「りぶねす」第一巻の感想

りぶねす(1) (講談社コミックス)

堂本 裕貴 講談社 2014-11-17
売り上げランキング : 10934

by ヨメレバ

 つい最近最新刊である6巻が配信された「りぶねす」なのですが、実はずっと前に行われていた無料期間中に1巻を購入していたんですよね。……忘れていたんですけど。
 そのことを思い出して読んでみたのですが、予想以上の面白さに「もっと早く読んでおけば」と思ってしまいましたね。

 


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目次

ブラコンとシスコン

 
 端的に言えば、妹大好きの兄と、お兄ちゃん大好きの妹がイチャイチャするお話。
 
 兄は哲郎は勉強もスポーツもできる上に、妹の花純のためにワンピースやカバンを自作してしまうほどの器用さを兼ね備えた完璧超人です。
 妹の花純はとにかくかわいくて、またとても純真な少女です。
 
 二人とも性格としては単純なのですが、その単純さにこそ惹かれました。
 花純も哲郎も、互いに互いを大切にしていて、幸せそうに笑っている様子に読んでいるこちらも和まされる作品です。
 
 花純はかなりの天然なのですが、そこがこの漫画の笑いどころでしたね。
 こういう裏表のない、すっとぼけたキャラって大好きです。

  
 わきを固めるキャラクターも、唯一まともな幼馴染だったりセクハラ眼鏡だったり、主人公兄妹との絡みをさらに面白くさせてくれる面々がそろっていました。
 そしてそういった身近なメンバーが二人の兄弟愛を受け入れている様子が安心して読める作品でした。
 花純の友達3人のうち2人は花純のブラコンについて変に思ってはいるのですが、その二人の出番はそう多くないですし、ストレスなく兄妹の絡みを楽しめましたね。

 気軽に読める作品を求めている方に、おススメです。
 それでは。

 


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