オンライン対戦会の結果をちょっと紹介していきたいと思います。
ブックはダッシュ火です。
第一戦目
ダイスの出目は悪かったが、そのおかげで初っぱなから火の領地を2,3取ることができました。しかもカードの引きもよく、前回の記事で強いと思っていたキメラが2枚連続で手札に来て、最初からキメラを2体も火の領地に配置することができました。
その後最初のチャンスが来ました。
相手の手札に対抗策がない状態で、相手がキメラの前のマスに止まりました。すかさずホーリーワード1を発動。
そしてキメラの土地レベルを上げようと思ったのですが……、2マス先の相手のレベル4領地にとまってしまいました。
これはいかん。どうしよう。と、考えて思いついたのは「疑似ランドトランス」。
ランドトランスとは連鎖した土地のレベルを上げた上で自分の土地を売り、土地の価値を手持ちの魔力へと変える戦法です。これをすることで増資のための資金が手に入り、より大きな価値を生むことができるといいます。(DS版以前は猛威を振るっていたらしい。3DS版以後、土地を売るときに価値の80%でしか売れなくなったため弱体化)
自分の火の土地のレベルを4まで上げてからそれを売ることで手持ち魔力の消耗を抑えました。……ただ、ホーリーワードで相手を踏ませた土地はレベル1のままなので、こっちは少しだけピンチに。
たった1マス、踏むか踏まないかで戦況はドンと変わりますね。
しかし今回はCPUとの戦いでの反省をふまえ、上手い具合に防具を持たない敵だけを狙ったりすること(防具持ちにむやみに戦闘を仕掛けないこと)で手持ち魔力を維持。
最後に相手が目標に近づいたときに必死に連鎖を食い止めたりすることで、最終的に自分の目標達成までの時間稼ぎができました。
そして勝利。
幸先よいですね。……前回は10戦一勝だったのに。
まあ、これも火のブックの力のおかげかもしれません。この調子で2戦目も、ご飯を食べた後に挑むとしましょう。
第二戦目
先ほどの試合と違って全然振るわず。ダイスの出目も、カードも、少しパワーの弱いものばかり。
ここで私は火デッキのもう一つの弱点に気がつきました。
それは攻撃に関しても防御に関しても弱いカードが存在することです。
そのカードの名は「フロギストン」
コスト35G、攻撃力30、HP30で、最大HP40以下の相手に対して強打の能力を持ちます。
……まあ、これまで使ってきてこのカードに苦労させられてきた数は多いので、おそらく弱いとされるカードなのでしょう。
なによりも問題なのはHPが30では、多くのクリーチャーに、領地効果込みで一発で倒されてしまうことです。
配置したままだとレベル1の領地効果があってもHP40でしかありません。
レベルを上げていってもレベル4でようやく「キングバラン」や「グラディエーター」の素の攻撃を耐えることができる程度。これではどこにも配置などできません。
攻撃に使った後も、必ずクリーチャーは土地に配置されます。それをいちいち回収して回るのは難しく、すぐに攻め込まれて土地を奪われてしまうことも多かったです。デッキ編集ができるようになればすぐに外す候補となるでしょう。
火単色のブックの場合は特にこのカードが4まい、それとこちらも倒されやすい「スタチュー」が2枚入っています。
そうなると、結構厳しい……。
もちろんそれだけが理由で負けるわけではありませんが、序盤にこれらのカードばかり引くことになると、盤面はすでに決着をつけられてしまいます。
というわけでボロボロになった第2戦目。
同じブックを使う相手が一人いて、その相手と火の領地の取り合いになったのですが、前述の通りこちらの引きは悪く、また相手のキメラ等が猛威を振るったため瞬殺でした。
もちろん3位。
第三戦目
気を取り直して始めた第三戦目。
この試合は私がカルドセプトを初めて一番面白い! と感じた一戦でした。
相手の一人はまたも同じブックの使い手でした。もう一人は水風のブック。
まず序盤はやはり火の領地の取り合いになるのですが、ここは少し押され気味でした。フロギストンVSキングバランは無謀だって言ってるじゃないですか!
とはいえ、こっちもガスクラウドを引けたので1つ領地を確保します。
しかし相手はキングバランを2体火の領地に配置し、土地レベルを4と5に上げてきます。
これはもうピンチです。相手はすでに目標達成、あとはゲートを目指すのみです。
そこで私が取った行動は、自分のレベル3領地を放り出してレベル4のフロギストンに特攻することでした。しかし相手の領地はレベル4、そして私がアタックに使ったのはガスクラウドです。全然実力が釣り合っていません。
アイテムで強打を付けてHP25まで減らしますが、自分は領地を失い、相手の領地を奪うことはできませんでした。
しかし、しかし、私のこの攻撃にはさらなる可能性が秘められていたのです。
次のターン、3人目のプレイヤーのターンです。
ここで出たダイスの目は、ちょうど先ほど私が攻撃した高額領地ピッタリの目だったのです。
ここでそのプレイヤーの風の一撃がキングバランに命中します。
ついに、相手のレベル4領地をはがすことに成功したのです……!
思わずチャットでグッドマークを送りました。水風使いも同様に返信してきます。
そしてそれを見た火使いは拍手のマークを送ってきました。相手も予想外の一撃、いや、二撃だったでしょうから。
そして順位は私が1位、火使いが2位、水風使いが3位となって続きます。
その時点でみんなアイテムを完全に消費していたので、土地を奪って奪われの大乱戦へともつれ込みます。
ここで私は手札のカードや、他の土地のクリーチャーをまだ有していたので、土地を奪いつつ、自分の土地へ増資するという手段をとり目標額に達しました。
すると今度はその火使いが私の守りの甘い土地にピタリと止まる、逆転のダイスを振るったのです。
高額の土地を奪われ、再び目標を目指すこととなった私に、更に火使いの移動侵略が刺さります。ゲーム序盤に配置されたキメラの攻撃力がものすごいことになっていたのです。
再び火使いが1位へ返り咲き、その最後のダイス目は、ゲートをくぐるのに十分な数字でした。
逆転、逆転、逆転……! 逆転裁判も真っ青な大逆転バトルでした。
正直勝ちたかったですが、火使いに素直に拍手を送れるような、楽しい試合でした。
こんな試合がまたできたら……と、カルドセプトリボルトの製品版がいっそう楽しみになりました。
これで第一部は終了です。
第二部も張り切って遊んでいきたいと思います。
第四戦目
本日初めての魔力枯渇。
言うべきことは何もない。実力が足りなかったと、この経験を次に生かしましょう。
第五戦目
本日二回目の魔力枯渇!
二位でうようよしていたものの、道具が少ない時にレベル4の土地二つを相手二人に狙われ、一気に全部取られる結果に。
下手にレベル4を二つ作るのではなく、レベル5をひとつ作るべきだったのだろうが、なかなかどこがだめだったのかわかりづらい。あと、その後に防具カードばかり引いて今度は手札が全てアイテムカードになるという事故も起こり、逆転の目すらなくなるという……。
……次こそは!
第六戦
じりじりと押されて負けた戦い。
もっと上手く土地を奪えていれば勝てたかも……?
途中時間切れで大事なグラディエーターを捨ててしまうという自体が発生。時間切れ自体すでに何度か経験しているため、迷った時でもある程度の作で妥協することを覚えなくては……。
第七戦
いい感じに戦えたが、おそらく対戦者のうち一人は確実に初心者だった。……第一回目のネット大会の時の私のような動きをしていたもの。
今回のオンライン対戦ではどの戦いでも、敵の高額領地ピッタリの目を出すことが多かった。この時も同様で、自分の領地の多いループから抜け出して勝負に出たとたんに、相手の高額領地に止まって勝負に負けるということが起こった。ホーリーワードを使えば相手の高額領地の直前で止まることができたため、使っておくべきだったかもしれない。
さて、以上です。もう少し時間はありますが、ちょっと疲れてしまいました。
なんだか第二部はぐだぐだな感じで終わってしまいましたね。
結果
一位 1回
二位 2回
三位 4回
幸先の良いスタートかと思われましたが、実際はそうでもありませんでした。
特に第二部のやられっぷりがひどいのですが、なんでしょう、前半が良かっただけ……とか? 他にもちょっと集中力が切れていたりした部分もあったので、カルドセプトの試合は一日に根を詰めてやるものでもないかもしれませんね。
さて、戦いとは関係ありませんが、第二部開始後、サーバーにつながりにくい状況が発生していました。スプラトゥーンの試射会の時もそうですが、せっかくのイベントで時間も決めてあるのに、その時間になっても遊べないのは残念だなあと思ってしまいました。
まあ、製品版が発売されてから問題が起こるよりはずっといいんですけどね。
特にスプラトゥーンはほとんどオンライン限定で遊ぶゲームですし、製品版が発売されても遊べない! なんてことが起こったら詐欺みたいなもんですからね。
今回でスタートダッシュverの役目はほぼおしまいですが、製品版ではブック編集からストーリーまで、いろいろ楽しみにしています。
7月7日。あと2週間程度ですね。心して待ちましょう。
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