BFVにおいてヘッドショットが重要な理由「FPS日記」


 これから発売されるBFVでは、ベータ版の段階ではヘッドショットがとても重要と言われています。
 そして噂によると製品版ではさらにヘッドショットが大事になるとか……?

 しかし詳細なデータを知らなければ、なぜBFVではヘッドショットが大事なのか、その理由が分かりにくいと思います。
 逆にBF1やCODといった作品においてどうしてヘッドショットが重要視されていないのかも、意識しなければ思い当たらないかもしれません。
 今回はBFVとその他いくつかの作品を比較して、なぜBFVでヘッドショットが大事なのかを説明していきます。


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目次

ヘッドショットの特徴

ダメージが高い

 
 ヘッドショットを狙うと、普通に胴体にヒットするよりも高いダメージを与えることができます。
 そして重要なのはダメージが高くなると、キルするために必要なヒット数が変わることがあるという点です。
 これは武器のダメージ、相手との距離などで変わってきます。
 同じゲーム内でも、武器によってはヘッドショットしても意味がないといった場合があるため、wikiなどで武器のダメージとヘッドショット倍率を調べておくとより有利に撃ち合うことができるでしょうね。

 必要なヒット数(確定数)が変わると多くの場合キルタイムが大きく短くなるため、普通に胴体だけに当てるよりも素早く相手を倒すことができるようになります。 
 逆に確定数が変わらないならヘッドショットを狙う意味はあまりありません。

頭は当てにくい

 
 ダメージが高いという長所だけ見ると、
「確定数が変わらなくてもダメージが高いならヘッドショットを狙った方が、弱っていた敵と出会った場合、勝ちやすくなるのではないか……」
 そんな風に考えてしまうかもしれません。

 しかしここでヘッドショットを狙ったときのデメリットが問題となってきます。
 それは胴体を狙うよりも的が小さいことです。

 胴体を狙っている場合は基本、エイムが上下にぶれてもそこにはまだ相手の胴体や頭や足があってなんやかや相手にダメージを与えやすいです。
 左右に関しても頭よりも幅があるため、胴体狙いならより弾を当てやすい=ダメージを与えやすいということになります。
 逆に頭を狙った場合は下以外どの方向にエイムがぶれてもいけません。ブレた場合撃った弾はどこか見当違いの方向に飛んで行って0ダメージとなってしまいます。

 このため弾を外してしまうくらいなら胴体を狙った方が良いということになってしまいます。
 上手い人でもとっさの状況などでは意識して胴体を狙っている場合も多く、むやみやたらにヘッドショットを狙う必要はないことが分かります。

BFVでヘッドショットが重要な理由

 要はメリット>デメリットが成り立てばヘッドショットが重要ということになります。
 あとはその差ですね。
 

ヘッドショット倍率が高い

 BFVはヘッドショット倍率が高いと言われています。
 残念ながらまだ検証がしっかりとされていないので詳細は分かりませんが、恐らく連射武器においてはBF1におけるヘッドショット倍率である1.7倍以上はあると思います。
 ここまで高いと1、2発ヘッドショットが入った場合確定数が変わることが多いでしょう。そうなるとSTG44の600近いレートから3発キルが飛び出してくることになり、もう気が付いたらやられていた……というレベルのキルタイムになってしまいますね。
 
 これがBFVでヘッドショットが大事な理由の1つです。
 まあヘッドショットが1撃のレインボーシックスシージ辺りだとそれがさらに露骨になっているんですけどね。メリットが大きすぎて大抵のデメリットは打ち消してしまいます。

 逆にCODではヘッドショット倍率が1.1倍であることが多いです。
 そして最高ダメージが30だったりするので、ヘッドショットを全発当てたところで確定数が変わらないという悲しい事実があったり……。
 しかしアサルトライフルなどに大口径というアタッチメントを付けるとヘッドショット倍率が高くなり確定数が変わる武器が出てくるため、そうなると一変ヘッドショットを狙うゲームになったりもするのが面白いところではあるんですけどね。
 ただそうはいってもCODにはジャンプ撃ちなどがあり、キャラの動きも速いため、ある程度距離が離れていないとヘッドショットを狙うのは難しいのですけどね。
 

地上戦である

 
 これはBFシリーズ全てに当てはまるので他シリーズとの比較するための話ですが、BFVは兵士が空を飛んだりしません。
 CODシリーズの空中戦が多くなる作品やタイタンフォールでは兵士が飛び回り、上下左右に動きまくります。
 そのためヘッドショットを狙っているような余裕はほとんどないんですよね。

 先ほど大口径というアタッチメントがCODでのヘッドショットの重要性を高める、という話をしましたが、主にそれは地上戦のCODWW2で有効な戦法だったりします。
 まあ空を飛べる作品は自分が相手よりも高所を取れれば角度的な関係でヘッドショットが当たりやすくなるため、それはそれで大口径を付けたラッキーショットが多くなりやすいのでしょうが、まあ狙ってやるのは難しいということで……。

 BFVは地上戦かつ兵士の動きも遅めなのでヘッドショットは狙いやすいです。

武器の精度が良い

 
 ヘッドショット倍率が高くて、地上戦である。
 これだけがヘッドショットが重要な理由であれば、BF1もまたヘッドショットが重要なゲームになっていたはずです。
 しかし実際はそうではありません

 それはなぜかというと、BF1は武器の精度が悪いからです。
 つまり照準がきちんと相手の頭を向いていても、そこからある程度弾が拡散して飛んで行ってしまうため、頭を狙っても頭に当たってくれないからです。
 それどころか頭に照準を合わせていても丁度耳横などをかすめて0ダメージになってしまったりしますからね……。

 対してBFVは初弾の精度がとても良いです。
 連射してもリコイルコントロールを頑張ればそこそこ狙ったところに飛んでいくように感じます。
 そのため、ヘッドショットをきちんと狙う意味が出てくるのです。ここがBF1とBFVでヘッドショットの重要性が大きく変わる理由ですね。
 
 ただしBF1でもある程度距離が近く、弾の拡散込みでヘッドショットが狙えそうな距離感の場合は、動いていない敵、動きの遅いエリート兵科などに対して積極的にヘッドショットを狙っていったりはします。
 やはりBF1もダメージが大きいだけあってヘッドショットは有用ですからね。
 しかしBFVほど、常にヘッドショットを狙っていけるゲーム性ではないのが悲しいところです。まあ、そこが「BF1は極めがいがない」などと言われる理由の1つではありますが、上級者が練習して強くなれるシステムだけじゃなく、多少運要素があるシステムも個人的には好きですけどね。
 

終わりに

 以上から、BFVはヘッドショットダメージが高くて、当てやすいというのが分かると思います。
 もちろん胴体狙いの方が当てやすいのですが、外しのデメリットと比べてメリットが期待しやすいはずです。
 ついでにBFVでは頭のヒットボックス自体が大きい(当たっているという判定がされやすい)という話もよく聞くので、より狙ってヘッドショットをした時にリターンを得やすい仕様になっています。
 
 カッコいいヘッドショット連発などはゲームのプロシーンにおいては見ごたえがあって面白いでしょうが、BFVは果たしてプロが盛り上がることがあるのでしょうか? そういう点も含めて気になるところではありますね。
 そうでなくともBFVをやりこもうというプレイヤーにとっては、自分の上達がヘッドショット率上昇という結果になって現れてくるので、モチベーション向上にもつながるかもしれません。
 
 11月の発売が楽しみですね。
 それでは。
 


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