ソロダイヤモンドランクに到達した感想・自分語り「レインボーシックスシージ」


(この記事はダイヤになった喜びを記事にしただけなので、ダイヤになるためのコツみたいなのは上の記事を見てください)

 アイキャッチ画像を見てもらえば分かりますが、ダイヤモンドランクに到達しました。ちなみにCS版です。
 今シーズンからダイヤになれるMMRが引き下げられたので前シーズンよりもダイヤになる難易度は低いですが、それでもかなり難しいことではあるため嬉しいです。
 前シーズン、前々シーズンとMMRを上げてきていたため元々の基準でもいつかはダイヤになれたんじゃないかとは思うのですが、ランクが上がるにつれてマッチングが非常に長くなっていたため正直基準が下がってくれて助かった感……。
 
 マッチング時間の問題さえ乗り越えればシージというゲームは本当に奥深くて面白いですし、ランクマッチのやり応えも大きかったですね。

 


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目次

初めてのプラチナまで3年

 シージ自体は2018年のゴールデンウィークに友達と一緒に購入し(友は1ヶ月で辞めた)、そこからプロリーグなんかも観戦しつつ、かなりの時間プレイしてきました。
 丁度ライオンが全盛期の頃に始めたんですよね。初心者だった私にはライオンが強い強いと言われているのは知っていてもまるで使いこなせませんでしたが……。

 その後友達が辞めた後はランクマッチを始め、結構定期的にプレイする用になります。特にノックとウォーデンが出た辺りの頃にランクをメチャクチャプレイしたような覚えがあります。
 暇さえあればプレイしていたほどで、そういうシーズンが何度かあったため現在のプレイ時間は1000時間を越えています
 正直、BF1とVをプレイしていた時間よりも長いくらいです。

 ただ、それだけプレイしていてもずっとプラチナランクにも到達することはありませんでした
 シージを始めた段階ですでにBFでキルレ2くらいは安定して出せるような実力は身につけていたものの、シージのゲーム性と相性が悪かったのか、前々上達しませんでしたね。ずっと高くてゴールド、プレイしてないとシルバーまで腕がなまる……というのを繰り返していた感じです。
 シンプルな立ち回りとかよりも、ものすごい射線や普通上れない場所を使ったハイドなんかを必死に研究していたりしたのも原因だったのでしょうが、あとはドローニングを重視しすぎて撃ち合いが遅れたりという性格的な問題もあったのだと思います。

 まあプラチナにいけそうなシーズンも何度かあったため、「気持ちはプラチナ帯だから」とか言ってましたけどね。例の友人にはウケました。

 そして2020年、私はBFVに再燃しました。
 BFVを久々にプレイしたらものすごく下手になっていた(周りのプレイヤーが強くなっていたのもあるが)ため、腕を上げるためにひたすらBFVをプレイしました。
 今年の3月に100キルを達成するまで、かなり我武者羅に猛者たちと撃ち合い続けていたような気がします。
 その間シージを全くプレイしなかったかというとそんなこともありませんが、たぶんトップ画像でゴールドを取っていたシーズンの前はノーランクだったと思います。
 100キルに満足した私はモンハンやサブノーティカ、ガンジョンといった一人用ゲームを久々に満喫しますが、やがてまたシージをプレイし始めました。
 
 そしたらプラチナになれました。
 ついでにプラチナ2まで伸ばせたので、そこで満足してプレイを止めました。
 

 きっと、BFVの武者修行により撃ち合いに自信が持てるようになったからでしょう。
 プラチナに行けるようになったシーズンでは、ドローンやカメラをいじる時間が以前のプレイよりも減っていたと思います。というか、久々のシージでカメラを見るのを忘れていたら勝てたので「あ、これでいいんだ」という風に学んだ部分もあります。

 プラチナ2で止めたのには2つ理由があり、一つはプラチナ2になる直前の試合ではあまり活躍できず、運の上振れもあって上がれたところが大きかったこと(次の試合ではランクが下がるだろうと思った)。
 もう一つはマッチング時間が長くなってきたことですね。1~3分でマッチするゴールド帯と違って5~6分かかるようになってきます。
 
 昔からシージのマッチメイキング、死亡後、BANフェイズなど待ち時間が好きじゃなかった私としてはマッチング時間が長くなったのは非常に嫌な点なのですが、一つ目の理由も今にして思えば相当大きかったのだと思います。
 プラチナ2に壁がある……みたいな話を聞いていたので、ソロでここまでこれれば「」として十分だろう、十分強いと言えるだろう……と、自分に言い聞かせたかったのでしょう。SNS中毒とは違いますが、今の時代ネットで多くの情報が手に入る分、心の片隅に「周りのプレイヤーに対して劣っている感覚」は間違いなくありました。
 実際、運も多分に絡んでのプラチナ2だったため、自分の中の欺瞞には相当な無理がありました。

 BFVで100キル達成したときとは違う、偽りの達成感だということからはもう目を背けてはいられませんでした。
 だから、次のシーズンも再びプラチナを目指したのだと思います。

シルバーから再スタート

 大体2週間ほど空けての再開になります。
 前シーズンのプラチナ2フィニッシュは欺瞞に満ちあふれている……と言いつつも、それは今にしてみればの話であり、まあ当時は半分くらいシージにおける目標は達成した気持ちになっていました。
 軽い気持ちで10戦やって、メッチャ負け越してゴールド下位からのスタートです。さらにそこから負けて、シルバーまで行きました。
 まあ気持ちとか関係なく、普通に腕がなまっていました。2週間やらなかっただけで? と思われそうですが、正直プラチナ2に上がったときもあまり良い立ち回りができていなかったため、この時点では自分の中で確固たる強い立ち回りが確立していなかったのでしょう。
 
 しかしここでは前シーズンプラチナ2フィニッシュが良いように働き、「まあこのくらいのランクが待ち時間も少なくて楽しくプレイできるよね」とモチベーションはあまり下がりませんでした。
 実際、最初はずいぶん勝率もキルレも負け越しましたが、ちょっと感覚を取り戻せば流石にシルバーからゴールド下位には負けないくらいのプレイは取り戻せます。まあこのランク帯はBFでいうキルレ1前後でしょうから、基礎のエイム力からしてまず私が有利だったでしょう。
 
 まあそこから簡単にプラチナになれたかというと話は別でしたが、攻撃防衛ともにアグレッシブすぎても慎重すぎても結果に繋がらないため、徐々に徐々に良い塩梅を探り続け、少しずつランクを上げて再びプラチナに戻ってくることができました。
 そして今度こそしっかり立ち回りが身についたのか、プレイが崩れることなくプラチナ帯でも安定して活躍できるようになりました。
 じわりじわりとランクが上がります。
 そして前回は運でたどり着いたプラチナ2に、今度は自力で乗ることができました。
 
 しかしやはり、プラチナ帯になるとマッチングには時間がかかるようになります。
 今度こそプラチナ2にたどり着き、もう十分だろうという考えもありましたが、同時に「まだ上を目指せるんじゃないのか?」という考えが沸いてきます。
 なぜならプラチナ2になった時点でも、割と自分が活躍して勝てた試合が多かったからです。なら、まだこのランクが限界ではないはずです。
 やはりYouTubeでソロランクをしている人を見るとゴールはソロダイヤという気がします。マッチング時間と秤にかけても一度くらいは目指してみたいと思い、プラチナ2以降もランクマッチを回し続けることを決めました。
 
 ただシルバー、ゴールド帯から抜け出すのに時間がかかってしまったのもあり、前シーズンはまたもプラチナ2フィニッシュでした。しかしそれでも前々シーズンのプラチナ2とは意味が違います。
 加えてMMRも上げられたため自信に繋がり、今シーズンはダイヤを取るぞ! という高いモチベーションで9月の新シーズンを迎えました。

やっぱり敵はマッチング時間

 新シーズン序盤、正直思ってもいなかったレベルで勝てました。
 シーズン終わりからシーズン始めにかけてブランクなしで遊ぶのは実は3年以上遊んでいて初めてだったのですが、やはり続けて遊ぶと調子が落ちないのでスタートダッシュをかけられますね。
 そんなわけで7勝2敗で認定戦を駆け抜けたのですが、何やらマッチングの様子がおかしいです。
 
 おかしい、10分以上マッチングしない。そんなことがあるのか?

 マッチキャンセルして、もう一度マッチメイキングします。
 キャンセル、メイキング。キャンセル、メイキング。
 そして1時間経ちました。
 
 まあ、さすがにバグでしょう。
 これでクイックマッチなどでマッチしなければ、間違いなくバグです。
 そんなわけで3年ぶりにクイックマッチを選びま10秒でマッチングしました
 負けました。が、それはどうでもよくて、これではバグかどうか分かりません。そこで恐る恐るもう一度ランクマッチを募集します。
 今度は10分以上待ってみます。すると17分ほど経って試合が始まりました。

 …………嘘だ。夢だろ、これ。夢に決まってる…………!
 カカカ! ところがどっこい……夢じゃありません……! 現実です! これが現実!
 
 現実っ……!

 ということで現実でした。
 ランクはプラチナ1スタートです。それ自体は幸先の良いスタートダッシュ。
 しかしこれ、あまりにもマッチングが長すぎます。そして私は思いました。
 ダイヤを目指すのならパーティを組んで挑むべきであり、そして同時に、あと数戦勝ち越せばダイヤになれるこの瞬間こそが私がダイヤになれる数少ないチャンスなのだ……と。

 
 その後もたまに10分くらいでマッチするものの、だいたい30~60分をマッチメイクに費やしながらランクを続けます。
 ダイヤになった今は、ランクマッチやるモチベーション0です。PC版だったらさすがにもう少し待ち時間が短そうですが、こんな試合時間よりタブレット見てる時間の方が長いゲームは無理です。無理。
 
 しかしダイヤになっていない頃の私は辛抱強く待ちます。
「箔」というのなら間違いなくダイヤなのです。MMRこそ引き下げられましたが、それでもダイヤという称号は大きい……!
 
 認定戦は7勝3敗のKD1.5でしたが、そこからもKD1.5をキープして11勝4敗でついにダイヤへの王手をかけます。
 もちろん運が良くて勝ちを重ねられている所もありますが、間違いなく自分がチームを勝利へ引っ張って行っている部分もあります。
 運命の一戦。しかしここで調子を崩します。ここに来てのKD1を割る試合。もちろんランクが上がっている分相手も強いでしょうが、ここまで好調だっただけに焦りが出ます。
 次の試合も負けられません。ここで負けたらダイヤへの道は遠ざかります。そんな一戦は意外にも味方が強くて圧勝に終わります。しかし自分の成績は4キル3デスくらいという、チームのエースとはほど遠い成績。
 ついでにMMR的にも味方が強かったからかもらえるポイントも微妙に少なくて、ダイヤへ王手の状態から1勝1敗なのに、次勝ってもダイヤにギリギリ到達できなさそうです……。

 けど、それならなおさら負けられないはずの次の試合も自分は活躍できませんでした。本当に、味方が強くて勝ったって感じです。
 それでも勝ちは勝ちで、もしかしたらここでダイヤになっているかも……なんて思いますが、あと6ポイント足りません。
 つまり、勝つしかないんです。日和っている場合ではなく、自分が活躍して勝つしかありません。自分が活躍せず勝ち続けるなんて確率的に低い上に、味方のおかげで勝ってもプラチナ2になったときと同じです。
 だから最後の一戦も気合いを入れて挑みました。前2,3戦もエイムが悪かったりした訳ではないです。しっかり立ち回っていけば勝てる。日和って間違ったプレイをしないことが大事です。
 
 最後のマップは高層ビル。
 みんなそこまで慣れてないし、狭いマップだしでカオスな試合でした。
 しかし今シーズンお気に入りのアリバイ、フィンカを使いキルを重ねることで、最後の最後の一戦は延長戦5対4の末、私のフラグトップで勝利を飾ることができました。
 今度こそ間違いなく嬉しかったです

 たぶん味方のおかげで勝ってダイヤに上がれたとしてもモニョモニョにした感情からまた納得できずに、しかしダイヤランクを回すこともなく終わっていたでしょう。
 そう考えると自分の力でダイヤランクをつかみ取れたのは非常に幸運だったと思います。
 BFVの100キルほどではないにしろ、ここ1シーズン以上はずっとシージに熱を注いできたため(ハースストーンやってましたが)確かな達成感と喜びを感じています。
 

感想

 BFVの100キルを度々引き合いに出しましたが、個人的にはこれがシージというゲームのゴール、クリアだと思っています。
 もちろん人によってはまだまだ上のランクを目指すでしょうし、ダイヤになれない人がシージをやり尽くしていないと言いたい訳ではありません。ただ単純に自分が達成したい、これ以上は目指そうと思わないラインの目標がダイヤランクでした。
 
 今後もシージを遊ぶことはあると思いますが、遊び方はかなりカジュアル寄りになるでしょう。
 許容できる範囲のマッチング時間ならランクも遊ぶでしょうが、ほとんど遊んでいなかったイベントモードやクイックマッチを遊ぶのも楽しそうですね。
 シージはBFVと違ってアップデートされていくため、まあ間違いなくシーズンごとに遊びはするでしょう。

 シージは壁や床の破壊、ガジェットの駆け引きなど、他のFPSにない面白さがあるゲームです。
 その中でも脳死の撃ち合いになりにくいランクマッチというモードが私は大好きでした。もちろん活躍できたときが一番楽しいところではありますが、似たような実力のプライヤーが集まって試合ができるところも刺激があって面白いところです。
 なんだかお別れの言葉みたいになってますが、まあ普通に遊びますけどね、はい。
 
 
 シージのランクマッチ全体の話じゃなく、ダイヤランクになったことに対する感想としては、成長曲線ってやっぱり歪な形してるなーって感じでしょうか。
 シージ成長の大きな要因としては2020年のBF武者修行があるんでしょうけど、FPS歴2~3年の間はプレイしててもほぼ成長が止まっていたのに4年目にしてかなり成長した訳ですし、シージだけに限れば3年ゴールド止まりだったのが一気にプラチナ、ダイヤまで伸びたんですからね。
 結局、ものすごく才能と物事がマッチした天才プレイヤーを除いたら、何事も継続しなきゃ上達しないんだろうなーって感じです。
 なんだか現実の自分に耳の痛い話になってきました。これくらいにしておきましょう。

 それでは。


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