ついにスプラトゥーン2が発売されましたね。私ももう、嬉しさのあまり時間を忘れてプレイしてしまっています。
今回はスライドの使い方が分かってきたため、まだ発売当初で完璧とは言えないものの、ある程度使えるテクニックについて紹介していきます。上記の動画で触れたことを、改めて詳しく文字にする……という記事ですので、上の動画で全部分かった、という人は別に見なくて良いかも?
本題に入る前に言いますが、スプラマニューバーはやっぱりスライドありきのブキです。
スライドがないスプラマニューバーは、スプラシューターなどに射程で負ける短射程のブキですし、集弾性が悪くキルスピードも遅いです。塗るスピードが速いと言っても、プロモデラーとかの方が速いです。
まあぶっちゃけ言えば、スライドのないマニューバーではスプラシューターに勝てる要素が思い当たらないです。
射程も、キルスピードも負けていれば、塗りのスピードだってそんなに変わりません。
ガチマッチで担ぐなら、やっぱりスプラシューターの方が万能です。
そしてスライドも、使いこなせなければまったく価値のないなまくら刀で終わってしまいます。
ですからマニューバーを使おうというなら、やはりスライドを使いこなせてナンボなのです。
実際は、いかに使いこなしてもスライドがスプラシューターに負けている要素を取り返せるだけの長所となるかは未知数でしかありません。
しかしこのスライドというのはマニューバーが強敵たちと戦うために許されたたった一つのブキなのです。
せいぜい刀を磨いておくに越したことはないでしょう。
……まあ、ぶっちゃけ楽しいですからね。スライド。
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目次
基本のスライド
基本のスライドは、敵に対して横にスライドし、エイムをずらしつつ撃ち抜くというものです。
ポイントは
・スライドは1回
・敵と自分を結ぶ線に、垂直に移動
・スライド後にエイムが合うように準備
この3つです。
スライドが1回というのは、2連続で可能なスライドを1回で止めておくと言うことです。
これは極力無駄な時間を減らすために必要。
スライドは派手だけど、結局やっていることはただの移動なので、もちろんその間にも敵から攻撃を受けます。ヒーローの変身シーンと違って相手は血も涙もないイカたちなのですシクシク。
というわけで、無駄に長時間スライドに時間を割いても自分の首を絞めますし、エイム合わせも大変になります。
基本のスライドは相手のエイムをずらすために行うので、それなら1回で十分と言えば十分です。
相手はスライドを予期できず、こちらはどちらにスライドするかまで事前に決められるので、相手がよっぽどの反射神経とエイム力でなければ1回のスライドでこちらはだいぶ有利に撃ち合えるはずです。
また、スライドを1度しか使っていないと言うことはもう1回スライドが使えるということでもあります。緊急の時に問題なく使えるという点もグッド。
敵と自分との線を垂直に移動するというのは、的と自分を結ぶ線上をスライドしたって敵のエイムはまったくブレないからです。
普通にスライド中に爆発四散する。
というわけで、なるべくエイムがズレるように直角を意識して、相手から避ける成分のベクトルを増やしましょう。あれよ、sin(x)分が実質の移動幅っていう、あれよ。
スライド後にエイムが合うように準備する、とは、左にスライドするなら最初からエイムを相手の右に合わせておく、もしくは右にスライドするなら相手の左側にエイムを合わせておく、ということです。
スプラマニューバーの射程では、1回のスライドでもジャイロでエイムを合わせ直すのは結構大変です。
もちろん相手がそうなってしまうのを狙ってやるわけですから、自分までエイム合わせに四苦八苦していてはどうしようもないわけです。なまくら刀です。
というわけで、スライド後の集弾性が良くなった状態において一気に相手を倒せるように、あらかじめエイムを合わせておくべきだという話です。
逆に、相手がいきなり登場してエイムが合っていない……という状況ではエイムが合うような方向にスライドするべきだ、ということでもありますね。
時間稼ぎ+エイム合わせのアシストにもなりますから、かなり有用。
とっさに出せるように練習……というのは試し撃ちではできませんから、試合の中でスライドをできるだけたくさん使って、できるように特訓しましょう。
敵を倒した後のスライド
敵を倒すためにスライドすることが基本になりますが、敵を倒した後の緊急離脱にもスライドは使います。
基本と違ってこちらでは、スライドは2回使って危険な場所や相手からできるだけ距離を取り、なるべく壁に隠れられるように方向を調整することが大事になってきます。
上の動画では、再生位置を1番最初まで巻き戻せばこのスライドを使っている様子も確認できるはずです。
1人倒して、また違う敵に不意を突かれて倒される……というのは嫌ですからね。敵を倒した後にこそ移動を繰り返します。
インクを塗れない場所を高速移動
インクの塗れない坂や金網などは、ヒト速度アップを積んでいない通常のイカでは危険なルートとなっています。まあもちろんマニューバーにとっても危険なのは変わりありませんが、マニューバーにはそういったインクを塗れない場所でもスライドによって高速移動できるという利点があります。
無防備な時間をなるべく減らすために、そういった場所ではいつでもスライドを使えるように構えておくのが大事でしょう。
上の動画では表紙がそもそも坂をスライドで駆け上がっている場面ですね。これも1試合目にやっていたはず。
速度アップを積まずに高速な移動ができるというのはマニューバの利点なので、できれば他の部分にギアを回しながらうまくスライドを使っていきたいなぁ(願望)。
おわりに
まだここに挙げていない「壁からスライドで飛び出て倒す」というのもありますが、正直そんなに有用じゃない気もしてきました。
使うなら、1回のスライドで壁から出て、残りの1回で壁に隠れる……という使い方でしょうかね。
スライドの使い方にはまだまだ考察の余地があるでしょうが、ひとまずはこれにて終わりにします。
マニューバ使いにとって怖いのは「スライドを使っても瞬時にエイムを合わせてくる強敵」です。現状はまだ出会っていませんが、そんな人がいるのか、怖くて仕方ありません。ウデマエが上がっていった時にこそ、マニューバーを扱うプレイヤーの真価が問われるのかもしれませんねガクブル。
それでは。
ガールのマニューバカッコかわいい。
追記
この記事を書いてから、A帯まで進むことはできたのですが、そこから先、ここで紹介したようなマニューバーのテクニックがうまく決まるパターンが少なくなってきてしまいました。
しかしスライドあってのマニューバーという考えは変わらないので、ここで、新たに発見したテクニックや情報について書いていきます。
空中スライド
空中でスライドをすると急降下できるという特徴があります。
タチウオパーキングでコンマ1秒でも早く下に降りたい時とかに使ったり、高台から素早く避難する時に使いやすいテクニックです。
高台にボムを投げられた時は、反応が遅いと高台からジャンプして逃げた瞬間にボムが爆発してやられる……なんてこともありますが、2連スライドを使い、1回目で高台から離れ、2回目で急降下する……という手順を踏むと爆風から逃れやすくて便利です。
地味ですけどガチヤグラに乗っている時にも使いやすい印象でした。
接近用のスライド
この記事を最初に書いた段階では、あまり接近のためにスライドを多用してこなかったのですが(立ち回りで接近した方が無難)、ちゃちゃっとチャージャーを処理しようとしたり、クイックボムで足場を奪った敵を仕留めるためには、スライドによる接近もありかなぁ……? って思うようになってきました。
理由としてはスライド後は1点集中だけでなく連射速度そのものが上がっているっぽいからです。だったら通常状態よりもスライドした方がやっぱりキルタイムは速くなりやすいでしょう。
通常状態では増殖し続けるヒッセンに殺されやすすぎるので、やっぱりスライドはバンバン使っていきたい。
マニューバーコラボのカーリングボムと合わせて、カーリングに合わせて接近+途中で斜めスライドっていうのも使いやすい。
正直、あとスライドをどう活用すればいいのかは思いつきません。
ただし、スライドを使い続けていけば上記以外の例も見つかってくることでしょう。大切なのはスライドをバンバン使っていくことです。そうした経験の中で、他にも自分なりの有利パターンを見つけていけると思っています。
それでは、みなさんも良いマニューバーライフを!
追記終わり