私がslay the spireと出会ってから、そろそろ一年が経とうとしています。……というのにまたマイブームとして再燃してしまって、ついにプレイ時間も175時間となりました。
購入当初も50時間くらいパソコンの前から離れられませんでしたが、本当にこのゲームは楽しいですね。
心臓やらアセンション16以降が登場してからカチカチカチカチプレイし続け、ようやくアイアンクラッドでアセンション20を突破したので感想とその振り返りをしていきます。
以下はアセンション20の内容など含みますので一応ネタバレです。注意してください。
スポンサードリンク
目次
アセ20クリアの感想
いやもう、やっとクリアできたか……という思いで一杯です。というのも私はアイアンクラッドのプレイ時間が全体の3分の2ほどを占めているのですが、正直3キャラ中一番苦手でして…………。
勝率15%くらいしかありません、はい。
statisticsの情報によるとアセンション20でも「受け流し」をゲットしたプレイヤー(大多数のプレイヤー)の勝率が20%くらいあります。
20%って言ったら5回に1回はクリアできるってことです。
……いやいやいやいや、私の試行回数はそんなものじゃないですね。20回はプレイしてるはずです。そしてそれだけの苦汁をなめてきました。
上手い人の動画とかも見てみたいと思うことはありましたが、あくまで攻略方法を自分で試行錯誤してこそ面白いゲームだと思うのでそこは我慢して何度もプレイ。
19までクリアしての結論は、「もうリミットブレイクで筋肉倍々ゲームに持ち込むしかない!」と言う感じ。そういう思考になってしまった原因は、「高アセンションにおいてはデッキ圧縮に努めて強力なカードを繰り返し使えるようなデッキを作らなくてはいけない」という思い込みでした。
だけど本当に久しぶりに「たまには武装を使ってカード枚数の多いデッキを作ってみよう」と思い立ち、廃棄カードを中心に最終的に30枚になるまでデッキを拡張していきました。
それと同時にゴールドの使い道はレリックやカードに多く使い、休憩所も鍛冶ではなく休息を選んでエリートとの戦いの回数を稼ぐプレイングにしてみました。
すると試行回数1回でクリア。
……いや、ビックリしましたね。
クリアした嬉しさももちろんありながら、「えぇ……」っていう思いも強かったです。だって今まで少しずつ学習して正解のプレイングに近づけていったはずなのに、それが思い込みだと突きつけられてしまった訳ですから。
まあ、だからこそ、やっぱりこのゲームは面白いなと感じさせられたのですけどね。
いやでも、今でも「こんなデッキで勝てるんだなぁ」という気持ちが強いです。
筋肉はレリック2つで増加した4だけ。アップグレードできていないカードも多い。
もちろん100回やって100回勝てるデッキとは思えませんが、勝てるときは勝てるんだなぁ、と見識が広がりました。これからは序盤のカードの引きによってはレリック大量獲得を目指した武装(or神格化)デッキなんかも作っていけるため、自分のプレイヤースキルの向上が期待できますね。
クリア要因の分析
実はここを書いている時点でクリア時からちょっと時間が経ってしまっているので、覚えている限りで。
1面ボスまで
ボスレリック「ししおどし」を手に入れるまでです。
序盤に手に入れたカードは「ヘモキネシス」「進化」「捕食」辺り。確か「バトルトランス」「武装解除」も1枚ずつくらいは手に入れていたはずです。
レリックは最初のボスで「折り紙カエル(でしたっけ?)」が手に入ったのが助かったかというところ。
ヘモキネシスは統計で言うとそこまで勝率の高いカードではありませんが、このプレイにおいては1~3面全てで安定した活躍を見せてくれました。
アセンション20まで来ると道中の敵でも処理に時間がかかると、ヘモキネシスの反動ダメージである2ダメージ所じゃ済まないくらいの被害を受けるので、高ダメージ/コストカードの存在は助かります。
まあ1面であれば無茶しなければ突破できると思いますが、エリートを3体倒すのにこのカードの存在は大助かりだったと言えます。
特に折り紙カエルと合わせてダメージを稼ぎやすかったですし。
進化は最後まで未アップグレードでしたが、1面エリートであるガーディアン3体と戦う際には必要でしたし、最後のボス戦で出てきたドヌー達にも有効でした。デッキ圧縮を考えると使いづらい印象でしたが、圧縮を考えなければ1枚あって困らないカードだと思いました。
捕食を序盤で引けたのも大きいです。
最終的には最大体力100越えだったのも勝利の要因だったと思います。最大体力が多いとエリートと戦う前後の休憩で体力を回復しやすいですからね。
……最後、狂気を2枚手に入れるイベントで選択をミスった挙げ句にその次の戦いで体力を大きく失い、最終ボス2連戦には結局HP70ほどで挑むことになったのがかなり口惜しかったですけど。
ヘモキネシスで減ったHPを回復することができていたのも噛み合っていたと思います。
更にイベントで複製することができたのでより強力に。
バトルトランスは相変わらず最強のドローカードでした。
デッキ枚数が増えてもかなり安定して戦えたのは、このカードの活躍ありきだと思います。
ボスはスライムでしたが、進化があるためだいぶ楽でした。「供物」「ししおどし」をゲット。
2面ボスまで
ししおどしを取っていたのでエナジーに関しては不自由しませんでした。
2面では序盤、ショップで会員カードが売っていた+配達人のレリックがあったので「ランタン」、「マトリョーシカ」まで揃えられました。9つものレリックを手に入れられたのは主にショップ運が良かったからでしょう。
ランタン、ハッピーフラワーというエナジー関連のレリックは、3面になるまで「旋風刃」が手に入らなかったのでエナジーがあまり気味になりはしたもののバトルトランスと合わせて安定して強力でした。
ビー玉はターン開始時の弱体化で初動が安定する以上に、最終戦のドヌーたちのようなアーティファクト持ち相手に便利だと感じました。
バジュラ、ドクロの2つは筋肉という安定したダメージ強化手段になってくれたため助かります。特にドクロは最大体力が上がっていたため非常に使いやすかった印象です。
ペン先はノーマルレリックとは思えない便利さがありました。
ある程度選択可能な条件でカードの威力を2倍にできるのは大きいです。
2面全般で活躍したのは2面途中で増やした「武装解除」と「衝撃波」の2つの防御カードという印象です。
2面にはエリートのデカナイフ含めた多段攻撃のモンスターが多いので武装解除は役立ちやすいですね。
衝撃波は残り2種のエリートなど、多人数で攻めてくる相手に脱力を与えられるのが便利です。まあ衝撃波はいつも使うんですけどね。
武装解除を複数枚採用できたのは、圧縮しないデッキを作る上でのメリットの一つだと感じました。
その上で供物、ヘモキネシスといった体力を犠牲に勝負を早めるカードを使って勝って行けた感じです。
ボスは記憶に残っていません。
確かハイパービーム撃ってくる相手だった気がしますが、アッパーカット辺りはすでに手に入っていたためアーティファクト剥がして脱力を加えればそんなに強い相手でもないかな、と言う感じ。個人的には3ボス中圧倒的に楽ですね。
ボスレリックは進化があるため負傷が加わってもまるで問題がありませんでした。
3面クリアまで
3面では「旋風刃」を入手し、「受け流し」の枚数を増やしました。
2面同様防御カード+速攻カードで道中の敵は倒せていけました。
最大体力の多さから休憩で体力の回復がしやすく、武装のおかげで無理にカードをアップグレードしなくても良かったため、体力はある程度保ちながら終盤まで進むことができていました。
イベント選択肢のミスと、単純な防御カードの少なさからトゲの敵に弱いという弱点を突かれ、ボス戦時の体力が減ってしまったのは悔しいところでした。
ドヌー戦ではビー玉、アッパーカット、衝撃波あたりで場を整えれば、ヘモキネシス、旋風刃とペン先を組み合わせて早めに勝負を付けることができました。
ポーションの筋力5アップが残っていたのでそれとペン先を組み合わせられたのも良かったです。
意外とめまいが厄介になりますが、進化のおかげで問題なしでした。
2戦目は目覚めもの。
ペン先が貯まっていたため、2ターン目には旋風刃✕エナジー5+弱体+折り紙カエル+ペン先のコンボで一掃できました。あとは武装解除してやれば目覚めものは怖くありません。
かなり余裕を持って勝てました。
エナジーに余裕があるときのダブルタップ+旋風刃のコンボは強力だと知っていましたが、ならばエナジーに余裕があるときのペン先+旋風刃のコンボはより強力だと言うことに気づかされましたね。
これだから旋風刃は強カードなんですよね。
しかし勝ちに直接繋がったカードは旋風刃、武装解除くらいしかありませんでしたが、それでも案外勝てるものなのだと、本当に驚かされましたね。
要はレリックや他のカードとの相性次第なのだということでしょう。だからこそ持っているカード、レリックを把握して次の行動を選択するプレイヤースキルが必要になるゲームなのだと思います。
おわりに
アイアンクラッドでアセンション20をクリアしたので、その感想と振り返りでした。
サイレントは数日前にほぼノーミスでアセンション6~15までクリアできたので(サイレントだけほったらかしていました)この調子ならアセンション20もそのうちクリアできそうな気がします。ディフェクトもそこまで苦労はしないかと。
クリアできたら報告したいと思います。
これが終わったら実績全解除を目指してプレイして、slay the spireというゲームにも一区切りが付くのかな? というところですね。
switch版が発売されたらまたプレイしてしまいそうですけど(笑)。
それでは。