しばらく前の、最後の定期アップデートで、援護兵に新武器のburtonLMR(以下バートン)が追加されましたね。
一応実装から数日で武器の解禁自体は終わっていて、実際に使ってもみたのですが、その時点ではそんなに強い武器には思いませんでした。
まずネックとなるのは弾数の少なさ。
レート830で弾数20発ですから、Annihilatorと一緒です。これは、まあ、明らかに少ないですね。
そしてダメージの小ささ。
他のLMGが近距離4発キルに強化されたのに対して、バートンは強化前のLMGのように近距離5発キルのダメージしか持っていません。
いくらレートが高くても、近距離のキルタイムでは他の武器の方が強いんですよね。
それに合わせて弾が少ないものだから大変です。キルするのに弾数が必要なのに弾が少ない。
これらの要因から「焼夷弾っていう特殊な弾を楽しむ対物武器かなぁ」っていう評価をしていました。
ただ、他のLMGやSMGの4発キル範囲が思った以上に狭いことや、バートンの反動が思ったよりも小さいことを受けて、ちょっと個人的に評価は変わってきました。
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目次
中~遠距離も倒せる
レートの高さから反動が高いものと勘違いしがちですが、バートンの横反動はかなり小さいです。
縦方向はリコイルコントロールである程度抑えられるためないものと考えます。するとこの武器、思った以上に狙い通りの場所を撃ち抜けるんですよね。
MG14なんかは横反動が強いのでバイポッドなしでは中距離が撃ち抜ける限度だと思いますが、バートンだと遠距離70mくらいまではそこそこ安定して撃てるように感じました。
BAR突撃歩兵で100m強の相手を抜く感じですね。
もっともレート830は伊達じゃなく、リコイルコントロールをミスることも多いんですけどね……。
ここら辺はかつてのBARの方が勝っていた点でしょう。
このような点や装弾数が共通していることからBARと似たところの多い武器と言えるでしょう。
BARが強いのですからまあバートンも弱いわけはないです。ただギリギリの使いやすさだったBARの性能をピーキーにしたような武器のため、使いにくいと感じる人は多くなりそうですが……。
10~30mくらいのキルタイムは長所
BARを始めとした他のLMGの方が近距離の確定数は4発と少ないんですが、ちょっと距離減衰しただけで5発キルになります。つまり思ったよりも近い位置でキルするのに5発必要になるんですよね。
普段「なるべく接近して倒そう」と意識して近づいた距離でも4発キル範囲内から外れていることも結構あります。
だからこそ相対的にバートンが輝くのです。
Amiensの一区画が大体10mなのですが、だいたい10~30mの範囲では他のLMGとダメージが並びレートの差でキルタイムが決まるため、あまり近づきすぎない近距離~中距離にかけてバートンは強い武器と言えるでしょう。
もっともほかのLMGも近距離戦のキルタイムは突撃兵に接近されたときのやむを得ない対処法くらいに考えて、中~遠距離で戦うのが基本ではあるんですけどね(離れると横ブレがひどいMG14とIMGは除く)。
飛行機への短時間での嫌がらせ、緊急リロードの焼夷弾
どんなことがあっても消え去らないバートンの長所として、焼夷弾があります。
これは対人ダメージは低いものの飛行機の翼をすぐに破壊できたり、装甲車に削りダメージを与えることができます。飛行機本体へのダメージは小さいため嫌がらせにしかなりませんが、素早く嫌がらせができるのでちょっとだけ手が空いたときに対空支援できるのは良い点です。
また、撃ち切りリロードよりはモード切替の方が速いため、リロードがどうしても間に合わない+ハンドガンじゃダメな場合は緊急リロードとして焼夷弾を用いることもできます。
その後2モード分のリロードをしなけらばいけず時間がかかったりするので、本当に緊急の時以外はあまり使わない方が良いでしょうけど……。
基本は対人用に通常弾を用いて戦いますが、たまに焼夷弾を使って他の武器にはできない戦い方ができるのが面白いですね。
終わりに。使いにくいが、かつてのBAR程のポテンシャルはありそう
速いレート、少ない装弾数から、リコイルコントロール技術、撃った後に身を隠せる立ち回りが必要になりやや上級者向けかもしれません。
けれど使いこなれせば近~中距離が強く、遠距離も戦える良武器であると感じました。
近距離戦の多い市街地マップでは装弾数の多いMG14やIMGの方が戦いやすいかもしれませんが、遠距離戦も起こりやすいマップでは選びたい選択肢の一つかもしれません。
それでは。