いきなりどうした
とか言われそうですけど、スーパーマリオブラザーズをちょっとプレイしてみたら思った以上に進まなかったのでその感想をば、と思って書き始めます。
カルドセプトとかローリングウェスタンとかやっている流れでスーパーマリオブラザーズというレトロゲームが出てくるとなんか目立ちますよね。悪目立ち、という。
まあ、飽きなければクリアまでは日記をつけていきます。とか言ってプレイ日記その2でクリアとかできたらいいなーとは思うのですが。
スーパーマリオブラザーズはご存じ任天堂の有名ゲーム。すでにだいぶ前のゲームですね。1985年発売、つまり30年以上前のゲームです。
どうして私がこのゲームを持っているかというと、もちろんファミコンを引っ張り出してきて……と言うわけではなく(そもそも持ってない)、3DSのバーチャルコンソールを持っているからです。
3DSで配信されてたっけ? と思われるかもしれませんが、私が持っているのはアンバサダープログラム(3DSを2万5千円時代に買った人への特典)の類がダウンロードされている3DSだから持っているに過ぎません。遊びたい人は3DSではなくWiiUでバーチャルコンソールを買いましょう。
久々に遊んだきっかけはゲームセンターCXで有野課長がアクションゲームをプレイしているのを見て、「見てる分にはそこ! そこジャンプ! とか言いたくなるけど、実際プレイしたらちゃんとできるかな……」という気持ちを抱いたからです。
自称ゲーム上級者なんて名乗っていますが(ミーバースの選択で)、さすがにスーパーマリオブラザーズをクリアできなかったらそんなことも言ってられないだろうな……と思って一度きちんとクリアしてみることにしました。
というのも、かつてプレイしたときにちゃんとクリアしていたか忘れてしまっているんですよね。
ちゃんとワープせずに全ステージを遊んだか。
ちゃんと最後のクッパを倒したか。
それがどうにも思い出せなかったため、今再びアンバサダーのファミコンソフトを起動することにしたのです。
……で、遊んでみたのですが。
予想以上に下手になってるな! 本当に。
と自分に対してツッコミを入れずにはいられませんでした。
だってジャンプの勢いがつかずに、倒そうと思ったクリボーに返り討ちに遭ったり、逆に勢いを殺せずに穴という穴に落ちていくんですもの。
「うわー……」と唸ってしまいたくなるくらいです。どうにも久しぶりに触れたマリオを上手くコントロールできない。
そして十分くらいしてようやく、ファミコンのマリオは現代のゲームキャラほど瞬間的な操作を受け付けてくれないんだな……というのを感覚的に思い出してきました。
今のゲームキャラ。ガンヴォルトやら、それこそ最新のマリオはジャンプしたあとも「進んだ先に敵がいる」や「勢いが足りなくて穴に落ちてしまう」という状況を見たら、それに対応する瞬発力さえあれば十字キーの操作でジャンプした位置辺りまでは戻ることができます。
しかしこのときのマリオはジャンプして狙い通りの勢いが出せなかったら、必死に十字キーで操作しても多少の変化しか加えられません。
次の足場に着地しようとジャンプしたら、勢いつけすぎてその足場を通り過ぎてしまうくらいマリオが飛んだとします。
最新ゲームはボタン操作をちょちょいと押して微調整することで上手く勢いを殺せるでしょう。
しかしスーパーマリオブラザーズのマリオはボタンを左側にいくら入力しても、最初の勢いが誤差以上に強かった場合はそれを止められません。左ボタンを押しながらマリオが足場を通り越して穴に落ちていくのを見守るのみです。
こういった操作における感覚の違いっていうのは、慣れないとキツいところがあります。
しかし二十分くらいプレイしていると、だんだん思うようにマリオを動かせるようになってくるのが楽しいところです。
「この狭い足場でキノコを取っていると逆に操作ミスして危険だから、このまま進んでしまおう」なんていう判断も可能になってきます。……まあ、これに関しては結局操作にある程度不安なところがあるからこそ出てくる考えなんですけどね。
ここからようやく操作に慣れて、純粋にステージ攻略となっていくのですが、そういえばマリオって3機しか残機がないんですよね。もちろん1UPキノコを取ったりコインを100枚集めて残機を増やしていくことは可能ですが、それでも増えるのは微々たる数。
最近の(というか、スーパーマリオブラザーズよりちょっと後の)ステージセレクトができるマリオだと完全に1からやり直しというのが少なくなっているだけに、3機でステージ8辺りのクッパ城まで行くのはけっこう大変だなぁと思ってしまいます。
ステージ1の1UPキノコを1個とコインによる1UPの合計5機で挑みましたが、今回は確か3-4の城でミスって終了してしまいました。
クッパを飛び越えて「倒したー」と思って気を緩めていたら、実は斧にぶつかっておらずクッパと壁との間に着地していて、そのままクッパに踏みつぶされてゲームオーバーになってしまいました。
あそこでちゃんとその事実に気がついて素早くもう一度ジャンプしていれば少なくともステージ4には到達できたのに、残念だったなぁと思ってしまいます。クリアしたと思ってコントローラーを手放してしまう有野課長の悪い部分を見習ってしまったか……。
戦場では一瞬の油断が命取り。
気を引き締めたいものです。
こうして合計30分のプレイでステージ4近くまでたどり着きましたが、果たして「プレイ日記その何」でクリアできるでしょうか。
いざ、プライドをかけて勝負!
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