きらら☆マギカ(25) 2016年 05 月号 [雑誌]: まんがタイムきららキャラット 増刊
- 作者:
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2016/04/09
- メディア: 雑誌
きた、来ました。きららマギカの25号です。
蒼樹うめ先生の表紙が、新作映像を意識したものになっています。わくわくが止まりませんが、今月はそれだけではありません。
ハノカゲ先生のまどか☆マギカ魔獣編が約70ページにわたって掲載されています。最初にそれを確認したときの圧倒的ボリューム感には驚かされました。
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そもそもきららマギカは基本的にアンソロジー作品ばかりで、基本的にはまどか☆マギカ関連のものなら何でも大好きという人や、各作者のファンでない限りは好んで買おうとしないと思います。
私はまどか☆マギカは好きですが、二次創作はそこまで深く収集したいとは思っていません。とはいえアンソロジーコミックも買っていたのですが、引っ越しの際に一部を処分してしまう程度の愛着しかありませんでした。
まどか☆マギカは好きだけど、それはまどか☆マギカが心に刺さる作品だったから好きなのであって、まどか☆マギカという名前を使ってるから好きなのではありません。もしまどか☆マギカという名前の作品が面白くない作品だったら私はまどか☆マギカを好きになっていないはずです。であれば、本編ほど二次創作に気持ちが向かないのも当然ともいえます。
ただ、あくまで私の行動原理にのっとればという話ですけれど。しかもそう言っておきながら二次創作作品も読むんですけれど。
まあそんなわけで、一時期はきららマギカへの気持ちはだいぶ冷めていました。
そう、まどか☆マギカ魔獣編が連載開始されるまでは。
本編、新編のコミカライズを手がけ、ドラマCDに続く物語を描ききったハノカゲ先生の今の連載作品が、まどか☆マギカ魔獣編です。
本編の終了時期(円環の理誕生後)から新編までの物語を描く作品なのですが、これがもう、どきどきの連続です。
本編と新編の間には、少なくない時間の断絶がありました。魔女の代わりに魔獣が存在する世界でほむらがどのように過ごしていたかというのは、これまでの映像作品からは想像することしかできませんでした。
弓は?
魔獣は?
時間操作は?
その答え合わせと言えるのが 、魔獣編だと思っています。
今回はいよいよあの人が登場してきました。
本編、新編ともにほむらは苦労を味わってきたわけですが、魔獣編でも多くの苦難がほむらを襲います。しかも本作では精神的に非常に苦しめられています。見ているこっちが悲しくなるくらい、ほむらの絶望がふくれあがってきているのを感じました。
特にあの人の言動には、胸をえぐられますね。
今後ほむらがどうなっていくのか、次回が気になります。すでに3回ほど読み返してしまいました、次回も大量のページ数だとうれしいですね。
新作映画は速くても来年でしょうから、それまでは魔獣編だけが楽しみです。
魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編] (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編] 2 (まんがタイムKRコミックス)
まどか☆マギカ好きには絶対におすすめの作品ですね。