ペルソナ5、プレイ日記+感想その1(2章まで)

 いやぁ、面白いですね。
 ペルソナ5。

 一度手を付けたら睡眠時間がどんどん削られていく……って具合の魔力を秘めてます。
 現在は2つ目が終わった後のアドベンチャーパートってところですかね。ここまででプレイ時間が22時間なので、1つ1つのダンジョンが非常にボリューミーなのが客観的に見ても分かります。
 すごい、楽しい。先が長くて嬉しい(眠いから語彙が……)。

 始めたきっかけはアニメ……ではなく、友人に勧められたから。
 というか友人からはすでに1年前くらいからおすすめされ続けてました。
 ネット上では一番親しい相手ではあるもののメッセージのやりとりは2週間に1度くらいだった時期もあり、しかしその時も2,3回に1度はおすすめされるのであまりに強い押しに正直逆に遊ぶ気がなくなっていたところも否めません
 去年の1月、PS4を買った時点で私個人としてもペルソナ5は遊んでみたかったのですが、結局購入したのが3月、遊び始めたのがついこの間からということになり、だいぶ遅れたプレイ開始となりました。

 あと遊び始めるハードルとして、この手のRPGは絶対初めのチュートリアルの1本道が長いんですよね。
 ストーリー重視だから序盤の説明に時間がかかるし、バトルシステムは奥が深い分システムが多くて説明に時間を取られるし。
 だから正味、自由に遊び始められたのはプレイ2時間半くらいからだったような気がします。
 しかしそのハードルさえ越してしまえばもう、時間制限のない高級ビュッフェみたいなソフトですからね。もう止める者は誰もいません、まずいです、眠いです。

 今回は2章までで感じたことをまとめていこうと思います。
 っていうかここまでですでに長い……。言いたいこと全部、自由に書き過ぎましたね。


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目次

1章:カモシダパレス

1本道が終わるまでは正直暇だった

 
 私がこのゲームに求めている物って、アトラスらしい歯ごたえのあるコマンドバトルが1番なんですよね。
 これまでペルソナシリーズは外伝のペルソナQ(ホラーステージで躓きました)だけで、ペルソナ5に一番近いゲームとしては同じくアトラスのコマンドRPGである幻影異聞録#FEです。

(Qをクリアしてないのに言うのはなんですが、どちらも非常に面白かったです。Qはホラーステージさえなければなぁ、と。#FEはとにかくロードが長いので絶対DL版がおすすめ)

 ある程度類似の作品を遊んでいて思うのは、やはりコマンドバトルは勝つために自分で真剣にコマンドを考え始める辺りからが楽しいのであって、最序盤の支持されたコマンドを押す、序盤の選択肢があまりに少ないほぼ1本道の段階は正直つまらないんですよね。
 そこを抜けたら一気に面白くなるんですが……ペルソナ5では序盤のシナリオもある程度しっかり土台を作ってから始めるスタイルだったため、より「早くバトルしたいなぁ」という気持ちになってしまいました。

 まあ皆さんも序盤がつまらなかったとしても我慢しましょう。はい。

ペルソナ合体とかで時間が食いつぶされる

 
 序盤を突破すればあとはダンジョン、パレスの攻略です。
 このゲームでは目標期日までの行動を自分で自由に決めることができ、これが結構楽しいんですよね。
 パレス攻略のほかに現実世界で仲間と交流を深めたり、勉強をして人間性のパラメータを上げたり(バトルステータスではなく、試験の結果に影響したりする)というのが育成ゲームをやってるみたいで楽しいです。

 育成ゲームといえば、ペルソナシリーズでは敵として出てくるシャドウを仲間にすることができるのですが、それも育成ゲームっぽさがありますね。
 あくまで自由にシャドウをペルソナにして仲間にできるのは主人公だけですが、それだけでかなり戦略の幅が広がるのであれこれどうペルソナを育てていくか考えていくのが楽しくて仕方ありません。
 ペルソナの育て方は基本的に仲間にしたペルソナ同士を合体させて新たなペルソナを誕生させることで行います。
 合体の際に合体元のペルソナが持っていたスキルを少数移行できるのですが、継承すべき必要なスキルを、また合体後のペルソナがもともと持っているスキルなどの兼ね合いを考えるのが楽しくて時間がどんどん過ぎていってしまいます。

プレイスタイル

 難易度はハードを選びました。
 私は道中のシャドウはだいたい倒すけど、必要以上には倒さずに先に進んでいく派です。

 そのせいでボス戦で苦戦したりしますが、アイテムを総動員しつつギリギリでボスを倒すのが好きです。
 ペルソナ5では1章のボスからめちゃくちゃ強くて驚きました。

1章のボス、カモシダが強すぎる

 
 強すぎでした。
 というかこっちが弱いのか……? ってくらいに何度も負けました。まあ実際弱いと思いますが。

 体力も多く、2回攻撃、攻撃力アップあり、全体攻撃ありで正直辛過ぎましたね。
 途中からボス戦特有の作戦行動で、一時メンバー3人で戦わなければいけなくなるのですが、だいたいそこで負けてしまいました。
 メンバー3人の状態で、相手の注意を引くために攻撃までしなければいけないのですが、回復に手いっぱいで攻撃なんかしてる暇ありません! 無理!
 じゃあ時間はかかるけど3人にならず、ずっと4人のまま戦い続ければどうか……というと、相手の全体攻撃を食らってしまうとその後のカバーが間に合わないため時間がかかるとほぼ確実に負けます。
 こっちは全体回復スキルとか持ってないんだよっ!!
 なお、もうちょっと回復薬のレベルを上げれば全体回復技を覚えます。
 
 そして圧倒的なポカですが、私はボス戦前に「相手1体の攻撃力を下げる」スキルを持ったペルソナを手放してしまっていました
 ボス戦では敵1体の場合が多いため、「味方1体の防御力を上げる」「味方1体の攻撃力を上げる」よりも「敵1体の攻撃力を下げる」「敵1体の防御力を下げる」の方が有用なことは#FEで学んでいた定石だというのに、完っ全に忘れてました。
「そうだなぁ。バトルではチャージしてからアタックした方が強いんだよなぁ」とか終盤でしか役に立たないような知識しか頭に残っていなかったことが悔やまれます。

 何度リトライしても勝てない……。
 ということで、新たな力を求めて私は時間遡行を開始しました。
 

強くなるためには薬がいる

 強くなるための薬とか完全にヤバイ薬ですが、安心してください、作中でもヤバイ薬扱いです。
 まあ医者との仲が深まるにつれて、危ない薬じゃないってのはわかり始めてきたんですけどね。

 カモシダに勝てなかった私は、1日前のセーブデータに戻って薬を買いに医者を尋ねました。
 しかし序盤では薬を買う財力もあんまりないのがつらいところです。
 けどラッキーなことにちょうどよく10000円ほど残っていたので、ありったけの全体回復薬を買いました。
 まあ3個しか買えないくらい高いんですけど……。
 HP50回復を2つと、切り札としての全体100回復を1つです。

 
 そしてレベル上げを行うには日を跨がなければいけないため、まずはこの薬でどこまで戦えるようになるかを試しに行きます。
 もともとレベル上げをする気はなく、気持ち的には「この薬で絶対に勝つ。勝利を、決めてやる」と最終決戦の気分です。

 
 まず勝負の前半は回復技を使えるのが2人、相手の攻撃は2連続までなので、安定して相手の攻撃を受けきることができます。
 中盤から相手の攻撃力アップスキルが痛いです。これを使われると3ターン、相手の攻撃を受けきるのがきつくなります。さらにその状態で全体攻撃とかされたら、もうさっきまでなら絶対負けるパターンに入ってしまっていました。
 が! 今回は違います!
 攻撃力アップなしでの全体攻撃は50回復で受け、主人公とスカルで攻撃を重ねていく。
 そして終盤、3人で戦う場面がやってきました。

 ここは仲間のモナを作戦に当たらせます。
 回復薬の1人である彼を失って回復量に不安がありますが、こちらはまだ切り札の100回復薬を隠しています。しかもアイテムは誰でも使える。柔らかい回復役を残しておくよりも、防御力の高いスカルを残しておいた方が活躍できるはずです。
 
 回復薬の数は限りがあります。
 ここは短期決戦を狙い、強力な攻撃スキル連打です!
 前までは体力の消耗をカバーできず打てなかった技を食らって、カモシダは苦しみます。
 しかしカモシダの強力なバレーボールアタックで味方は崩壊の一歩手前。
 そこで登場する切り札! 100回復! 攻撃攻撃! 王冠を盗むネコ! 弱体化! 最後にとどめ!! 
 って感じに勝てました。ホントは薬買ってから2,3回トライ&エラーしましたけどね。
 
 そして仲間の杏とモナは結局やられてしまいました。
 ファイアーエムブレムじゃないからやられても死亡はしませんが、ボス戦で得られる大量の経験値が手に入らないのは残念ですね。
 回復役はやっぱりやられやすいんですよねぇ。で、死んだらまた経験値手に入らなくて後の戦いでさらにやられやすくなるという負のループ。

 
 倒せてすんごく嬉しかったのですが、大きな反省点として次からは必ず「敵1体の攻撃力を下げる」スキルを持ってくることを心に誓いました。
 このスキルあったら絶対カモシダ戦もここまで苦戦しませんでしたからね……。

 まあでも、やっぱり何度もチャレンジしてギリギリのところで勝つっていうのは気持ちがいいものですね。

2章マダラメパレス

新たなる仲間

 
 新たなる仲間! 朱に染まるテスト! 歪んだ美術館!
 
 なんか変なの混じりましたね。
 いやあんたのパラメータ、知識の欄は「平均的」って書いてたじゃないですか。平均的の意味わかってます? なんで最下位に近い成績取ってくれてるんですかさすがに驚きましたよ。見栄? 見栄ですか? 見栄で平均的って書いたんですか?

 ……みたいなネチッこいツッコミをしつつ2章の始まりです。

 まあもう後は順調にペルソナを強化したりしていくだけですよね。だから1章よりは時間に余裕もありましたし、正直中盤まで書くことはほとんどないです。
 順調だからと言って、難易度が低いってわけでもないのが良い点ですね。けど自分で考えた強化の道を上手く進めてるっていう実感が得られるのでひたすらに楽しい時が続きます。

 新たに仲間としてキツネを迎え入れます。(ネタバレ回避にコードネーム使用)
 防御力が低く、レベルも低かった杏はパーティから離れることとなりました。
 キツネの参入レベルが15で杏が10ってもうあれじゃないですか? ちょっとアレじゃないですか?
 序盤の5レベル差は圧倒的な気がします。5歳差って言えば小学生が高校生になっちゃうくらいの差ですからね、はい。

 回復役はモナ1人に任せ、あとは防御力が高いメンバーで固めた方が安定するだろうなぁと思ったのも外した理由の一つです。
 正直いちいち蘇生させてるほど、アイテム買うお金に余裕はないです。
 蘇生スキルはいつ来るんでしょうかね。

終盤の強制戦闘が一番きつかった

 
 このパレスで1番キツかったのは正直ボス戦じゃなくて終盤、オタカラを見つけた後の照明を落としたりできる機械を調べる時に起こる戦闘でした。
 幸いセーブポイントは近いのですが、いちいち微妙に長いイベントを挟むのもあって面倒臭さが印象に残りましたね。
 
 現れる敵は中ボスみたいな大きな敵でもなく普通に弱点の存在する敵なのですが……、弱点とか攻撃する前に一瞬で主人公を狙い撃ちされてゲームオーバーになりました。
 あれは驚いた。
 ホントに何もできないままやられましたからね……。

 全体炎技と、高火力の物理技が脅威な敵が3体出てきます。それぞれを1発ずつ食らえばゲームオーバーです。
 そしてなぜかめちゃくちゃ主人公が狙われる……。運じゃなくて、そういう仕様なんでしょうか?

 主人公のペルソナを変えて炎技に耐性を持たせたりもしましたが、全然ダメで、正直お手上げだと思いましたね。
 仲間の1巡目で速攻1体を狙って倒すのが良いと思ったのですが、火力が足りないのでそれも無理。
 
 まあレベル上げは最終手段なので、5回くらい速攻集中狙いをベースに色々パターンを変えて挑んでみたところ、なんと相手が凍結。確率で起こる状態異常で相手が動けなくなったため、動けない奴は放って他の敵を叩いたら何とか勝てました。
 確率で何かが起こる技を持っていると、こういう勝ち方もあり得るんだなぁと感心した1試合でした。
 が、ひたすらに疲れましたね。イベントが長いと精神に来ます……。

ボス戦は裏切られる

 
 よし、「相手1体の攻撃力を下げる」スキルはちゃんと持った。
 さあ行こう。

 ボス敵4体かよぉおおおおおおお!!!

 明らかに制作側の罠にハマっている感が強い、こんにちは、(゜…゜)です。(みたいな挨拶する人いますよね)

 
 まあしかし、これ本気で「次はあのスキル持っていこう」って思って人をだましに来てますよね、ね。
 別に良いんですけど……弱かったしボソッ

 さすがに初見じゃな勝てなかったのですが、3回目にはもう勝てましたね。リトライもやりやすいので全然詰まった気がしませんでした。

 楽勝だった理由の1つとして、直前にペルソナ合体でシーザーを生成していたことが挙げられます。
 シーサーは物理系の攻撃に耐性を持っている珍しいペルソナで、正直めちゃくちゃ強いなぁって感じました。あと攻撃力も高く、全体攻撃の打撃技も効きやすい敵なんでマッチング運が良かったんでしょうね。

 とか言いつつモナを死なせつつ勝利したんでまた回復役に経験値が入らなかったんですけどね。

今後

 
 クリアまでまだまだありますが、この調子で突っ走っていきたいですね。
 
 実はペルソナ5はパッケージの絵もよく見てないしOPもあんまり覚えてないので、これからどんな人が仲間になるのか想像ついていないところがあります。
 一人だけ髪の長いハッカーっぽい女の人がいたのは覚えているのですが、それ以外は誰が仲間になるのか分からないまま話を進めています。
 だから生徒会長とか出てきて、「あれ? この人はサポーターっぽい雰囲気だったけど、もしかしたらバトルメンバーにってくるのか……!?」とかワクワクしながら進められています。
 手探りで進むのもやっぱりゲームの面白い遊び方ですよね。

 ではこの記事はいったん〆にして、早くペルソナ5を遊ぶことにしましょう!
 なんでグダグダ5000字も書いてんでしょうね。そりゃ面白くて色々語りたいことがあったからだとは思いますが……、正直書いてる途中から長くなりすぎて早くペルソナ5を遊びたい欲求が強くなってきていましたから(笑)。
 
 それでは。

 
 

 

 


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