「バトルフィールド2042」初ゲームプレイトレーラーについての注目点

 
 もう2週間以上経ちましたが、バトルフィールド新作のトレーラーが公開されましたね。
 私は現在PS4ユーザーなのですが、トレーラーを見た直後はBF2042のためにPS5が欲しくてたまらなくなりました
 今でもゲオとヤマダ電機では毎回応募してるんですが、なかなか当たらないものです。ただ流石にトレーラーも公開されていよいよオープンベータ開催までの抽選チャンスが減ってきたので、今月からはノジマオンラインにも会員登録して応募を始めました。
 1週間の先行アクセス権が欲しいのでBF2042はPS4、PS5版セットを買いますが、初日はもちろんベータ版からPS5で遊びたいのでぜひ当たってほしいものです。

 
 さて、今でもトレーラーを見て自分が遊んでいる状態を想像すると体が震えますが(楽しみすぎて)、改めて新作のトレーラー内容+ゲームメディアの情報を見て気になった点についてまとめていきます。
 トレーラー以外の内容はだいたいEAAさんのものを参考にしています。


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目次

トレーラーについて

単純な感想

 まずマップがメチャクチャ綺麗だと思いました。
 私は青空のマップとかが好きなんですけど、トレーラーの最初でメインに描かれているマップはものすごくになっていましたね。ヘリから見える景色なんかは特に、オープンワールドのゲームかと思うくらい広い世界を感じられて感激しましたね。
 BF1、BFVも間違いなくマップの描写は綺麗なんですけど、遠景に印象的な風景は思い浮かびません。
 パッと浮かぶ景色としてはロッテルダムなどの海の向こう側。綺麗か綺麗じゃないか判別できないくらい遠くに、張りぼてみたいな街が見えるだけです。一方で西側にはゲーム内で行くことはできないのに割と立派なデバステーションの教会があったり、DICEの変な遊び心が見える部分も存在するんですけどね。……どのみちゲームとは関係ない部分なので、実際に発売されたらそんなに気にならない点ですけど。
 もちろん、これは最新PCでのみ可能な描写である可能性はありますが、実際にこういう世界でプレイできたら壮快だろうなーとワクワクしまきます。
 
 
 そして描写の綺麗さと同時に感じさせられるのが、圧倒的広さ
 遠景まで綺麗とはいいましたが、正直どこまでが歩き回れるマップでどこからがエリア外なのか全く判別できません。余りにも広いし、余りにも高いビルが建っています。
 実際に遊んでみた場合どう感じるのかは分からないのですが、とにかくインパクトはすごかったです。
 EAAのマップ紹介を見る限りでは、このマップはHourglass(アウァグラス)といい、なんとBFVのHamadaの4倍もの大きさがあるそうです。

 Hamadaといえば余りにも広いマップとして有名で、たとえ移動用のビークルがあったとしてもABCD拠点側とEFG拠点を行き来するのは面倒で、大抵その二区域は一度沸いたらやられるまで戦い続けることになります。……なんならAとBまでも相当遠い。
 そのHamadaの4倍となると、もう訳が分かりませんね。
 マップのテーマとしてはビークルマップでしょうし、元から歩兵が単体で活躍するのは難しい仕様になっているとは思います。しかし余りにも広大なフィールドと、そのフィールドの端まで見渡せそうな高いビルが組み合わさるとどうなるのか想像もつきません。
 そもそも相手プレイヤーに出会えるんですかね!?

 まあ、ネット対戦モードのプレイヤーとしては色々気になる点はあれど、グラップリングや豪華になって新登場した天候要素など新作のトレーラーとしては非常に良いものでした。

 
 正直、トレーラー公開前まではBFV熱が冷めていたのもあって「もうトレーラー公開日だったか」くらいの適当な気持ちになっていました。
 しかし実際にトレーラーを見て、EAAさんの記事などで情報を確認し、実際に自分がゲームをプレイしているのを想像するともう興奮が止まりませんでしたね。トレーラー公開を待ち望んでいた友人と、公開後に記事を見ながら話し合っていたのですが、もう楽しくて仕方がありません。
「Renewal(リニューアル)ってマップは丘の起伏なんかが見えるからゲームプレイを想像しやすいな」とか「偵察兵(的なの)でショットガンとかアサルトライフル使えるのは怪しい、これは怪しいなー」とか、いつまでも話せてしまいます。
 10月が今から楽しみで仕方ありません。

銃と操作感について


 
 私がFPSで一番重要視しているのは「動かしていて楽しいかどうか」です。要は銃を撃っていて気持ちいいかどうか、移動やダッシュが快適かという点ですね。
 一方で、どういった仕様を楽しいと感じるかどうかは人それぞれで、ちょっと難しい点ですね。

 個人的にこのプレイフィールという点で最高だったのは「タイタンフォール2」です。ブーストジャンプのおかげで移動するだけで気持ちが良いし、ダッシュ後の射撃も早いし腰撃ちも強いので気持ちの良いブーストジャンプが制限されることもない。その分操作が難しかったり、タイタンに乗り込むとゲームがガラッと変わるので人によっては受け入れにくいでしょうけどね。
 
 そしてBF1、Vと遊んできましたが、その二つもかなり私好みです。
 この二つはダッシュがかなり快適で、なんだか自然な感じがします。ゲームシステム的にも走り回ることになるゲームなので助かりますね。ダッシュ動作がカクカクッとなる作品は、ロボットっぽくて苦手なので……。
 また、BFは何より銃声が良いですね。

 バリバリバリバリ!! ダダダダダダン!! 
 うぉ-!! うるさぁーい!!
 
 ってな感じで。

 
 ただ、この二点に関してはトレーラー上では情報があまり映りませんでした。
 まず視点人物が銃を撃っている描写がほぼないんですよね。かろうじてビルからビルへと渡るシーンで撃っているのですが、これはサプレッサーがついていて銃の音がちゃっちいです。
 BFVのトレーラーではMG42を乱射しているシーンがとても好きでした。時代とともに銃が変わっているためどんな感じになるかは分かりませんが、重厚感のあるサウンドを期待してしまいますね。

 移動に関してはしゃがみダッシュやスライディングがどうなっているか気になりますね。そこら辺は廃止になっていたら廃止でいいのですが、結構これも快適だと思っていましたし、続投して欲しいです。
 一方でグラップリングという新たな移動手段が追加されたのが注目ポイント。
 BFらしくガジェット切り替えで使うため、APEXのパスファインダーみたいに使った後にキャンセルして射撃、というのはできません。しかし結構な高さを素早く移動できていたため、スペシャリスト(兵科)によってはまた少しプレイが快適になると知って私としては嬉しい限りです。
 

 
 そしてもう一点。
 トリガーハッピーな私が気になるのは装弾数の多いLMGが登場するかどうかです。

 BFVをプレイしたことのある方なら知っていると思いますが、BFVには装弾数の多いLMGがルイスガンしか登場しません。弾数の多い銃はMMGという武器種に全部持って行かれました。
 こまめな素早いリロードも良いですが、たまには100発くらいリロードなしでぶっ放したいですよね?
 まあ100発入る銃がポンポン出てくるかはともかく、BFVではLMGという武器種が運用としてはほぼアサルトライフルと化していました。強いLMGは大体弾数が20発しか入りませんでしたし、正直扱いにくいものばかりです。
 今作ではMMGが廃止されるのか、BF1みたいなバカみたいに撃ちまくれるLMGが登場するのか、そこまでは分かりません。しかし映像冒頭の宇宙センターでは装弾数50発以上のLMGらしき銃が確認できているため、期待が高まります。
 
 BF2042では、トリガーハッピーになれたら良いですね。

ビークル多そう、という点


 
 トレーラーで同時に映っているだけでも相当数のビークルがフィールドに出てきます。
 戦車だけでも4は軽く越えますね。トレーラーを取るために一カ所に集まっているとかでなければ、もっといるでしょう。その上でヘリコプターもバンバン飛んでいます。

 そして大きめの戦車に関しては、動きもそれなりに速かったです。
 Vの重戦車と比べたら、だいぶ軽快に動けるんじゃないかと思います。というか、動けなかったらさすがに2042の広いフィールドとの相性が悪くて使われないと思いますが……。

 ただ最近少しだけ4を遊び始めているんですけど、ビークルの存在感が大きくなりすぎないかが心配です。
 あちらの戦車も動きが素早いのですが、そうなるとどこに行っても戦車と出会うような状況になりがちです。ヘリについては詳しくないのでプレイする側がどんな感じなのかは分かりませんが、こちらも結構一瞬でやられますし、当たり前のように素早いです。
 だからBF2042でも「どこにいってもビークルを気にしなければならず、歩兵戦に集中しきれない」という状況になるとすれば、歩兵中心のプレイヤーとしては辛いなぁと感じます。
 
 
 遊んだ限りではBF4、BF1、BFVと時代を経るに連れて遮蔽物となり得る自然な起伏の作り方が洗練されてきていると感じ、BFVに関してはPS4で遊べるFPSの中でもトップクラスに歩兵戦が楽しいゲームになっていると思います。
 4は開けた部分は結構そのまんま開けていて歩兵単体では進行できず、押されているときはヘリから沸いて裏取りすることなどで打開するのが必要に感じました。
 1は開けているように見えて意外と射線を切って進行できるルートがあったりしつつも、最終的に重爆撃機のイリヤムローメツに全てを平されてどうしようもなくなったりします。
 最終的にVでは開けたマップであっても、割と強ポジからの射線を逃れられる小さな丘や斜面、遮蔽物などが配置されているところが多いです。硫黄島なんてまさに開けたマップって感じですが、割と歩兵単体でも動きに幅を持たせられて、考えて作られたマップなんだろうと思わされます。コンセプトとして戦車マップですし、大きなフィールド故に接敵回数が少ないので好きではないですが、「思ったよりは射線を切れる」点はやはりBFを作り続けてきたDICEの技術力だと思っています。

 だからBF2042でも、いろいろ不安はありますが培ってきた技術を生かして、歩兵も含めて楽しめるマップを作ってくれていたら嬉しく思います。
 トレーラーを見ているとビルの多い街中でも砂による起伏を作っていたりして、「単純に一直線で射線は通らない」、「戦車が起伏を乗り越えることで砲塔の角度に制限が付く」など街中でも歩兵が活躍できる余地を残しているように感じました。
 ただそういうマップ作りを意識していてもヘリがバカ強ければ歩兵は一瞬で外を歩けなくなるので上手いこと調整していただきたいものです。

記事で判明した情報について

新兵科システム(スペシャリスト)


 
 初めてのシステムなので、正直どういう評価になるのかは分かりません。
 予想としては、一部武器に人気が偏るだろうと思います。

 
 まず、これまでの数作品では兵科(=ガジェット)と武器が紐付けられていました。
 これが今作からはスペシャリスト(=固有ガジェットとパーク1つずつ)の他は自由に武器とガジェットを選択することができるようになるはずです。

 よって今までは使いたい(強い)ガジェットの代表として偵察兵のスポット関連のガジェットが存在しましたが、それを使うためには特定の扱いにくい武器を使う必要があり、使用率は高くありませんでした。
 まあ逆にその使いにくい武器であるスナイパーライフルを使いたいがために多数のプレイヤーが偵察兵になると、基本的に試合に負けやすいというジレンマもあったのですが……。ガジェットを使える偵察兵が数人はいて欲しいけど、こぞって使われるようになると辛かったですね。
 あるいは蘇生や回復のために衛生兵を選んだり、戦車の破壊のために突撃兵を選んだりします。もちろんマップに合わせて使いたい武器から兵科を選ぶこともありますが、あまりにも対ビークルガジェットを持ったプレイヤー少ないと戦車が試合を支配してしまうので、突撃兵は一定数選ぶ人がいるはずです。

 このチームや試合のための兵科選択においては、多少自分の戦績を犠牲にしている人も珍しくないです。偵察兵は武器性能的にもちろん、遠距離向きのマップで衛生兵を使うのが苦手な人も多いでしょう。
 できればマップごとに一番使いやすい銃を使いたいと思いつつもガジェットの選択を優先していた層、この層がBF2042では救われます。

 
 ガジェットはどうしても試合状況に応じて変化させる必要が出てきますが、強武器というのはマップごとに差はあれど大体数種類に決まってきます。
 ただBF2042ではガジェットの選択のために戦績を犠牲にしていた層が、使いたいガジェットに合わせて自分の好きな銃、強いと思う銃を担いでいくことになると思います。

 その結果、BF2042に弱い銃、特に弱い武器種があれば使用率はグンと下がるんじゃないかと予想します。
 例えばBF2042では遠距離戦闘が多くSMGが弱かったとして、BFVであればそれでも衛生兵を選ぶ人が少なからずいましたが、2042では回復セットとアサルトライフルを持った兵士が増えてくるのではないかな、と思います。あるいはロケットランチャーとアサルトライフルなどですか。
 まあアサルトライフルじゃなくても良いんですが、一部強武器+強ガジェットの組み合わせの人気が高まりそうだと推測しています。

 せっかく作った銃ですから使用率が余りに偏るというのは開発側からすれば面白くないのかもしれません。
 ただ兵科と武器の縛りがユーザーのためになるかどうか問われると、そうとは言えないんじゃないでしょうか。
 4での「突撃兵は回復持っててアサルトライフル担いで強すぎる」みたいな意見も、アサルトライフルを使いたいのに、誰も工兵を使わないから対戦車のために工兵にならざるを得なかったプレイヤーからついつい出てしまった恨み言なのかもしれません。
 チームの勝利のために個人を犠牲にするのは面白くないことだと思うので、今後はこのシステムを続けてもらえたら私は嬉しいですね。強武器以外も、使いたいときは使う訳ですし。
 

マップ

 
 まずEAAの記事でマップのサイズを確認してみましょう。
 ……ふむふむ。
 分かりました。

 BF3のマップについてはほぼ知らないのですが、そもそもBF3のマップは狭めなことは知っています。
 その2倍となるとManifest(マニフェスト)というマップはかなり近距離マップになりそうです。バトルフィールド公式のPVではコンテナで格闘キルを取るシーンが映っていましたが、恐らくこのマップでしょう。遮蔽物も含め、SMGなどで駆け回れたら楽しそうですね。

 そしてロッテルダムの2倍というKaleidoscope(カレイドスコープ)もそこまで広い訳ではないでしょう。人数も2倍になっている訳ですから、人口面積的には同じです。
 ただ、このマップは高いビルがあることに興味を引かれます。地表を撃ち下ろせる感じになってるんでしょうか。
 トレーラーには地下を移動しているシーンがありましたが、なんとなくこのマップなんじゃないかと思っています。地下が主戦場になるなら、ビルの屋上から射線の通らない箇所は比較的多くなりそうですね。

 あともう一つ、BF3と比較されているマップがありますがこちらは4倍。
 まあでも、CQCメインと書かれていますし近距離マップですかね。

 歩兵戦メイン、かつ大人数対戦らしくごちゃついた戦闘をしたいのでこれら近距離で戦えそうなマップには期待してしまいますね。
 BFVは最終的に近距離向けの戦術コンクエストと遠距離やビークル向けの戦略コンクエストに分かれましたが、新作はまだマップが少ないのでそういう区分けはなさそうな気がします。なので近距離マップのローテーションが隣り合ってくれると嬉しいんですが……。
 いや、一番嬉しいのはどのマップでも楽しく歩兵戦ができることなんですけどね。そういうのは結構難しいので。

 しかし、Hamadaの5倍を超えるBreakaway(ブレイクアウェイ)とは一体どんなマップになるんでしょうね。
 恐ろしいような、それでいて一度は見てみたいような……。

おわりに

 
 BF2042の発売までにPS5を手に入れる。
 とりあえずこれがまず達成しなければいけない点なのですが、正直運次第ですからね。最悪発売からしばらくはPS4版を遊ぶことになるかもしれませんが、それはそれで貴重な経験と思うしかないでしょう。

 次に新情報が出るのは来月ですが、実際のゲームプレイも早く見てみたいですね。
 その映像を見て、自分だったらどんな銃やガジェットを使って、どんな立ち回りをしたいか考えるのが楽しそうです。

 それでは。



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