買ってからずいぶん寝かしていた「スーパーマリオ3Dコレクション」に最近手を付け始めました。
この中に収録されている作品のうちマリオギャラクシーだけが未プレイなのですが、せっかくなので順番にクリアしていこうと思います。
そして3Dマリオ第一作であるスーパーマリオ64。
これは64時代の作品で短めなこともあり、せっかくだから今回は全スター取得を目指してみようと思ってやってみました。
これまで小学生、中学生、そして大学生と3回ほどプレイした記憶があるのですが、いつも最後までプレイしたことはありませんでした。
というか中学時代にスター70枚集めてクリアしたようなおぼろげな記憶があるだけで、実際にクリアしていたかどうかもちょっと怪しいくらいです。
今回こそは120枚全部集めて、念願の隠しキャラクターに出会うぞ! ということでやっていきました。
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目次
各ステージの感想
ボムへいのせんじょう
マリオ64といえばもはや教科書レベルの作品で、その中でも最初のステージとなれば多くの人が目にしたことがあるでしょう。
おなじみの戦場です。
山の上にはボムキングがいます。
さすがにこのステージは過去三回のプレイでも7つ全てのスターをコンプリートしていました。
初めてこのゲームを遊んだときは、まだ見ぬ赤ブロックなどをどう解放したものか、ワクワクしていたのでしょう。
……いや、違ったかもしれません。
私が初めて遊んだときは、城に入ってすぐ響き渡るクッパの笑い声に戦々恐々だったので、最初のステージでもそんな心穏やかには遊べてなかったかもしれません。
さすがに20年近く前のこととなると覚えてませんね。
ただ、怖すぎて最初のステージに入るまでにかなりの時間を要したのは確かだったような気がします……。
バッタンキングのとりで
怖い要素が全くないステージです。
安心して遊べます。
ただ、1つだけ難しいスターが存在しましたね。
大砲で壁の一部を壊すとスターが出てくる……というものですが、何のヒントもなしでは正直見つけられなかったと思います。
マリオ64ではステージに入るときに6つのサブタイトルのうち一つを選んで進むのですが、サブタイトルを選ぶこと自体が必要なスターもあれば、サブタイトルがヒントになっているだけで他のサブタイトルを選んでも手に入れられるスターもあります。
他の5つのスターを手に入れれば、最終的に6つ目の発見が難しいスターのヒントが手に入るというのは、昔のゲームながら導線がしっかりしていて面白かったですね。
かいぞくのいりえ
小学生の私を挫折させた要因の一つ、ウツボ(?)です。
これ怖いんですよね。
このステージを3つ目に持ってくるというのが何というか……、何というかって感じなのですが、はい。昔は怖がってましたね。
しかし、つい数ヶ月前にサブノーティカをクリアした私にとってはもはや恐怖の対象ではありません。
ここにウツボがいると知らなければちょっと驚いたかもしれませんが、このウツボとももはや長い付き合いです。
入り江にはウツボがいて、ウツボは自分のことを襲ってきたりしないと分かっていればもはや怖くはないのです。
100コインスターを集めるのだけちょっと手間取ったような覚えがありますが、そんなに難しいステージではありませんね。
さむいさむいマウンテン
ペンギンのステージです。
小学生の頃はここのスライダーで何回も落ちてやられていたような気がしますが、今となっては失敗することなどありませんでしたね。
それはそれとして、ここも100コインが結構めんどくさかった気がします……。
テレサのホラーハウス
ここも小学生の私を挫折させた要因の一つです。
いや、単純に怖いステージは苦手でした。
まあ今となってはそんなに怖くはないんですけどね。
サブノーティカがどうこうというより、単純に子供の頃よりは恐怖に耐性があるのだと思います。
しかしこのステージは怖くなくてもそこそこ難しい、というか面倒なステージでしたね。
屋敷の中で落ちてもやられるわけではなく地下に落とされるだけなのですが、地下から戻ってくるのが面倒くさいです。
そして3回のボステレサを倒した後に屋上に上がる方法が分かりませんでした。
結局ゴリ押しで屋上に上った訳ですが、何回も失敗しては屋上に上って……って、これも面倒くさい系ですね。
やっぱりいつまで経っても厄介なステージみたいですね、ここは。
やみにとけるどうくつ
小学生の私を挫折させた要因の一つ。
要因多いですね。
ここに関しては怖かったのと、ステージ入り口のメタルブロック的に「メタルマリオじゃないとダメージを食らうんじゃないか」という考えがあったからですね。
まあ、実際にはメタルマリオじゃないとダメージを食らう場所は一部しかなく、メタルブロックを実在化させるスイッチはこのステージ内にあるんですけどね。
おいおい。
なんというか、他二つのスイッチがステージ外にあるため今回のプレイでもメタルブロックがどこにあるのかイマイチ思い出せなかったんですよね。
ステージを順番に進めていく中で、「あ、この中にあったんだ」と多少驚いた感じです。
はねブロックととうめいブロックは印象的なんですけどね-。
しかし時代は令和、メタルは桃子。
メタルマリオの音楽を聴くとどうしてもメタル桃子が連想されるようになってしまいましたね。
ファイアバブルランド
お相撲ステージです。
ドンケツにはジャンプしてぶつかればお相撲対決で負けないことを思い出すまでは、そこそこ事故率が高かったですね。
このステージ中の火山に入ることでステージの中のミニステージみたいな場所に行けますが、存在をすっかり忘れていたので驚きましたね。
マリオ64のステージ全体の話ですが、当時遊んだときは割と広く感じたものの、2021年の感覚で言うと狭いです。
しかしそんな中でも、ステージの中に隠しステージが存在すると割と世界の奥行きを感じられて面白かったですね。
たぶん隠しステージ含めてもその後の3Dマリオの方が広いでしょうが、一見して感じられる広さ以上にステージが広がっているのは、探索していて楽しい部分でした。
あっちっちさばく
私は幼い頃、母親に上記の本を読み聞かせられて育ったため、このステージにはちょっと思い入れがあります。
マリオの「ハゲったか、ハゲったか、あったまハゲったかやーい!」というセリフで私はハゲとハゲタカの概念を理解しました。
どうでもいいですね、はい。
……しかし両親ともにゲームはしない上、家にマリオ64はないのになぜあの本がチョイスされたのでしょう? それも最終巻だけ。
謎は深まるばかりです。
さて、このステージもステージの中に隠しステージがあるタイプですね。
特にここはピラミッドの中が本ステージと言っても過言ではないくらい。
まあ、元のステージが狭いからそう感じるだけかもしれませんが……。
幼い頃は「帽子を取られたら嫌だ」という想いからこのステージも避け気味でしたね。
今となっては帽子を取られたところですぐに取り返せるような作りになっていると分かりますが、やはり操作技術も未熟だった頃は「一度取られたらステージを出ても帽子をなくしたまま」というのが恐ろしく厄介に感じられたのでしょうね。
現在遊ぶ上で苦戦するのは、むしろ集めにくいコイン関連だったりするわけですが。
ウォーターランド
このステージでクッパと戦うもんだと思っていたら、ただのステージだった。……という思いを抱いたプレイヤーは多いのではないでしょうか。
このステージはとにかく100コインスターを見つけるのに苦労しましたね。
見える範囲のコインは全て集めたつもりだったのですが、それでも100コインに到達しない。
どこだ、どこだと探してようやく水の底にコインを見つけてスターゲットできましたが、もうちょっとコインの配置は甘くしておいて欲しかったですね。
ついでに、このステージには引きずり込まれるとミスになるどころかお城の外まで連れ出されてしまう穴があります。
もう少しで100コインというところで「見つからないな-。この穴には入れたりしたかな-。……あれ!?」という感じでやり直し。
また100コイン前に「この穴には入っちゃダメだから気をつけないと。…………? あれ? なんか引かれてる。うわ、抜け出せない!」という形でやり直しを食らったので余計に面倒なイメージが定着してしまったのかもしれません。
スノーマンズランド
ダイマックススノーマンのいるステージ。
見た目通り、巨大な雪だるまの上に登っていけば良いんですけど、そもそもどこから登れるのか微妙に気が付きにくかったですね。
足がかりさえ掴めば、あとは雪だるまが息を吹きかけてくるのをどうにかすれば良いだけなんですけど。
パッと見の景色は印象的ですが、内容としてはそこまで記憶に残るステージではないかもしれません。
みずびたシティー
絵に入ったときの高さによって、街の水位が変化するステージです。
まあステージ中でも街の水位は簡単に変更できるので、単なる時短ギミックって感じですけどね。
このステージは怖い要素もないので幼い頃もよく入り浸っていた(水浸シティだけに)記憶があります。
ただ、大砲を起動させてくれる赤ボム兵のいる場所が結構行きにくく、ジャンプ技術のなかった小学生時代は全スター集められていなかったかもしれませんね。
今でもそこそこの回数試してようやく登れましたし。
テレサのホラーハウスといい、微妙に登れるか判断しづらい場所があるのは不親切でしたね。
ただマリオ64って20世紀のゲームな訳で、その当時のゲームで明確に不親切なのがここで挙げたもの以外だとカメラワークくらいしかないっていうのは相当上手く作られたゲームだと分からせられますね
大砲を使うとステージ中の隠された場所へ進むことができますが、またまた存在をすっかり忘れていたのでワクワクしました。
「この街の地下にこんな空間が広がっていたなんて!」って感じです。
絶対中学時代にはたどり着いていたはずなんですけど、一回見ただけだと忘れるもんですね。
たかいたかいマウンテン
上下に広いステージです。
帽子を盗む猿がいたり、一度入ったが最後スターを取らなければ死あるのみの大砲があったりします。
意外と落ちてもコース最初の地面に着地できたので、思ったよりもミスしにくいステージでした。
まあこれより先は難しめのステージが増えてくるため、その前哨戦レベルの難易度と言って良いでしょう。
山の頂上で周りの景色を見渡そうとしましたが、あまりにも横方向の広がりがないステージだったため全然景色は楽しめませんでした。
ちびでかアイランド
幼い頃はデカい敵=強い、怖いといった感じでデカ島を恐れていましたが、今の感覚で言うと100%チビ島の方が難しいですね。
newスーパーマリオブラザーズ以降の作品では巨大なマリオがちっちゃなクリボーにぶつかったら問答無用でスコアの足しにしてやれますが、マリオ64では普通にマリオがぶっ飛びます。
なぜ。
しかもちっちゃい方が当たり判定が分かりにくく、こちらから倒すのが難しいです。
ついでにデカ島からチビ島へと移動できる土管の一つに「チビ島に出た0.5秒後くらいにクリボーにぶつかり、奈落の底へ落とされる」土管が存在し、迂闊に使っては何度かミスりました。
豆粒みたいなクリボーが、このゲームで一番強い敵キャラでした。
間違いなく。
そりゃ一寸法師も鬼に勝てる訳ですよ。
チックタックロック
ステージに入るときの長針の位置によって、ステージ内のギミックのスピードが変化するステージ。
みずびたシティと違い、ステージに入るときの要素がそこそこ重要になってきました。
なんならギミックのスピードを0にすることもできますしね。
結構難しいイメージがあったんですが、ギミックのスピード0で遊んでみるとサクッと一番上まで行くことができました。
しかも結構コースが短かったな~、なんて思っていましたが、実際はギミックを動かさないとそこより先に進めないだけでした。
実際の頂上までのコースはやっぱりかなり遠く感じましたね。
最終盤のコースって感じで好きです。
レインボークルーズ
小学生の私を挫折させた要因の一つ、最難関ステージであるレインボークルーズです。
基本的に空飛ぶ絨毯に乗って進む、強制スクロール風のステージでした。
昔の3Dアクション特有のちょっと不親切な操作感だったり、幼い頃の低いプレイヤースキルが合わさり、メチャクチャ難しかった印象があります。
たぶんめっちゃ落ちました。
今にしてみればそこまで難しくはないですが、これまでのコースは狭い故にガンガンハイスピードで攻略して行けたのに対し、このステージは絨毯のスピードに合わせなければいけないので、結構じれったくありましたね。
強制スクロールは用意されたギミックと一つ一つ丁寧に向き合っていかなければいけないので、そういう部分も含めて苦手だったんでしょう。
これまでの挫折要因と比べて難易度は難しいものの景色とかは綺麗で、感覚的に嫌いだった訳ではないのですが、スターが全然取れず70枚まで到達できなかったような気がします。
さすがに小学生の頃と比較するのもどうかと思いますが、成長を感じましたね。
おわりに
空き時間に軽く進めていくつもりで遊び始めましたが、思いの外短い期間でガッツリプレイしてしまいました。
カメラワーク、操作性など一部要素に令和だからこそ感じる小さな不満点はあるものの、遊びの根幹自体は昔と変わらず面白かったです。
大学時代にWiiUで遊び始めたときは起動時間やらなにやらでモチベーションが続かずすぐに止めてしまったのですが、switchで出たことにより遊びやすさは格段に上がりましたね。
DS版のマリオ64は未プレイなのですが、携帯機で遊んでいたらもっと早くから完全クリアしていた可能性もあったかもしれません。
当初の空き時間に遊ぼうという考え自体switchだからこその思いつきだったため、やっぱり私には携帯機が合っていると実感しました。
一度遊び始めれば、面白いゲームなら自然とモチベーションは高まるもんですし。
次はサンシャインも遊んでいこうと思います。
このままサンシャインも全クリしたい……ところですが、青コインが面倒くさそうなので通常クリアで終わりそう。
サンシャインのステージも小学生の頃は広いと思って遊んでましたが、64と同じく実際は小さいんでしょうかね。
気になるところです。
それでは。