「ユーリ!!! on ICE」第三話の感想

 ユーリ!!! の第三話を見ました。
 第三話のタイトルは「僕がエロスでエロスが僕で!? 対決!温泉 on ICE」と、毎回のようにちょっとふざけた感じのネーミングセンスが光ります。まあ、「なんのピロシキ」よりはちゃんと物語に沿ってると思いますよ。

 いやぁ、しかし残念ながら第二話は見逃してしまいました。ユーリ!!!はニコニコ動画では普通は有料で、最初の生放送の一回だけは無料なんですね。それを分かってなかったため、WiiUから見ようとして有料だったためにかなり消沈してしまいました。
 うん、でもこれからはきちんとタイムシフト予約をして視聴することができそうです。
 アベマTVで見逃し放送がやっているのにも気がついたんですが、時間を忘れてて結局見られませんでしたし。


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目次

勇利のエロスとは何か

 第二話を見逃した私ですが、オープニングの後であのやけに明るいデフォルメ勇利から第二話の説明をいただけたため助かりました。
 前回はユリオが長谷津にやってきてヴィクトルをロシアに連れ戻そうとするものの、話し合いでは解決せずに、勇利とユリオのスケート対決で勝った方の意見を通すという流れになったようです。
 っていうかユリオって誰だよ! なんでユリオになったんだよ! とツッコみたいですが、それはいつか第二話を見たときに明らかになることでしょう。ヴィクトルも一話ではユーリって呼んでたのに……。

 さて、ヴィクトルから二人に与えられたテーマは、ユリオがアガペー、勇利がエロスでした。アガペーは無償の愛とか、そういうものらしい。
 勇利のエロスというのは分からないでもない……ですが、勇利がとりあえず見つけた自分なりのエロスの答えは「カツ丼」。ヴィクトルたちもこれには困り顔、しかし決して一時の失言ではなく今後ずっとエロス=カツ丼の方程式がこのアニメでは使われていきそうな流れですね。
 
 ユリオにとってのアガペーも、上昇志向の強すぎるユリオにとってはかなりの難題。
 しかしヴィクトルの謎の助言により行うことになった滝修行にて、ちょっとボーッとした頭に浮かんだのはユリオにとってのアガペー、おじいさんとの思い出でした。
 一度イメージを掴むと、やっぱりセンスの塊たるユリオはすぐに上達を見せてくれます。これには勇利も焦りが見える。勇利の求めるエロスには、カツ丼だけではたどり着けないのか……?

 しかしヴィクトルは演者としてまず天才肌なので、彼のその技術を他人に伝えようとすると一気に訳の分からないアドバイスになるのがおかしいですね。
「寺、かな」「滝、かな」いや、何が!?
 でも、そんな指導でもきちんと付いていける時点でダブルユーリのレベルの高さがうかがい知れます。……滝は、たまたまな気もしますが。

 そして試合前日、髪が長かった頃、ヴィクトルが男女両方を魅了するために着ていた衣装を前にし、勇利は新たな扉を開くのでした。

そして始まる二人の対決

 まず言いましょう。今回も素晴らしい作画でした。

 まずはユリオの演技。
 その実力は勇利の目からも明らかで、モンスターと呼んでその成長のすごさに驚きます。
 得意の4回転サルコウもきっちり決める技術の高さ。
 ただ、最後の最後の方ではスタミナ切れもあって無償の愛、アガペーに殉じきれない部分も出てきてしまいました。しかしまあ、15歳とは思えない。
 
 対する勇利の演技が始まる前は、アナウンサーからカツ丼発言が飛び出たり、なんだかちょっと馬鹿らしい。みんな真剣にカツ丼カツ丼言いますからね。
 しかし演技の方はカツ丼のイメージからは想像も付かないエロス。
 勇利が自分のイメージを掴むために、女らしい動きを練習した成果が目に見えて現れていました。4回転サルコウは勇利にとってはまだ苦手な部分もあって失敗でしたが、20代のスタミナの高さから後半に一気にジャンプを詰め込み観客を魅了します。

 ……これが、カツ丼。私の知ってるカツ丼じゃない。
 いや、私カツ丼食べたことないんですけどね。

 ユリオは勇利の演技に見入るヴィクトルの姿を見て自分の負けを悟り、表彰式をすっぽぬかしてロシアに帰ってしまいます。
 そんなこんなであっという間の一話でしたが、今回もまた盛りだくさんで本当に面白い。
 私個人は物語を途中から見ることになんの抵抗もないのですが、もし2,3話を見逃したっていう人でも、四話から見た方がいいよ! ってオススメしたいほどに楽しんでみられる作品だと思います。

 私も、来週が楽しみ。
 タイムシフト予約、忘れないようにしなければ……!
 BSが見られたら毎週予約でOKなんですけどねぇ。

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