逆転裁判6の第一章を終えての感想です。
体験版を遊んでいたので、システムの流れはだいたいわかっていました。
第一章の御霊の託宣については、もう体験版で十分味わえるので、本編の第一章は通常の裁判パートがメインになってくるでしょう。
まあ、面白かったかどうかと言えば面白かったと思うのですが、私個人としては少し文章の冗長さなどが目立って感じられました。
けれどこれは2章、3章と比べたときの思いであって、そこまで気にならない人は気にならないと思いますが。
そもそも5とVSレイトン教授ではVSの方が好きだったりする私はどう考えても巧舟さん押しで、あの勢いと比べたら5や6の勢いがないように感じられてしまうのも仕方ないのかもしれません。
ただ、歌に合わせての証言は特にまどろっこしく感じてしまいましたね。あの時点で全文スキップ可にオプションで変更しておくべきでした。
とはいえそんなことを言っても、2章以降はかなり軽快な文章でものすごくはまってしまいました。というのを先に述べておきます。
さてさて、これまでのシリーズの一章と比べると、今回は舞台設定なども変わっていて説明に割く文章量が多かったですね。いきなり裁判から始まることもありませんでしたし、その裁判でだって弁護罪やら弁護士が嫌われている空気やらを表現するのにまた時間がかかっていました。
こういうのを見ると、VSレイトン教授で魔法裁判を行った時に似ていますね。
もしかしたら、あのときの経験があったから今回のような異様な裁判にも動じずに挑むことができたのかもしれません(笑)。
舞台設定が長いと文句を言いつつも、被告人が受けた刑を自分も受けることになるという弁護罪があるにもかかわらず、被告人のボクトくんを信じると言って裁判に挑んだなるほどくんはやはりかっこよかったです。
ただ、絶体絶命でも戦う! というシーンの書き方は巧舟さんに軍配が上がりますね。
大逆転裁判の一話も、世間では裁判が長くて面倒くさいという評価を聞きますが、私は大好きでしたよ。
そんなわけで、6の一話に関しては私は少々辛口コメントばかり飛び出しています。いや、辛口というより、褒めつつも他の作品の方がよかったと言う、なんだか意地の悪いおばちゃんみたいなことになってますね。ほら、褒めてるようで嫌みばかり言う主婦って、ドラマでよく見るじゃないですか。
そして個人的な一話の一番の見所は、いつもの亜内検事芸でした。
一体誰でしょう、亜内検事がクライン王国の検事局長をやるなんて設定を出したのは。……頭が下がります。この調子で次回も頼みますよ。
さて、すでに二話以降も遊んでいるのですが、今回一話の感想が手厳しくなったのは二話以降との落差があったからだと思っています。
いや、本当に二話の「考えルート」以降の流れが最高に面白く、非常に興奮してしまいました。そのためあまり興奮のなかった一話は個人的低評価に落ち着いています。
一話を本当に楽しんだ方には、ちょっと申し訳ないとは思いますがね。
さあ、クリアまで一直線です。
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