第二巻はゆるーい南家のお話が20本立て。
他愛もない話からちょっと暴走気味なお話まで、よりどりみどりでした。
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人間関係的な変化としては、カナの友人であり、藤岡に恋をしているリコの登場だったり、その番長藤岡の3代前の番長がハルカだったりすることが明かされたりしました。
別に、番長だったからどうなるとかはないですけど、第1巻の時よりもハルカのアクが強くなった気が……?
1巻はどちらかというと、チアキやカナのキャラクター性が強く出ていたのに対し、だんだんとハルカもその特異性を表してきたようです。
まあ、あの二人が騒いでいるのを平然と見過ごすことができる時点で、結構な大物であることは分かってたんですけど……。
特に面白かった話を二つほど挙げていきます。
目次
25話「はい、おみやげ」
最近の作品には減ってきたけれど、昔のギャグマンガとかでは定番の未成年飲酒ネタ。
初版発売時が2005年ですから、まあ分からなくもない。この頃はパスモとかなかったんでしたっけ? あれ、いや、普通に間違いました。パスモはタバコか……。
ハルカの同級生であるマキの差し入れでお酒が大量に持ち込まれるわけですけど、これもやっぱり昔だからできるネタですよね。今じゃこんな何でもない風に未成年はお酒を買えない……と、思うんですけど。
チアキはかなりゆるーい性格に、ハルカは普段カナたちを制するときよりも厳しくなります。
チアキはあれですけど、ハルカはそんなに大きな変化でもないような……?
というか、マキが持ち込んだお酒に対して平然と対応するカナが末恐ろしい。一人だけ酔っ払わないことと言い、何のためらいもなくみんなに酒を振る舞うことと言い、将来が心配です……。
36話「どんな関係?」
これまでタケルおじさんと呼ばれてきたタケルですが、実はチアキたちのいとこであることが判明。というか、ハルカも含めておじさんという呼び方に慣れすぎて完全にそれを忘れていたことがかわいそう。
けどまあ、おじさんでもいとこのお兄さんでも、どうにも頼りないことはこれからも変わらないようで……。
というか、どっちかというとタケルとの関係よりも、家に招かれたチアキの友達らしき二人との関係の方が気になるんですけど! 彼女たち、今後一切出てきませんけど、誰!?
第一巻無料から引き続いて購入してみましたが、日常系のマンガとして2巻と同じく楽しむことができました。
登場人物や設定も少しだけ増えて、日常の幅が増えてくるのは嬉しいですが、しかし反面、リコと藤岡のお話は正直そこまで好きじゃないなぁと思ってしまうのが実情です。日常マンガですから、どこにも進展することはありませんしねぇ。
まあ、それを含めても1話1話が短いのでそこまで引っかかることもないのは良い点ですね。
引き続き、3巻以降も楽しく読ませてもらいます。