皆さん、こんにち殺法!
紙の本はもっと前に発売されていましたが、電子書籍になったのはつい昨日のことなので、ここで感想を述べたいと思います。
一部作品は、紙の本の発売から1ヶ月後くらいに電子書籍が発売されるので流行に少し遅れ気味になってイヤですね。……まあ、それを言ったら雑誌ではなく単行本だけを買っている時点で最新のお話にはついて行けていないわけですけど。
ところでまあ、まず6巻を最後の方まで読んでいくと終盤辺りで「あれ!? もうこの巻が最終巻!?」みたいに思わされる展開があってビックリしましたね。もちろん夏休みが終わって、時間の経過的に考えればそろそろ生徒会の任期は終わるわけですが、もうちょっと先の話かと思っていました。
ただしこれからも、7巻の白銀会長の頑張りによってはちゃんと続いてくれそうなので嬉しいです。……藤原さんは、でますよね!?
各お話ごとのサブタイトルに「そして、石上優は目を閉じた1」というものがあったので、もちろん打ち切りでもなければ次巻以降で2とか3とかも語られるわけで、ちゃんと考えれば最終巻でないことはわかるわけですが、まあそこは、ほら、ね。
今回は石上の過去に何かがあったことも触れられていたので、7巻以降でも彼は登場し、秘密が語られていくことになるんでしょうね。
あれ? ……藤原さんは出るんですか!?(大事)
ここからは気になったお話とか。
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目次
かぐや様は結婚したい
藤原さんが作った双六で対戦するお話。
……もう会長もかぐや様も、藤原さんへの評価が下がりきっているため(どうしてこうなった)藤原さんのゲームに付き合う気すら持ち合わせていませんでしたが、石上だけは玩具メーカーの息子ということもありゲームに参加する意思を見せてくれましたね。そういえばそんな設定だったか、と今更ながらに思い出したくらいですけど。
そして藤原さんも石上にお礼を言うわけですが、石上の藤原さん評価が低いのと同じくらい、藤原さんから石上への評価も低いのが分かりますね。まあ天敵だから仕方ないか。
そしていつものクソゲーが始まる。
まあゲーム内容自体は人生ゲームなんで、どこかで見たことのあるようなネタになっていた部分は否めませんが、まあ序盤の石上VS藤原のやり取りが好きなお話でした。
しかし最後の石上の評価では「運ゲー甚だしい」と言われてますけど、人生ゲームってそんなもんですよねー。ルート選択すらルーレットで決めるものも多いですし。
……一撃死さえなければ。
早坂愛はオトしたい
早坂が会長を籠絡しようと試みるお話。
もちろんオトしちゃったらお話が終わるので結論は見えてるわけですけど、まあ彼女の変わり身ッぷりがとにかく楽しいお話でした。
今回彼女が演じたキャラは丸っきりの偽りキャラクターなわけですが、会長がものの見事に騙されまくってるのがおかしかったですね。ウソ、ウソ、そしてさりげなく胸の膨らみまでウソと書かれてて笑う。
早坂はいまいちつかみ所のない性格をしているわけですが、かぐや様からの情報でPC好きだったり変な動画の趣味とかが暴露されてるところがホントに好きです。
そして最後に登場するパワーワード、「恋に落ちた瞬間っぽい顔」!!
恋愛ものでよくあるやつ!!
神の目視点で見てる分にはあまりにも馬鹿馬鹿しくて笑っちゃいますが、白銀視点だともうホントに困っちゃうでしょうね。
いや、しかし、このコマだけ作画気合い入ってて好き。めちゃくちゃ瞳がキラキラしてますもん。
そして次のページの落差よ……。
そんなこんなで誰も得をしない喜劇に幕が下りたわけですが、本気で悔しがる早坂の口調はかぐや様相手にも関わらずギャル口調ですし、案外こっちのキャラも彼女の素の一つなのかもしれませんね。
動画を見ている時とか、何でもないシーンではメイドの時と同じような雰囲気ですし、どっちが本当の彼女って訳でもないんでしょうが、面白いものです。かぐや様相手にギャル口調になることはあまりないからでしょうかね、そんな早坂に対してはかぐや様もたじたじで可愛らしいものでした。
まあ、対白銀用のキャラは明らかに偽りの早坂でした、それだけは間違いない。
終盤
まあ、ストーリー部分なんでそこまで笑いどころはありませんでしたね。「そして柏木書記!ワハハハハ」(笑ってる)
選挙に対して新キャラも登場してくる感じのおまけページもありましたし、このまま無事に白銀が会長に復帰できるのかは単行本しか買わない私にはまだ分かりませんが、藤原さんにはどうにかして今後も登場してもらいたいものです。
実は6巻はどこか少し、物足りない気もしたんですよね。
それは恐らく藤原さんの暴走成分が足りていなかったからだと思います。
藤原成分を摂取し続けると、だんだんと今までの藤原成分では満足できなくなって人生を破滅させてしまうとか言うあれ。
7巻以降も藤原さんには妹共々がんばってもらいたいものです。
それでは。