任天堂より発売のザ・ローリング・ウエスタン 最後の用心棒の、主にシステム面についての感想です。
本作は基本的にはタワーディフェンスタイプ(ある拠点などを、攻め入る敵から守るもの)のゲームになっています。
他のタワーディフェンスと比べた特徴はそのアクション要素。
任天堂から発売されているタワーディフェンスは最近スターフォックスガードが発売されましたが、そちらもシューティング要素が加わっていたり、任天堂のタワーディフェンスはタワーディフェンス+1要素のタイプが多いですね。
この作品には「最後の用心棒」というサブタイトルが付いていない第1作目が存在します。
つまりこの作品は2作目ですね。
しかし私は1作目をプレイしていないので(価格の問題から)ストーリー面はどうだろう、バトルの方はちゃんとチュートリアルがあるだろうか、などの心配がありましたが、ある程度は説明が入るので問題ありませんでした。
もちろん1作目からプレイするのもいいと思います。ただし難易度は高いという話ですが。
ちなみに私がこれを買ったのはeショップ5周年セールの際。
しかしNew3DS限定セール時にも割引対象に入っていたりと、結構何度も割引されている印象。まあ、前回でラストのセールだったかもしれないので買い逃していた人は定価で買うことになるでしょうが、今後値引きされる恐れがないとなれば定価で買うことのためらいは少し少なくなるんじゃないでしょうか。
これから値引きの可能性が低いと言っているのは、次世代機のNXが控えているから。タイミング的には3DSでのセールはこれでラストかな……と思いまして。
さて、主人公のジローはアルマジロで、丸まって転がり、敵を倒したり鉱石を削り取ってアイテムを得たりします。
本作は準備パートと戦闘パートが分かれていて、準備パートでは守るべき対象である家畜のマンジューを増やすためのエサ、マンジュー草を集めたり、お金になる宝石や村のゲートを作る鉱石を集めたりします。
他に準備パートにやることとして、集めたお金でステージ上のタワーにブキをセットすることができます。
これは戦闘パートで敵を自動でやっつけてくれる、もしくは弱らせてくれるため防御がしやすくなります。
戦闘パートではやってくる敵にフィールド上でぶつかり、バトルモードへと移行して戦います。このバトルモード中も時間は進み、敵は侵攻してくるので、どの順番に敵を迎え撃つかはきちんと考えなければいけません。
さらにそこそこフィールドは大きく、移動に時間がかかります。
遠くの敵を倒しに行ったら村の近くに現れた敵を倒しに戻るための時間がない! なんてこともステージを進めば起こりそうです。
タワーの位置などを考えて行動するのが大切そうです。
ちなみに敵を倒すと一日の終わりに報酬金がもらえるのですが、タワーで倒した方が多くのお金がもらえるので、初日の時点でけちらずにお金を使えば最終的に取り逃がす敵の数も少なくなり、高い評価と多くのお金がもらえそうです。
このバトルモードはアクションが得意であればあるほどディフェンスのシミュレーションが楽になるので、アクションとシミュレーションのどちらかが得意であれば得意でない方が少し楽になるという構成となっていそうです。
でも難易度は高いというので(用心棒を雇えばそこそこ、雇わなければ激ムズらしい)、シミュレーションが苦手だとクリアは難しくなってかと思います。
準備パートに入るまでに少ししか説明がありませんでしたが、やりながらどんどん感覚をつかんでいけるので問題はないかと。
あと、戦いは3日間に及ぶのですが(途中セーブは入れられる)、チュートリアルステージでも3日間で1時間半くらいかかるという、けっこう骨太な内容となっています。
時間のあるときにプレイすることをオススメしますね。
逆に、夏休みに入って暇だーという学生さんなどにはお勧めできそうです。
……失敗してリトライすると、更に時間はかかりそうですから。
まあ、2000円のソフトに何ステージ入っているかというと、まあ10ステージくらいかなと予想していますので、別に長期休暇でなくとも休日に1ステージずつクリアする感じで行けば、特に時間的な問題なく楽しめると思いますけどね。
さて、久々のタワーディフェンスはきちんとクリアできるでしょうかね-?
タワーディフェンスというジャンルはどれもけっこう高難易度ですから(というか試行錯誤で時間がかかり、結局あきらめることが多い。一試合が長いのでリトライする気力がなくなるなどが原因)、心して挑まなければ……!
まあ、簡単なタワーディフェンスは面白くないでしょうから、リトライは覚悟していきたいと思っています。
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