これまで私はWiiUを応援してきました。
決して悪くはないゲーム機だと思っています。テレビを付けてのプレイとゲームパッドだけでのプレイが使い分けられる点は他のゲーム機にはない特徴ですし(VITATVを除く)、ゲームパッドもさすがにコストがかかってるだけあって操作性は悪くありません。
でも本体が気に入ってたとしても、ソフトが出なければゲーム機としての価値は減っていく一方です。
すでにWiiUで発表されている目玉ソフトはペーパーマリオカラースプラッシュのみとなりました。
というわけで、そろそろランキングを作ってみてもいいかな。と思ったのです。
WiiUで(個人的に)面白かったゲームトップ3を、今ここで発表します!
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まず現在までの私のプレイ状況をお伝えしましょう。WiiUのゲームを3本しかプレイしていない人が「私が遊んだ面白いゲームトップ3を発表するよー」なんて言っても、それはただ遊んできたゲームを紹介しているだけに過ぎません。
ですからとりあえず遊んだ本数だけでも伝えておきます。
パッケージソフト12本、ダウンロード専用ソフト6本(有料)。
計18本です。
「少ねぇぇえぇえ!」と怒られるかもしれませんが、事実なので仕方ないです。ちなみに以上の数字はヴァーチャルコンソールやWiiソフトのDL販売を除いていますので、正真正銘WiiUランキングとなっております。
……結局フルプライスのソフトしかランキング入りしてないし、実際には3/12くらいと考えてもらっても差し支えないような感じですが。
目次
第一位
なぜ第一位から発表したか、ですか?
そりゃあもう二位までにイカが出てこなかったらほとんどの人が「一位はイカだな……」って予想できてしまうからですよ。というわけで私が選んだWiiUソフト第一位はスプラトゥーンです。
理由としては単純にバトルが面白いから。
ナワバリバトルではインクをまき散らすこと自体が勝利条件につながるっていうのがそもそも斬新ですし、イカになってインクに潜んだり壁を上ったりできるというのはシンプルでわかりやすいながらも奥の深いシステムです。
また、ブキにも様々な種類が用意されていて、ローラーでたたきつぶす! みたいなプレイはTPSでは珍しい快感を覚えるのではないでしょうか。
また、隙間を空けないアップデートによるゲームができあがっていく流れには、その当時プレイしていた人なら共有できる、まさにお祭りのような雰囲気がありました。あの感覚こそはまさにプライスレス。次回作が出たとしても味わえない魅力だからこその強さ、新規IPの「みんな最初はゲームについてよく分かっていない」という弱みを強みに変える面白い試みだったと思います。
そして大事なのは、面白くない部分が極力削られている点だと思います。
このゲームで一番面白いのはバトルです。
そしてこのゲームでは初めて少ししたらすぐにバトルを始めることができ、面倒な準備とか、クリアしなければ先に進めないストーリーもありません。
いや、まあ、ヒーローモードは武器を手に入れるために必要ですしさすがにやる必要はあるかもしれませんが、やらなくたって楽しめるのは間違いないですし、そんなに時間もかからない+チュートリアル的な側面もあることを考えるとそんなに対した障害でもないと思います。最終決戦はとても燃えますしね!
そんな訳でスプラトゥーンにはバトル以外はあんまりたいした要素がありません。でもそれは逆に、バトル以外の面倒なことをしなくてもいいということに違いありませんし、プレイ時間を目一杯使ってバトルに明け暮れることができます。なんなら初期ギア、若葉シューターだけでもずっと遊べることは遊べますし。
仲間とのチャットなどもないおかげでギスギスとした雰囲気になることもありませんし、そういう部分をなくしてくれたのは個人的には嬉しく思います。
ポケモンとかだとチャットはなくても、ポケモンの育成にかなり時間がかかりますからねぇ。
と、単純にバトルの面白さからスプラトゥーンが一番ハマりました。
新しいステージが遊べる続き物が出てくれるのを期待してしまうほど、面白かったです。
第二位
ゼノブレイドクロス プレイ時間 135時間
広大なフィールド。
巨大な敵。
かっこいいロボット。
とても、魅力的です。
……と、こんな風に単語だけをつないで喋らなければ、興奮しまくって支離滅裂な文章になってしまうのが間違いないほどワクワクできるゲームです。過去に一度長ったらしい文章を書いてしまったんですが、今思えば何が書きたかったのか、自分に対してもあんまり伝わらないような内容でしたからね。
ゼノブレイドクロスは広大な面積を誇る惑星ミラを探索し、開拓していくRPGです。ストーリーはありますが、正直、毎回家に戻って「ストーリーを始めますか?」「はい」と答えて発生するストーリーはあんまり面白く感じませんでした。ぶつ切り、ぶつ切り、って感じなのがどうも性に合わないというか。ストーリー部分では完全に前作のゼノブレイドに軍配が上がると思います。
しかし探索の面白さではゼノブレイドクロスが勝っています。
歩いて回るにはあまりに広大すぎるフィールド、そして5つの大陸それぞれに広がる幻想的な世界。このゲームがあるからこそ「WiiUの画質が上がっていて本当によかったな」と思います。……ただし720pでしたが。
それにただ広いだけじゃなくて随所に隠された入り口があって、秘境へつながっていたりするのも面白いです。
100時間くらいやって結構秘境とかも発見できたつもりでいましたが、その後30時間ほどプレイしてみるとさらに知らない場所がたくさん隠されていて、もう興奮の連続でした。
強力な敵、オーバードの存在も忘れてはいけません。
特定の場所で対峙することのできる強敵、オーバードですが、ストーリークリア後に探索を進めていると思わぬところで強大な敵と相まみえたりするのがもうドキドキです。ストーリー攻略だけを考えていれば見つかることのないおまけ要素ですが、惑星ミラを探索する、というゲーム要素にどっぷり浸かりきってみるとこういった数々の魅力に立ち会うことができます。
ゲームを純粋に楽しめる人にはオススメです。逆に、もうゲームに慣れきっていて、惰性で新作を買ってはクリアまではプレイしているような人にはオススメできません。(おそらくペーパーマリオスーパーシールを現在プレイ中の私自身に対する自虐を込めて)
第三位
ピクミン3 プレイ時間 30時間
第三位はピクミン3を選びました。一気にプレイ時間が減りましたねぇ……。
他にプレイ時間が長いソフトもあったのですが、ピクミン3の方が魅力的なプレイ経験を得られたと思うのでこっちをランキング入りさせてみました。
ピクミンシリーズは有名キャラクター、ピクミンを最大100匹まで同時に使ってステージを攻略していくゲームです。このシリーズ通しての長所としては美麗なステージや、人がいれば人の数だけ攻略法が存在する自由度の高さでしょうか。
こちらもWiiから進化した画質のおかげでフィールドの現実感がアップしています。それに今作では各ステージごとにボスが用意されているんですが、この中には今までにない巨大な敵もいてワクワクしました。
プレイ時間自体はそこまで長くないですし、30時間というのも2周+タイムアタックチャレンジ込みの時間ですが、短い時間でも非常に濃い体験をすることができます。
悩んでランキング除外
幻影異聞録#FE プレイ時間 52時間
ピクミンよりもこっちの方がプレイ時間は多いのですが、途中の中だるみだったり、ロード時間の長さが気になったりという部分で少しだけ今日がそがれたところもあったため、大体4位くらいの評価になりました。
楽しいんです。バトルは程よい強敵と、セッションといううまく敵の弱点を突いたときに発動する追加攻撃が小気味よくて、飽きることなく楽しむことができます。
登場人物はそれぞれかっこよかったり可愛かったりして掛け合いは見ていて飽きません。
私はまもりというキャラクターが好きで、よくパーティに入れて戦っていたのですが、強くてかわいくて彼女が出ているバトル自体が楽しくて仕方なかったです。
でも、52時間の中で楽しい時間がどれくらいあったかとかを考えると、密度的にはピクミンに劣るかもなぁと考えてしまいました。
それにRPGではゼノブレイドクロスの方が個人的には好きなスタイルでしたから。こっちはバトルもストーリーも悪くないけれど、やっぱりストーリーが終わってしまえばそれで終わりでしたから。
プレイさえできれば絶対面白い
ニンテンドーランド プレイ時間 27時間
プレイ時間のほとんどは一人プレイの時間です……。
このゲームはWiiUのローンチソフトとして出たソフトで、かなり楽しくプレイできたソフトです。それこそ瞬間的な楽しさでは1~3位に入ってもおかしくないくらいです。でも、このゲームは基本的に小、中学生が集まって遊ぶのに向いているソフトなんですよね。一人プレイではそもそも3つ用意されている2~4人用ゲームをプレイすることすらできないのです。
そしてそのゲームが個人的には好きなゲームだったので、なかなか遊べなくてもったいないなぁとずっと思っていました。CPU対戦だけでも遊べれば、面白かったのになぁ、と。
特に好きだったゲームは二つあって、一つがマリオチェイス。もう一つがどうぶつの森の鬼ごっこゲームです。
マリオチェイスはパッド持ちがマリオ、リモコン持ちがキノピオとなり、鬼ごっこをするゲームです。パッドを持っている一人だけが逃げて、キノピオたちは皆でマリオを追いかけます。
パッドには地図が映るため、よく考えて逃げれば鬼ごっこではありますが見つからないように動くこともできます。それに対してキノピオはテレビ画面に映ったそれぞれの視点を頼りにマリオを探していきます。3Dのゲームなので、壁の後ろなんかは影になって見えません。キノピオ側のヒントとして与えられているのはマリオとの距離です。それを頼りにステージのどこにマリオが潜んでいるのかを探り出し、マリオを逃げ場のないところへ追い込んでいくのが楽しいです。
キノピオ側は最終的にタックルでマリオを捕まえるのですが(普通に追いかけたらスピードが同じなため捕まらない)、タイミングを読まれると華麗に避けられたりして、なかなかに奥深いです。
初心者でも直感的に楽しめるので、人が集まりさえすれば盛り上がること間違いなしです。
ただ問題なのがどうぶつの森の鬼ごっこ。こっちは人が集まってもまともにプレイできません。なぜなら私が圧倒的に強すぎるから……という。
このゲームはパッド側が門番さん役、リモコン持ちが住人役となり、マリオチェイスとは逆にバッド側が鬼となった鬼ごっこです。住人はステージにある木から飴を落とし、一定数の飴を手に入れることが勝利条件となります。門番側は、3回住人を捕まえれば勝ちです。
1対1と1体多数ではルールが異なり、1体1では住人は指定された場所に指定された数、飴を置くこと。1体多数では指定された数の飴をチーム合計して手に持つことが勝利条件です。
住人側は飴を持つごとに体が膨らんでいき、足が遅くなります。普段は門番さんより速いスピードで動くことができるのですが、持っている飴が増えると門番さんに簡単に捕まってしまう程度でしか動けなくなるため、時には持ている飴を捨てて逃げ去る判断をすることになります。
門番さんは2人存在し、ゲームパッドの二つのスティックにそれぞれの動きが割り当てられています。だからこっちの門番さんで住人を追いかけながら、もう1人が回り込む……なんていうプレイが面白いです。
操作は、面白いんです。
でも、だれも門番さんを扱うことができないんです。悲しいことに。
今までこのゲームに触れてきた人は私を除いて4人いました。でもその4人とも左右のスティックを同時に操作して2人の門番さんを動かすことができなかったんですよね……。できるのはそう、私だけ。
手加減しなければ一瞬で決着がついてしまうため、私はこのゲームが一番好きなんですが、ほとんどプレイできないまま今に至っています。
いやまあ、分からないでもないです。確かに片方の操作に集中するともう一人の操作がおろそかになってしまうのは分かります。でも他の人のプレイを逃げる側から見ていると、あまりに拙くてもうゲームにならないレベルだったんですよね。
ニンテンドーランドはパーティゲームですから、一人でプレイできるようにすると周りの人との実力差ができて面白くなくなるのは分かります。でも、このゲームだけでもインターネット対戦に対応してくれていたら……と思わなくもないんですよね。そしたらレートが近い、上手くプレイできる人と遊べるのに。
というか、今からでも対応して欲しい。そしてNX版のeショップで販売して欲しい……。
それくらいに惜しいと思える作品でした。
まとめ
私がこれまで遊んできたパッケージソフトは
- スプラトゥーン
- ゼノブレイドクロス
- ピクミン3
- 幻影異聞録#FE
- ニンテンドーランド
- 零
- ベヨネッタ
- ベヨネッタ2
- マリオカード8
- スーパーマリオメーカー
- マリオテニス ウルトラスマッシュ
- タッチカービィ
です。
人によってはもっと面白いソフトがあったと思うかも知れませんが、私の記憶に強く残っているのは上記の5つでした。……まあ、今後マリオの3Dランドを遊んだり、ペーパーマリオを遊んだりすれば順位の変動はあるかもしれませんが、ひとまずはこんな感じです。
もしWiiUを持っていて遊んでないソフトがあれば、WiiUのソフトがしばらく発売されなくなること機会に遊んでみるのもいいでしょう。
それでは。