まんがタイムきらら6月号の感想

 まんがタイムきららの最新号を購入しました。
 
 今回の付録は「三者三葉特製クリアファイル」です。
 表面は3人の普通の制服姿、裏面はファンシーなコスチュームとなっています。前回のアニメで葉山さんのメイド服のことを近藤さんがコスプレと言っていたしたが、あれは制服であり、今回はコスチュームです。
 
 表紙は今月も三者三葉です。園部さんを真ん中に、メイド服姿の三人が描かれていますね。葉山さんと西山さんが手を合わせていますが、これもバイト代のうちに入っているんでしょうか。葉山さんは外面がいいから普通にやるにしても、西山さんはプライドが高いからなかなかやりたがらない格好ですよね。
 
 現在アニメが放送されている三者三葉ですが、来月号まではとりあえず表紙の担当と付録の追加が決まっています。ちなみに来月号の付録は「特製クリアうちわ」です。いや、確かに夏ではありますが、クリアうちわって珍しいですね……。とはいえファイルだって基本は保存用ですし、まだうちわの方が実用的と言えるかもしれません。


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三者三葉
 双葉暴走回というかなんというか。
 ……まずい。双葉のイメージがアニメの声に侵食されかけてきています(笑)。漫画版ではそこまでかわいい印象は感じなかったのですが、アニメ版の双葉はかわいさが増し増しですね。その感覚で漫画を読み始めるのはちょっとギャップがあるかも……。
 と思っていたわけですが、今回は辻兄弟が登場したからか、いつもより双葉さんはアグレッシブになっていた気がします。
 特に小芽との会話では「私と仲良くしたら良いんじゃない?」やら「好き。お風呂で洗い合おう。今日の下着どんなの」など、三葉メンバーとの会話ではあまり聞けないような冗談が炸裂します。突飛な行動も少なくはない双葉ですが、こういった類の冗談を言うのは珍しいような気がします。ええ、冗談なんですけど。
 まだまだ小芽との距離がつかみ切れていないのもあるかもしれませんね。今回は修学旅行に向けてとりあえず友達になろうという話だったのですが、小芽は正直に言ってなかなか付き合いにくい相手ではありますから、今後の二人の関係性は気になるところです。
 どのみち、小芽との会話では基本的に双葉が主導することになるでしょうし、なにかとトラブルが起こりがちないつものメンバーとは違う面が見られそうですね。

ゆゆ式
 ちょっとだけ麻雀について触れた回。でも全編にわたって話の本は麻雀なのにルールも何もまったく登場しないのがゆゆ式のすごいところ。麻雀のイメージの上澄み液だけで一話埋まっちゃうなんて、他ではなかなか見れません。
 なお、おかーさんセンセ―は麻雀が出来ると大学で男の人から誘われたりするかもよという話をゆずこたちにしましたが、それに対するじゃあいいですの一言はすごい。かしこマンのゆずこさんはいつだか女教師を目指していましたが、やっぱりおかーさんセンセ―とは感性がまるで違いますよね。塾ならともかく、学校の先生には向いていないかもしれません。
 ちなみにゆずこの返答ですが、ゆかりさんもゆいさんも口にはしませんがだいたい同意見の模様。同性同士のまったりと和んだ時間は他には代えがたいものですよ、やっぱり。


箱入りドロップス
 だんだんと進展してきた陽一と雫の仲ですが、まだ花が芽吹くのは先のようです。
 プール回。陽一はリア充の巣窟であるプールに行くことを躊躇していましたが、いまや自分がそのリア充と見られる側にいることを彼はまだ理解していないのであった。以前クリスマスの時にバイト仲間から「女の子とパーティするなんてお前は敵だ!」というようなことを言われていましたが、その時点では雫に対しては完全に保護者目線でしたし、まるで恋愛のことを考えていなかったのですからリア充という言葉にピンとこなかったのは仕方ないかもしれませんが、今はまさに青春真っ盛りなのですからね、もうちょっと自覚と持ちなさいとしか言えません。
 ただこれから陽一は受験期に入ります。彼が本気で勉強に打ち込むのかどうかはわかりませんが、みんなとの今までのような関係を維持するのも大変になってくると思います。
 この先にどんな展開が待っているのかは定かではありませんが、徐々に彼らの高校生活は終わりに近づいていて、そのときが箱入りドロップスの終わりの時なのでしょう。予想では第6巻が最終巻となると思うのですが、最後まで燃えと笑いを忘れずに突き進んで欲しいですね。
 ……その前に5巻が発売されるので、まずはそちらを買わないとですね。

ふたりでひとりぐらし
 みなもさんは漫画家ですが、絵を描くのにはパソコンを使っていて、Gペンの使い方も知らない模様。今時と言えばそれまでですが、実際プロのイラストレーターでも現実の道具で色塗りとかはしないでしょうし、ある意味将来はそっちの方がスタンダードになっていくんでしょうか。作者のざらさんは自作のパソコンで絵を描いているみたいですが、線画の時点からパソコンを使っているんでしょうかね? 

 そんなみなもさんは夏休みに遊べるように原稿を前倒しで完成させていましたが、その辺の事情はしっかり出版社の方に握られていたようで、時間のある夏休みだから単行本を前倒しで出版することになってしまいました。……なんというブラック。
 みんなに手伝ってもらって作業を終えますが、なんだか学園もので宿題を一緒にやる図に酷似していましたね(笑)。しかし前倒しで作業を終えていたのにもかかわらずメンバー総掛かりで挑まなければ完成しない量というのは、いくらなんでも無茶ですよ。

スロウスタート
 夏休みの始まり。たまてちゃんは例によってまとめて荷物を持ち帰って苦労するタイプでした。
 そして花名はみんなと会えないのを悲しんで涙を流すほどの純情っぷり。ですがたまてちゃんの思い出話で花名の涙はすっかり引きましたね。給食が食べられなくなることが悲しくて涙を流すクラスメイトと一緒にされても……というところですよね。
 
 なお、家に帰ると待っていたのは制服姿の万年さんと志温さん。夏期講習が始まるということで、浪人とばれない手段を探した結果だそうですが、逆に夏休みに制服で来る人は少ないかも、という花名の意見に現役高校生との差がでましたね。まあ、場所によっては制服で来る人もいるとは思いますけどね。ちなみに志温さんはノリです。ファンサービスです。

 
サクランボッチ
 先輩VS猫です。かわいい顔して手をひっかくシーンは結構痛々しい。
 桜さんと先輩との関係はやや進展しましたが、今月は先輩のセクハラに対する一連のノリが復活していて個人的にはうれしい。いや、されるがままの桜さんっていうのも、変な感じがしますからね。

 その他きらきらスタディーのスポーツ推薦設定にそれ、いいの? と引っかかったり、〆切ごはんではバレンタインネタをやっていたりとありましたが、いつも通りのまんがタイムきららでした。しかしGAが終わっても棺担ぎのクロは休載なんですね……。
 今月は神様とクインテットが休載。来月はサクランボッチが休載です。
 それでは。
 


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