明日8月5日午前11時、新しいブキ「ボールドマーカー」が追加される。
射程は極めて短いが、連射力に優れ、攻撃力の高い、接近戦に特化したシューターだ。
素早く相手の懐に飛び込み、最前線を駆け回ろう。
サブは「カーリングボム」、スペシャルは「スーパーチャクチ」だ。 pic.twitter.com/UEzC5Oxxa8— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) 2017年8月4日
前作、スプラトゥーンにて唯一の超短射程シューターであり、しかし何だかんだキルタイムはガロン52とかの方が速いといういろいろ微妙な性能から使用率はかなりガチマッチでの低かったものの、そのパブロ先輩にも似た愛嬌から一部から根強い人気があったボールドマーカー。
その代名詞とでも言えるのが「雷神ステップ」でしたね。これは自分の足下を塗ったあとに一瞬でイカ移動をして相手インクに突っ込み、足を取られる前にまた足下を一瞬だけ塗ってまた相手インクに突っ込んで……というのを繰り返して相手インク中でも恐ろしいほどの機敏な動きを可能にするテクニックでした。まさにボールド(大胆な)。
なお、一説によるとビーコンとゾンビ戦法、そして雷神ステップを生かしたゾンビボールドは普通に強かったとかなんとか……。(ゾンビ戦法自体が前作では脅威でしたが)
8月5日のアップデートにより、そんなボールドマーカーがスプラトゥーン2に登場します。
今回のボールドは接近しやすいサブとしてカーリングボム、そして接近した時に強いスペシャルであるスーパーチャクチを持っての参戦です。
正直サブはともかく、スペシャルは接近戦に強いボールドにはいらないものなのでは……? と思いましたが、まあ使いどころでちゃんと使っていけば普通に強いですよね。ただ、スペシャルくらいは遠くの敵に対処しやすいジェットパックとかが良かったかなぁとも感じました。
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目次
性能
ブキ | 射程(本) | 確定数(最小) | 確定数(最大) | 連射力(フレーム/1発) | 連射力(スライド後) |
---|---|---|---|---|---|
ボールドマーカー | 1.7 | 3 | 4 | 2.5 | |
スパッタリー | 1.9 | 3 | 4 | 2.5 | 2 |
スプラシューター | 2.5 | 3 | 4 | 3 |
ボールドマーカーの性能と、スプラトゥーン2で登場した第2の超短射程ブキ、スパッタリー、そして標準的なスプラシューターについて比較してみました。
まず確定数と射程ですが、試し撃ちライン1.6くらいまで確3でした。
頑張って近づきましょう。
そして連射速度ですが、正直ボールドマーカーって弾以外に飛び散るインクが多すぎて何フレームごとに弾を発射しているのか見にくかったんですよね。
恐らく5フレームごとに2発撃ってる感じです。
……しかしこれだとスパッタリーと連射速度が変わらないんですよね。そしてスライド後のスパッタリーには連射速度で負けている。ボールドマーカーの予想記事ではサブやスペシャル、相手マニューバーのスライドがボールドマーカーの相対的弱体化要因としてあげられましたが、正直1番問題はボールドマーカーと似た性能の、より強力なブキの登場だったのかもしれません。
キルタイムはだいたい7.5フレーム。
正確には最初の弾が当たってから、全弾当たったとしてキルタイムは6フレームですね。
ただしボールドマーカーの精度では、全弾当てられるようなことはほぼあり得ないので、キルタイムはしっかり狙っても理論上最速よりもだいぶ遅くなってしまうものと思われます。
この点もスパッタリーの制度と比べるとキツいところがありますね。
スパッタリーと比べると、その弾の拡散具合から塗り性能においてはボールドマーカーに軍配が上がります。ナワバリや、ガチエリアなどではしっかり塗っていきたいですね。
感想
やはり気になるのは、目の上のたんこぶとでも言うべきスパッタリーの存在でしょう。
幸いサブウェポンは、ビーコンのスパッタリーと違い接近しやすいカーリングボムです。これと持ち前の塗り能力をうまく利用して、積極的に接近戦を仕掛けていきたいですね。
実際に使ってみると、感覚はだいたい前作のボールドマーカーと同じでした。
接近したらやっぱり敵を倒しやすいし、塗り能力も申し分ありません。
今回はフェス期間中にボールドマーカーが追加され、そのフェスでボールドマーカーを使ってみたのですが、やはりナワバリバトルではボールドマーカーの塗り能力は強力だと思います。キルもプロモデラーなどよりしやすくなっていますしね。
ただし、ガチマッチにおいてはかなり厳しい状況にあるだろう……としか言えませんね。
理由はスパッタリーがどうこうではなく、ジェットパックが多すぎるからです。これはスパッタリーを使う時にも苦しめられた点なのですが、現在のS+ではアーマーの人気が多少落ちて、ジェットパックの使用率が高くなってきています。ジェットパックは空を飛ぶため、単純に相手との距離が空いてしまいます。まだ中射程以上のシューターなら撃ち落とすことも可能なのですが、正直短射程以下のシューターではジェットパックを使われると対処しにくいというのが本音です。
ガチマッチにおいてジェットパックの使用率が下がるということがない限りは、ボールドにとってはジェットパックは前作のバリア以上に厳しい相手となってきそうです。何だかんだ雷神ステップとかを使えば、バリアに対処できることもありましたからね。
そんなわけで今作のボールドマーカーも、一部愛好家、手になじむと感じたプレイヤー、縛りプレイヤーのみが使うブキとなりそうです。
私が前作に引き続きこれからもボールドマーカーを使うかどうかは……まだ分かりませんね。新たなバリエーションが登場したら使うかも? ってくらいです、現状。
……ボールドマーカーは連射速度を2フレーム間隔にしてくれても良いと思うんですけどね-。そうしても絶対強ブキにはならないと思うので。
それでは。今回はここまでです。