なんとこの簡潔から何年か越しのアニメ化、映画化です。
ちなみにこのサクラダリセットという作品は、現在多くのランキングで高い評価を得ているいなくなれ、群青 (新潮文庫nex)の作者である河野裕さんのデビュー作です。
サクラダという能力が普遍的に存在する街における、少年と少女の物語。でも私にとってはそんな説明以上に、私の人生で三本の指に入る傑作という言葉ですべてを表すことができる気がします。
なお、現在その第一巻が改稿され、角川文庫より発売されています。
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スニーカー文庫公式ページの更新日だなーと思ってサイトを訪れたら、まさかの発表に度肝を抜かれてしまいました。
実はつい1週間くらい前にサクラダリセットシリーズを再読したばかりだったので、そのタイミングの良さにも驚きました。
河野裕さんは現在階段島シリーズ(いなくなれ群青)を執筆中なので、サクラダリセットの方に動きがあったのも意外。……というか、階段島シリーズ4巻目が遅いのはそのせいだったのでしょうか。
目次
新装版との違い
スニーカー文庫の方は312ページ、角川文庫の方は320ページです。
角川文庫の方が宣伝にページも割いていないでしょうし、この違いは大型改稿の結果なのではないかと思っています。
この情報についての詳しい話はこちらのページにて。
また、副題が英語から日本語へ変わっています。
「ネコと幽霊と日曜日の革命」ですか……。まあ、この部分は日本語にするとまどろっこしいようにも見えてしまう気がします。
6巻あたりは「少年と少女、そして……」とかになるんでしょうかね。
今後
もちろんサクラダリセットシリーズはすでに完結したシリーズですから、このシリーズに関する動きはこれが最後になると思います。完結の仕方も非常に良くできていて、例えば続刊が出たりすることはまずないかと。
シリーズファンとして、映画を見るかは分かりませんが動向は追っていきたいものです。
……さしあたっては新装版ですが、いや、しかしタイミングが悪いなぁ。
もう一週間前に気がついていれば、新装版を買って読んでいたのに……。
ちなみに特にお気に入りは以下の三冊。