アルドノア・ゼロの1クール目を視聴

 アルドノア・ゼロシリーズは2014年より公開された2クールのアニメです。
 地球と火星との戦争を描いた今作は、火星側にのみ与えられた強大な力であるアルドノアを搭載したカタフラクト(ロボット)と、それに圧倒的に劣った性能の、地球の量産機との戦いが目玉の作品です。
 火星のカタフラクトはそれぞれとても個性的な力を持ったオリジナルな機体なのですが、対して主人公のイナホのカタフラクトは地球の量産機、それも型落ちの練習機でずっと通しています。それでも次々と現れる火星のカタフラクトとやり合っていくのが非常に面白い作品でした。

 当時、リアルタイムで視聴もしていたのですが、その時は毎週毎週待ち遠しく思っていましたね。特に1クール目のラストは見た人ほとんどが愕然とするような衝撃的な内容だったため、2クール目がどんな内容になるのか、多くの視聴者が気になって仕方なかったと思います。

 今回はそれから2年くらい経って再び視聴したくなったため、ツタヤでカードを作ってレンタルしてきました。10巻以上借りると14日レンタルできるシステムがあるみたいで、一気に1,2クール全部を借りてしまいました。
 アルドノアゼロは両クールの1巻と5巻に3話収録されているため、2クールで全10巻となっていますので丁度良かったです。

 


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 しかし改めて見ても、私はこの作品が好きです。
 特に一週間ごとに一話ずつ見ていくのと違って、一気に十二話見るとそのテンポの良さが改めて分かりました。2,3話ごとに新たな敵カタフラクトが登場してくるので、見ていて飽きないですね。
 そして現れた端から倒していくイナホが強すぎる……。
 もしそこに乗れない人だったら(一高校生がこんなに強いわけない、とか)見ていても面白くないかもしれませんが、そういう人でもとりあえず3話まで見れば合うか合わないかは判断できると思うので、1巻目に3話入っているのは本当に良心的な感じがします。

 しかし最初のバリアの敵の時がかなり強力で、それ以降の敵を相手にしていくごとにイナホがこなれていく感じはすごい。特に1クール目最後の、1期の集大成とでもいうべき強大な敵に対して完璧に攻略法を押し通していく胆力には天晴れです。
 現実的には腕六本のあいつが一番イナホを苦しめたんですけどね。

 
 私はあんまりロボット系のアニメを見たことがありません。
 この作品を見たきっかけは芳文社系の雑誌で広告が載っていたからですし、引かれたのはストーリー原案に虚淵玄の名前を見たからです。もっとも虚淵さんがどこまで関わっているかというと、そこまでのものではないんでしょうけど。
 だから他の作品と比べることはあまりできないのですが、雰囲気としてはヘヴィーオブジェクトに似ているような気がしますね。毎回弱い方が強大な敵を倒していく、なんだかゲームの攻略サイトをアニメ化したような感じ。これが面白いから困ったものです。いや、別に困らないけど。
 そっちと比べると一番違うのは主人公の性格ですね。
 常に冷静で、でも心にしっかり芯のあるところがイナホのかっこいいところだと思います。
 主人公がかっこいいとそれだけで見ていて面白いですし、非常に満足です。

 2期の内容は実は後半の方しか覚えていないので、続きも楽しんでみていきたいです。


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