこない欲望丸出しな人間ですが、事件に巻き込まれる中でどんな顔を見せていくのか楽しみです。
というかたぶんこれ、物語が激化して行くにつれてキリキリバサラのアフィブログ要素は忘れ去られていきそうですね。
事件に巻き込まれながらもお金を稼ごうとしている余裕はないでしょうし。
さて、まずは怒濤の展開の1話に引き続き、第2話の冒頭が気になるところ。
完璧に容疑者候補のガモタンはどうなってしまうのか、早く続きが見たいです。