ついにBF2042のベータが始まりました。
私はゴールドエディションを予約したため先行アクセスをすでに楽しんでいますが、今回はそこで得た知識を簡単にまとめていこうと思います。
BF2042を初めてプレイして戸惑う部分の解説と、オービットの歩兵戦で使えるテクニックがメインです。
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目次
システムについての解説
武器のカスタマイズ
出撃すると、まずはノーカスタムの武器を手に広いフィールドにほっぽり出されると思います。
まあフィールドが広いのは今作の特徴なんで驚かないで欲しいのですが、武器が全部アイアンサイトで困ってしまうかもしれません。
今作は+メニューというシステムが導入され、実はフィールド上で銃のカスタマイズが出来るようになっています。
PS5でのやり方は画面右下に表示されているボタン(L1)を長押しした後、〇や✕ボタンでアタッチメントを選びます。
製品版では試合開始時からカスタマイズされた銃を持ち運べると思いますが、ベータ版では毎試合武器のアタッチメントが初期化される仕様になっているため、試合が始まったらグリップや弾薬を毎回選ぶようにしましょう。
恐らく反動が変わるであろうバレルについては忙しい試合の中で変える価値を感じませんでした(2021/10/16追記:wikiによるとバレルは連射速度に影響があるようです。拡張バレルは連射速度を下げる効果があるため、通常戦闘では使わない方が良さそう。ただ、これでバレルの変更にもそこそこ大きい影響があることが分かったため、ちょっと面白いことになりそうです)が、弾薬は試合中に変更するだけの価値があると思いました。
まず一つ、恐らくダメージが変わります。
多くの武器では通常の弾薬の他に、遠距離用の装弾数が少なくダメージの高い弾薬、近距離用のダメージが低く装弾数の多い弾薬などが用意されています。
LMGやサブ武器のマグナムなんかにはワンワンロボットなどに効きやすいAP弾という変わり種も用意されています(人へのダメージがどうなるかは分からない)。
今回のマップであるオービットには交戦距離が長めのエリアも多いため、前もって弾薬を変えると戦いやすくなるでしょう。
ちなみにダメージが実際に変わっているかは検証できていないので、もしかしたらダメージじゃなくて反動が変わっていたりする可能性もあります。ただ遠距離用の弾で遠距離戦がしやすいと感じるのは事実なので、弾を変えるのはありだと思います。
また、所持弾数は弾薬ごとに異なるため、弾切れ時の交戦継続にも役立ちます。
距離によって使いたい弾の種類はあるでしょうが、その弾がなくなってもハンドガンに頼る必要が無いのは助かるところでしょう。
この仕様のおかげでメイン武器の完全な弾切れ自体は過去シリーズよりも発生しにくくなっています。
Vにあった弾薬箱が存在しないため、メインの弾がなくなると困りますからね、今作……。
マップに赤点が映る条件
画面右下のミニマップには時折、敵の位置に赤点が表示されているはずです。
実は今作では銃を撃つと自分の位置が赤点で表示される仕様のため、これを知らないと敵に位置がバレバレになってしまいます。
ということで、今作では自分一人で敵に囲まれてしまうと相当苦しい戦いを強いられるでしょう。
対策としてはミニマップを見て前線を意識すること、グラップルで上下の駆け引きに持ち込むこと、サプレッサーを使うことなどがあげられます。
まず前線の意識を持つことですが、これは味方と動けば赤点が出てもある程度動きやすくなるよ、という話です。
今までのシリーズでも「ミニマップから前線のでき方を確認して敵の位置を把握する」というのは重要でしたが、今作は特に一人で突出してしまうと横や後ろからすぐさまカバーが入ってきてやられてしまうような場面が多いです。
これが建物や遮蔽物の多いマップだったらまた話は変わってきますが、オービットはかなり開けた地形が多いため気をつけたいです。
特に森に関しては視界が悪く、敵を倒し切らずにうっかり突出してしまうことが多いため前線の意識は大事だと思います。
まあ、バグで全体マップを開けずミニマップの大きさも変えられないんですけどね。製品版ではもっとやりやすくなっているはずです……。
そして次にグラップルを使うこと。
赤点は敵の位置を示すものの、高さまでは分かりません。
そのため敵を平面で倒した後に建物の屋上に上がったりすると、残りの敵から見つかりにくくなったり、そもそも相手がグラップルを持っていなければ射線を通せない位置まで逃げることができます。
ただずっと屋上にいると敵もそれに気が付き始めるため、上手く裏をかくように地上に降りて……ということを繰り返せるといいですね。
最後にサプレッサー。
これはSMGなどいくつかの武器において、+メニューのバレルから選択できます。弾薬と同じく、これも試合中に付け替えするメリットの大きいアタッチメントですね。
これを付けるとダメージが下がる代わりに位置バレしなくなるため、森の中などの隠密戦闘が刺さる場面で使うと良いでしょう。
いくつかのバグについて
今回のベータ版ではいくつかのバグがあります。
画面が点滅するバグも存在し、なかなかに凶悪だとは思いますが、とりあえず自分たちでどうしようもない点についてはスルーします。
気をつけたいのは先ほども触れた全体マップが開けないバグに加えて、試合開始時の装備が選べなくなるバグと、AKのアタッチメントがリスポーンごとにリセットされるバグですね。
試合を開始して最初に出撃する際、武器やガジェットの欄が空白になり選べなくなるバグですが、これは武器に関しては前回の試合で最後まで使った武器になるでしょう。たまに共通ガジェットがなくなりますが、二回目の出撃時には選べるようになっていることが多いです。
スペシャリストに関してはほぼ毎試合、最初はランダムになっていると思います。私の場合はそうです。
選べるときでも出撃したら違ったりするので、まあこれは2回目の出撃時に忘れずに使いたいスペシャリストを選びましょうねって話になりますね。
AKのアタッチメントが保存できない問題もあります。
これはそもそもAKを持たないようにするか、リスポーンごとにアタッチメントを付け替える、あるいは初期状態で使うということの選択です。
アサルトライフルにはもう一つ最初から使えるM5A3があるため、ベータ版ではそちらを使うのもオススメです。
歩兵戦のテクニック
タップ撃ち
2042ではタップ撃ちやバースト撃ちが強いです。
BFVではアサルトライフルを単発撃ちモード(反動が小さくなる)に切り替えてようやくダメージを与えていけるところを、2042のアサルトライフルではそのまま2,3発ずつ撃っているだけでしっかり敵に当たってくれます。
弾速はそこまで速くないため遠距離で横に走っている敵を撃ち抜くのは難しいでしょうが、止まっている相手にはかなり有効に働くでしょう。
特にM5A3の遠距離向け弾なんかを使っているとそう思います。
上へ意識を向ける
今作ではグラップルフックやヘリコプター、高層ビルなどの存在によって上から攻撃してくるパターン増えています。
発砲したらスポットされる仕様も合わせて、低地にいて平面ばかりを見ていると思いもよらぬ方向からの攻撃を受けやすいです。
余裕があれば空を見上げて降下してくる敵がいないか確認する、ヘリコプター対策にランチャーを持って行く、など空への意識を持っておくと良いでしょう。
あるいは自分が高所を取ることを意識するのも大事です。
グラップルフックで屋上に上がったり、オービットで言うB拠点のような高いビルを自分たちで押さえるのも大事になるでしょう。
できれば高所を取って有利に戦うのは、相手ではなく自分の方でありたいものです。
B拠点への上がり方(強力なグラップルポジション)
オービットの中でもかなり激しい戦いが起こるB拠点への行き方について説明します。
どのルートも相手が待ち構えている場合が多いので下から攻めるのは大変だと思いますが、それ故に少しでも有利に立ち回れるよう多くのルートを覚えておきたいです。
まず画像のAは建物の外周に設置されているジップラインです。
直通で建物の上まで行けるため、敵がいない、もしくは油断していそうな状況ではこのルートを通るのがいいでしょう。
Bは建物の中層まで運んでくれるジップラインです。
ここから更にジップラインで上層まで昇る必要があります。時間がかかるので通常は使いたくないですが、敵が上層で待ち構えているようならこのルートで不意を突くのもアリです。ただ、中層から上層まで上がる途中、上層の対岸から見られると隙だらけなので不意打ち用と言ったところです。
Cは上層まで運んでくれるエレベーターになります。
スイッチが緑色の時にPS5なら四角ボタンを押すと1階まで呼び出せます。バグでビジュアル上は扉がすぐに閉まってしまうように見えますが、実際は扉をすり抜けてエレベーター内に入れます。
エレベーター内の赤いスイッチを押すと、上層まで繋がっています。
ただこのエレベーター、上層に人がいた場合、理由は分かりませんが毎回位置バレしています。エレベーターの音なのか、バグの影響なのか知りませんが、敵視点が見てみたいものです。
バグの影響もあってかエレベーターから敵の待ち構える上層へ出るとほぼほぼやられるので使うのは注意が必要です。
普段ならAで屋上に行くかB,Cから上層を通じて屋上へ出ますが、実はグラップルフックを装備している場合には選択肢が少しだけ増えます。
というのも、ジップラインは途中でジャンプボタンを押すと空中に投げ出され、武器を自由に出せる状態になるのですが、そのタイミングでグラップルフックを使うことができるからです。
つまりジップラインの終わり際で手を離せば、グラップルの届く範囲で好きなポイントから侵入することが可能になります。
中層から上層へ行くときも多少は使えるでしょうが、真価を発揮するのはAから屋上に行く際に見られます。
なぜならAのジップラインの終わり際からグラップルフックを伸ばすと、通常の到着点よりも一段階高いビルの縁に飛び乗ることができるからです。しかもビルの外周を沿うように移動すれば待ち構えている相手からも気づかれにくい移動が可能になります。
現状だとこの移動方法を使っているプレイヤーが少ないこともあって最も強い上り方と言って良いでしょう。見つけたとき、メチャクチャ興奮しました。
B拠点周りの攻防では、屋上からエリア範囲内に上がるためにもグラップルは有用なので、この辺りを根城にしているプレイヤーはグラップルフックを持って行くのがおすすめです。
終わりに
以上、BF2042の歩兵で気をつけること等の紹介でした。
基本的な操作周りはシンプルなFPSなので、特筆して伝えられるテクニックは少なかったですが、お役に立てたら幸いです。
最初は凶悪なバグの存在ややけに広いフィールドに微妙なテンションになりましたが、慣れてくると銃の撃っている感覚や撃ち合いの楽しさ、スポットの仕様から来る慌ただしい戦闘やグラップルを用いた華麗な動きにどんどんハマっていく自分がいます。
製品版の武器やスペシャリストも楽しみですし、オービット以上にワチャワチャして私好みのマップがあるでしょうから、早く発売日が来てほしいものです。
ただ、画面の点滅バグだけは(WW3であったようなプレイできないバグを除けば)誇張抜きに最悪のバグなので、それが直るまでは発売しなくても良い気がします……。
いやまあ、早く遊びたいので発売日までに絶対直して欲しいんですけどね。
それでは。