「クラスのギャルとゲーム実況」1巻の感想

クラスのギャルとゲーム実況 part.1 (ファンタジア文庫)

琴平 稜 KADOKAWA 2017-04-20
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by ヨメレバ

 富士見ファンタジア文庫より発売の、クラスのギャルとゲーム実況part1を読みました。
 一応「業界初(?)のゲーム実況ライトノベル」というbookwalkerの説明文を見て興味を持ち購入した形になります。正直ライトノベル業界はもう多種多様なジャンルの作品が発売されているため、本当に初なのかは疑わしいところではありますけどね。

 また、この手の作品には扱うテーマに対して詳しく踏み込んでいくものと、そのテーマはお話を進めるきっかけとして使われるものがあります。
 この作品の場合は、ゲーム実況というテーマに対してそこまでの本格的な物語を展開しているわけではありません。そのため、ゲーム実況動画などが好きだからといってこの作品が楽しめるかと言われると、あまりそうではないかもしれません。
 この作品の魅力は、女の子とイチャイチャすることです。そこに尽きます。
 
 


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 お話のはじまりはクラスの人気者である花と、主人公の大和がゲーム実況を通じてお互いの裏の顔を知るところから始まります。そして何やかんや取引を行い、花と大和はお互いにゲームの上達方法と動画の再生数を上げる方法を教え合うことを約束しますが、まあそんなことはどうでもよくて。
 人気実況者としての顔を持つ花と一緒にゲームをしたり、花にゲームのコツを教えるために読んだ助っ人がさらに中学生の女の子だったり、大学生の人気実況者も仲間に加わったり、ひたすら女の子とイチャイチャします(ここ重要)。

 出てくるゲームは有名ゲームのもじりだったりしますが、まあ知らなくてもまったく問題なしで楽しめるものになっています。しかし最後のは完全にただのマインクラフトあるあるでしょ、とは思わないでもない。

 
 最初はゲーム実況というテーマに興味を持って買ったのでそこまで魅力を感じませんでしたが、読んでいくと軽い笑いどころもあって気楽に楽しめる作品でした。
 巻末には実況者からの寄稿コメントとかもあるので、そっちの分野に詳しい人ならそれも嬉しい特典かもしれません。私は「もこう」という実況者の名前(というか、悪評?)だけは知っているくらいで、そのコメントに関してはノーコメントです。コメントにコメントすることは控えてください、ともよく言われますしね(ニコニコネタ)。

 それでは。


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