私はカビゴンがたくさんいるポケモンの中では結構好きな方です。
ゲーム内でレート対戦するときに使用するポケモンを育てるのってけっこう面倒だと思うんですが、そのため私はそこまでたくさんの種類のポケモンはレートで使ってきていません。少なくとも同じ時間だけネット対戦を視野に入れてプレイした人に比べれば、私の持っているポケモンの数は少ないことでしょう。
しかしそのどちらかと言えば少ないメンバーの中には、初期の頃からカビゴンが加わっていました。
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目次
これまでのカビゴン
カビゴンと言えば特殊技に対する高耐久と、高い物理攻撃力が魅力のポケモンでした。
もちろん昔はフィールドで眠っていて道をふさぐポケモンとしての登場が印象的で、対戦に限らずなんだか特別な感じがするポケモンではありました。だからこそ本格的にネット対戦をするにあたって最初の頃に使いたかったポケモンとして、カビゴンの存在がすぐに思い当たったのです。
実際の対戦では、私はカビゴンをねむねご(ねむる+ねごとで回復しつつ、運を絡ませながら殴っていく戦法)使いとして使用していました。
他の技はおんがえしとじしん。広い範囲に攻撃していきます。
運用としては相手の特殊ポケモンに対して繰り出していき、とりあえず殴ってくのが基本となります。相手が居座ってきても、紙耐久のエースポケモンならほぼ倒せますし、そこそこの耐久があっても特殊ポケモンなら大抵はねむねごで押し切れます。
……まあ、後続に深手を負わせるのは難しいかもしれませんが、その時点で役割くらいは果たせているでしょう。
相手が交換してきた場合は高火力のおんがえしを浴びせることができます。
ただ、人気のゲンガーに対して弱いことがあって、いつの間にか使用をやめてしまいました。
おんがえしもじしんも効かないし、いったいどうしろと!?
……んー、いや、でも、ゲンガーからも有効打はないわけですし、もしかしたらねむり状態でねごとを使わないでいればPP切れで倒せる……のでしょうか? ぐ、思い出せない……。私は勝手に負けたと判断していたの……でしょうか。
なんかよくわからなくなりましたが、ハッサムに積みの起点にされるのが嫌だったのかなんだったのか、私はいつの間にかカビゴンを使わなくなっていました。
でもサンムーンのカビゴンは新たなZ技をひっさげて帰ってきたんですよ!
サンムーンのカビゴン
サンムーンから登場する、メガシンカに似た新たなる要素としてZ技があります。
Zストーンを持たせたポケモンがバトル中に一度だけ、強力なZ技を使うことができるというシステムです。
メガシンカと違って一度発動したら効果は終わってしまうため、相手ポケモンの全抜きなどは期待できませんし、おそらく発動したら先制技になる。なんてこともないでしょうから、すばやさの遅いポケモンは使いどころが難しそうではありますが、サンムーンの目玉となるほど強力な技には違いありません。
まあ、相性差を覆すほどの強力さはないでしょうがね(あったらゲーム崩壊だ)。
メガシンカがポケモンを強継続的に強化するシステムだとすれば、Z技は一点突破の限界突破、瞬間的な能力向上を促すシステムなんじゃないかと思っています。(イーブイのZ技は能力ランクを上げる技なんですけど、これは例外と考えてもいいですよね……。さすがにイーブイで戦うのは難しいのでは?)
まあ、自信過剰ボーマンダでZ技を使えば継続的な能力向上にもつながりそうですけど。
そんなわけでサンムーンのカビゴンはこれまでにない高火力を発動し、もしかしたらクレセリアを無理矢理突破できたりするのでは……!? なんて個人的には期待しているんですが、そこまでのものでもないのかもしれません。
でもそんなカビゴンの情報を集めてみたら、なんだか見覚えのない情報がネット上にあふれているのに気がついたんですよね。
というのも、「カビゴンのZ技はギガインパクトが変化したもの」と、多くのサイトで書かれているのです。
でも情報源を探そうにも公式サイトにはそんなこと書いてませんし、ニンテンドーダイレクトで初出の情報ですし、他にどこに正確な情報が出てくるのか……ってずっと分からないでいるんですよね。
他にあり得るとしたらコロコロコミックにそう書かれていた、とかですけど、どこのサイトも当たり前のように「ギガインパクトが変化」としか書かれておらず、ソースが全然見当たらないんです。
だから個人的にはまだギガインパクト変化説を信じられないんですけど、誰かソース知ってたら教えてくれませんかね……。
だってこれってかなり重要な情報ですよね。
ギガインパクトが変化した技だっていうなら、Z技を使うには持ち物を固定される+技を固定されるというハンデを負わなければいけないんですから。
持ち物に関しては、実は過去作では持たせるものがなさすぎて結局シルクのスカーフを持たせているくらいでしたからいいんですが(というか、だからこそ持ち物を使って発動できるZ技に期待した)、カビゴンの技の枠が一つ、ギガインパクトで埋まってしまうとしたらそれはあまりにキツいです。
特殊相手に繰り出したときに気軽に使える技ではありませんし、ねむねごでねむり状態が終了する直前に発動してしまったらさらに行動できないターンが増えてしまいます。
ですからZ技を使うメリットが霞んでしまうんですよね、この情報が本当だと。
それにカビゴンだけが特別とも思えませんし、ピカチュウやイーブイ、ライチュウにも技の固定が定められてしまうことになります。
早期購入特典だから使いにくくしたとかなら分からなくもないですが、メガバシャーモのことを考えるとどうにも納得しがたいです。
とまあ、そんなことが気になって仕方がないのでした。
ギガインパクトが固定でなければ、相手が物理受けに交代してきた次のターンに強力な攻撃をお見舞いして計算を狂わせてやりたいものですけど。
追記
本当だったぁああああ!
……一体どこから情報が漏れていたんでしょうかね。
対戦での使用は難しそうですが、できることなら使ってみたいものです。
ただ、問題となるのが「ギガインパクト」という使いづらい技と「カビゴンZ」という持ち物の両方を採用しないといけない点ですね。
持ち物の固定によりカビゴンの強い構成である
・ねむカゴ型
・とつげきチョッキ型
が使えなくなります。
そして「ギガインパクト」を使ってしまえば1ターン行動不能になるため、「ねごと」で「ギガインパクト」発動の危険がある
・ねむねご型
もほぼ使用不可能となります。
となると使いやすいのは技構成が
・ギガインパクト
・通常ノーマル技
・じしん
・あくびorのろいor攻撃技
あたりのカビゴンなんじゃないかなぁと思います。
「のろい」や「あくび」を搭載したカビゴンは育てたことがないので、どれくらい活躍できるかは分かりませんが。
まあそれでも、サンムーン環境では前よりもカビゴンが使いやすくなることは想像できます。
前作ではメガガルーラが猛威を振るい、みんながメガガルーラ、つまりは耐久がそこそこあるノーマル物理アタッカーの対策をしていましたから、環境が変われば、前ほど風当たりは強くないはず……。
……結局メガガルーラが一番強いってことになれば依然カビゴンにはつらい環境になりそうですが。
追記2
……カビゴンZは、ちょっと使いづらいですねぇ。
今回は、のろい型カビゴンを育てて見たいと思います。