今期のきらら枠ですね。
もう一つのきらら枠であるスロウスタートはどうしても個人的に脳内声優とアニメ声優のイメージの差に苦しめられて視聴できなかったので、ゆるキャンが個人的には今期一の癒し枠となってくれそうです。
何といってもお気に入りのポイントはダブル主人公の声ですね。
なでしこは基本的に伸びやかな声ながらも、たまに焦った時に見せる舌っ足らずな喋り方が非常にかわいかったです。
2018年始まったばかりだけどたぶん今年のランキング上位に位置する声優とキャラのハマり方な気がします。
りんは声自体がどうこう言うつもりはないですが、ツッコミの時の突き放したような演技が素敵でしたね。
「うそだよ」の響きは妙にクセになりますねぇ。
内容も面白いので、もうちょっと思ったことを書いていきます。
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目次
原作について
原作を書いているのは「あfろ」さん。
代表作は「ほむらたむら」とかでしょう。まどマギ関連のコミックスの中では程々に人気があった気がします。
まあ他の作品についてはオレンジとかシロクマとか、そもそも知ってる人も少ないような打ち切り作品も多いのですが、シュールレアリスムをこよなく愛する漫画家さんというイメージがあります。
なんやかんやあfろさんの単行本いっぱい買っていますが、シュールなギャグの裏で真剣に話を練っていることも多く、また絵柄もかなり私好みということで応援していきたい漫画家さんですね。
ただしゆるキャン△は1巻以降買ってないわけですが。
ゆるキャン△はあfろさんの作品の中でもかなり真面目にキャンプというテーマについて描かれていて、あfろさんの作品の中では最も万人受けする作品だと思いましたが、アニメ化までされちゃうなんて驚きでした。
読み返してみたらやっぱり面白くて、「なんで私は続きを買わなかったのかなぁ」と思ってしまうくらい。
けど、せっかくアニメを楽しくみられる良い機会なので、今期終了までは原作の続きを買うのはお預けにしようと思います。
１話の内容についての感想
とは言っても、１話の内容自体はすでに記憶の中にちゃんと入っていたため、ストーリー自体に「これはっ！」と思う点は特になかったんですけどね。
空気感が良い作画
キャンプをテーマにした作品だけあって、マンガの方でも大自然の描写には力が入れられていたのですが、アニメでもその雰囲気を大事に制作されているのが伝わってきました。
環境音やBGMも大事で、シーズンオフの静けさなんかが伝わってきて面白かったですね。
漫画にはない全編カラー表現ということで、特に昼間のシーンは漫画以上にキャンプ地の雰囲気が味わえた気がします。
ネタの心を忘れない
突然のイケボ。
あれはちょっとビックリしましたね。
多分ですが、あそこまで渋い声を割り当てたのは制作側の遊び心でしょうね。NHKばりの真面目な解説にカードキャプターよろしく「ほえー」ってなりました。
あと松ぼっくりに声割り振るのも驚きましたね。
声があることでネタに勢いがついてる
マホス！ から 嘘だよ までの流れはマンガだと１ページの分量に過ぎないネタなのですが、声が付くことでだいぶボリューミーな内容に感じられましたね。というか漫画がネタ詰め込み過ぎなだけでしょうか。
スマホスマホスマホス～マホス！ のシーンはなでしこの早口＋小声＋細かい動きが非常に可愛らしかったですね。思えばあfろさんのネタは結構口に出したい勢いのあるものが多いので、やはりアニメ化で声が付いたのはプラスに働いているのかもしれません。
ただ、りんの「嘘だよ」はマンガだと普通の「嘘だよ」に過ぎないのにアニメになっていきなり存在感マシマシの「嘘だよ」に進化していたため、これは期待以上でした。
これからも楽しみ
声が付いた状態の各務原なでしこというキャラがお気に入りになったため、とりあえず２話以降も絶対外れはない！ という点で期待できますね。
キャラクターが好きになれるとストーリーを知っていてもアニメは楽しみやすいですから。
アニメ第一話は原作第一話をちょうど描き切る形で作られていましたが、２話以降も１話で原作１話を消費する形で進むのでしょうか？
個人的な予想としてはアニメ２話以降はアニメ１話分で原作２話分を消費する回も増えてくると思うのですが、私のまだ読んでいない原作２巻分の内容が今から楽しみです。早ければ４話辺りから２巻の内容に入るのではないかと思っているのですが……まだわかりませんね。
今期はゆるキャン△を楽しみにして過ごそうと思います。
それでは。
