勝率7割5分。ARMS体験会の感想と基本のテクニック

 2日目の夜の部において勝率7割5分を達成したので、ここらで感想と基本のテクニックについて書いていこうと思います。

目次

感想

 
 本当のところ、私は最初、アームズのキャラクターデザインとかがそこまで好みでなく、そこまで心惹かれてはいませんでした。まあ楽しみではあるけど、スプラトゥーンの時のように、動画を見ていてワクワクしたりとかはまったくなかったですね。
 
 しかしプレイしてみたらすごく楽しかったです。
 本当にシンプルに、相手の攻撃を頑張って避けて、自分の現実で出したパンチが相手キャラクターにきちんとヒットすると言う流れが非常に楽しかった。遊んでいるとだんだん暑くなってくるのもあって(いいね持ち)、かなりスポーツをしているような感覚に近かったですね。
 
 今はまだ初心者ばかりで、気持ちよく勝てる試合が多かったのも、個人的に楽しめた理由の一つかもしれません。まあ、第2回目の体験では負けまくったんですけどね。悔しかったけど、でもそのときも夢中でプレイできました。
 というかまあ、その時の悔しさが3回目に体験した時の覚醒につながったのかもしれませんけどね。


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 ジョイコンのいいね持ちについては、まあ結構使いやすい印象でした。

 Wiiスポーツのボクシングをプレイしたことがある人なら分かるでしょうが、ああいうのってなかなかうまく反応してくれないイメージがまだ頭の中にあって……。
 しかし実際に触ってみると、焦って操作が雑になったとき以外はきちんと直感的にきたい方向に動いてくれるし、パンチの曲げも自然に行えるしで、快適な印象を抱きました。

 まあ、ガードが出しにくいっていうのはちょっと思ったんですけどね。というか、ガードが上手くいったと思ったら焦って動かしてしまいパンチが誤作動したりとか。
 あとたまに横移動がしにくかったり。

 けどそういう気になる点というのは本当に例外的に発生するもので、圧倒的に操作しやすいという印象の方が強かったですね。
 だからこそ、本当に動かしているだけで楽しい。

 
 しかし体験版だけでもかなり楽しく遊べちゃいましたね。
 あとは製品版でのランクマッチが気になるところです。レートマッチがある中での1on1では自分と同じか、強い人との戦いが楽しめるでしょうし、熱く盛り上がれそうです。

 今回の体験版で確実にARMSを買いたくなったので、やっぱり体験会効果は高いなぁと実感です。

勝つためのテクニック(バトル編)

 
 ではここからはARMSで勝つためのテクニックについて紹介していきます。
 私は3回目の体験会参加で勝率7割5分を達成しました……が、正直今はみんな初心者ですし、対戦相手も入ったロビーによってまったく異なります。だから私の強さがどのくらいかっていうのは実はまったく分からないんですよね。
 けど、あくまで本当に初心者との戦いには十分勝っていける実力を持っている、くらいには言ってもいいはずです。

 ところで、私はずっとスプリングマンを使っていました。アームはトースター。
 それぞれのキャラによっても適した戦い方は異なってきますし、そもそも対戦ゲームというのは状況によって取るべき行動がどんどん変わっていくため「こうするのが強い!」とは一概に言えないものと思います。
 だから「投げが強い」とか「片手を温存しておくのがキモ」とかいろいろな意見もあるでしょうが、ここでは私個人が感じたことを書いていきます。

基本は横ダッシュ

 
 ゲーム内でも言われていることですが、ダッシュジャンプがこのゲームを制するための第一歩です。
 敵の攻撃を避けられないことには、こちらが攻撃するチャンスもうまく作っていくことができません。
 敵の攻撃を避けるための一番簡単な方法は横ダッシュです。敵の攻撃ラインから体をずらして攻撃を避けましょう。
 
 スプリングマンはリボンガールやニンジャラよりも空中戦の性能が低いため、ジャンプは主に横ダッシュの補助として使います。
 右ダッシュ⇒ジャンプ⇒右空中ダッシュという入力で、一気に自分の立ち位置を変化させることができます。けれど着地の隙もあるので、やっぱりダッシュが基本ですかね。パンチを打つ時以外は常にダッシュしているくらいの気持ちでプレイしていました。

 基本ですけど、本当に忘れちゃダメですからね。常に動く。

攻める側が有利

 
 このゲームには「攻撃すれば当たっても当たらなくても必殺ゲージが上がっていく」というシステムがあります。
 つまりチャージをして狙い澄ました1撃を食らわせる必要はそこまでなく、細かい攻撃とたまった必殺ゲージによるラッシュで相手を削っていけば勝利にグッと近づきます。
 

 
 この試合では、私はあまりきれいな動き方をできていませんが、壁の後ろに隠れつつ頻繁に壁に隠れていない側の腕でパンチを繰り出しています。それとアイテムによる必殺ゲージのチャージも合わせて、相手が1回の必殺ラッシュを出す前に、1試合に2回も必殺ラッシュを繰り出せています。
 必殺ラッシュは防いでも一発ごとに5ダメージ入ります。2回も発動できれば、例え両方防がれたとしても少なくないダメージソースとなるでしょう。
 ……まあ、本当は2回目の必殺ラッシュは「決まった!」と確信していたんですけどね。チャージしないパンチを当てると相手はのけぞり、そこでラッシュを発動するとガードされにくいんですが、タイミングが合いませんでした。1回目は試合時間から考えてもう1回ラッシュを出せるだろうと考え、早めに発動しました。

 まあ、亀さんにならずにどんどん殴っていこうっていう話です。

基本のコンボ、12パンチ

 
 12スイッチじゃなくて、ね。

 これはARMSの特徴である「曲がるパンチ」を生かしたテクニックです。
 一応大事なことから順番に書いていってるんですが、私はこれを3番目に書きたい。

 普通こっちがパンチを打ったら、相手は逃げます。それを生かして、相手の動きを誘導してやろう、という話です。

 適当に探したらこのシーンでうまく決まっていました。頻繁に狙っているので、他にも決めているシーンがあるでしょうね。
 
 まず右パンチでこちらから見て相手の右側を狙います。その次の瞬間にタイミング良く左パンチを相手がダッシュで逃げていきそうな左方向に曲げて繰り出します。
 逆に左パンチで左側を狙って、右パンチを右に曲げるというのもありですね。
 1発目のパンチはほぼ当てる気のない囮で、2発目が本命パンチとなります。無チャージで連続ヒットを狙うわけじゃないので、チャージ状態での発動が好ましいでしょう。

 
 別にこれだけがコンボって訳じゃないですけど、パンチを曲げることに慣れるためにもこれは覚えておくと楽かと思います。
 スプラトゥーンである程度、相手を狙う力がないとやっていけないのと一緒で、ある程度はパンチを相手に当てられるようにしておいた方が強そうですしね。(シューティングよりは圧倒的に必要性は薄いですが)

チャージを使いこなそう

 
 ダッシュ後、ガード後にはアームがチャージ状態になります。
 この状態ではアームの属性に合わせてそれぞれの特殊能力が発動するようになりますし、パンチのスピードが上がるため隙の少ないパンチを打つことができます。
 例えばスプリングマンのトースターは、チャージ状態で確実に相手をダウンさせる力があります。相手がダウンしてしまうと、その状態の相手にはパンチが当たらなくなるため、ノーチャージ状態のパンチを2発当てる方が威力的には高いです。……が、2発連続でパンチを当てるのは難しいので通常はチャージ状態で攻撃した方がダメージが高いですね。
 また、この必ずダウンさせる能力は重量級キャラクターとの戦いで重宝します(今考えたので実戦では体感していない)。重量級キャラクターは通常パンチでのけぞらせるためには2発パンチを当てる必要があるので、1発当てても反撃に重い一撃を当てられる可能性があります。ダウンさせれば相手のパンチを中断させられるので、反撃を気にせず相手にパンチを当てに行けますね。
 
 他の武器では雷属性の相手をしびれさせる力なんかが強力だと思います。
 まあ、スプリングマンのトライデントはアームが軽いため跳ね返されやすく、私は使わないんですけど。

 
 逆にチャージしない方がいい状況もあります。
 これはトースターのような炎属性での話ですが、必殺ラッシュを当てたい場合、ノーチャージ状態で1発当てて相手をのけぞらせてからラッシュを発動すると決まりやすいです。ダウンさせてしまうとそれが狙えないので、そういうときはチャージしないままパンチすることを意識したいですね。
 

距離をとるandつかみを使わない

 
 えー、つかみ攻撃というのは「ガード無効+1発あたりのダメージが高い」ということから当たれば強力な攻撃ではあると思います。

 しかしARMSには「ガードはパンチに強く、投げはガードに強く、パンチは投げに強い」という3すくみがあります。
 投げはガードを貫通しますが、ウデが伸びるスピードは遅めだし、パンチ1発で打ち消されてしまいます。慣れてくるほど、私はよほどの近距離でもなければ投げ攻撃が避けやすく感じるようになりました。
 逆に、近距離では投げが強いと思います。特にリボンガールに空中から投げ攻撃を出されたら未だにかわせる気がしないです……。
 
 まあそんなわけで、程よく投げを避けやすくするために、私は基本的に距離を取って戦うようにしています。殴れば殴るほどゲージがたまるのも合わせて、遠距離からどんどんパンチを繰り出すのが個人的にはお気に入りですね。近距離になるほどジャンプされると視線の上下が激しいので、空中戦がそこまで強くないスプリングマンはなおさら遠くで戦いたいところです。
 
 
 逆に近距離に持ち込んで掴み攻撃をうまく使っていくというのも、一つの手だと思います。……が、近距離だと安定性が低くなってくるので私はあまりしませんね。
 
 予想ですけど、投げ攻撃っていうのはガードを主体にして堅実な戦い方ができるプレイヤーを崩すためにあるんじゃないかと思います。現時点では相手のパンチをきちんとガードし、そこから正確にパンチを曲げてカウンターできるプレイヤーなんていないでしょうけど、そういうプレイヤーが出てきたら投げも必要になってくるでしょう。
 

Aボタンで視点移動、相手を挟む

 バトルロワイヤルでの話です。
 
 バトルロワイヤルでは戦うべき相手が2人以上いるので、その両方から攻撃を受けないように気をつけなければいけません。1on1以上に移動が大事になってきます。
 3人対戦であれば1人を挟むように移動して、必殺ゲージを溜めながらも、2人いるうちの1人を攻撃しすぎないように注意して、両方の体力を減らしていきます。そして1人目のトドメは相手に任せるようにして、相手がもう1人を倒した瞬間にラッシュ発動でダメージを稼ぎ、いい感じに倒せたら最高です。
 まあ、相手がなにも考えずに自分を一人狙いしてきたら終わりですけどね。実力が上がってくれば、私が1番体力が減っている場面で私を先に倒してしまったら、その時点で残った二人のうち体力の多い方が圧倒的に有利になってしまうので、一人狙いは得策じゃないと考えるでしょうけど……。

 4人対戦でも、相手にもろに挟まれるような形になるのは避けつつ、他の3人の体力を平等に削っていき、漁夫の利を狙います。
 
 
 まあ、何よりも「相手の攻撃を避ける」という最初に記したテクニックが大事になってくるということですね。自分が攻撃しなくても相手同士で勝手に削り合ってくれるんだから、ダメージを食らわないように動くのが一番大事。

2対2はしらない

 
 2対2はどう戦えばいいのかわからないんですよね。
 5回負けたうちの3回は2対2でしたし、これだけは勝ち方が分かっていません。

 一応2対1に持ち込まれた時点でほぼ勝利が決まってしまうので、「体力が少ない方が前に出る」、「味方が掴まれた時は掴んだ相手を叩いて助ける(逆に隙を狙われないようにつかみはしない)」などが大事だと思うんですけど……勝てないんですよね-。
 これに関しては逆に意見をもらいたいところです。

バレーボールのテクニック

 
 レシーブ、トス、アタック。これが基本です。
 ってこれは本物のバレーボールの基本やないかーい!
 
 と、思った人もいるかもしれませんが、ARMSでも基本はこれです。

 まずこっちの陣地に入ってきたボールはどうにかして止める。
 そして止めたボールはつかみ攻撃でトスする。
 トスは相手に打たれるよりも早くパンチしてアタックする。

 こうです。
 基本が分かっている人とマッチした時にどうすればいいのかは、よくわかりません。今のところどれだけきちんとボールをさばけるかくらいしか、攻略法が思いつかない……。
 
 あ、あと試合間際やボールが赤くなってきたらトスとかアタックとか関係なく連続パンチで相手陣地にボールをねじ込みましょう。

 

おわりに

 とりあえず私が考えていたのはこれくらいです。
 あとは慣れと、私よりうまい人がもっときちんとしたテクニック体系を作ってくれるのを待つだけじゃないでしょうか。
 
 製品版のランクマッチが遊べるようになったら、より高度な読み合いも生まれるようになって面白そうですね。
 でもひとまずは来週の体験会を楽しみにしています。今度もどんどん勝ちたいですね。でもうまい人と当たって勝てないのも楽しみです。うまい人とバレーボールばっかり当たるのは勘弁。

 それでは。


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