サンムーンでのガブリアス育成論。現環境では意地っ張りタスキもありだと思う

 今の私のパーティにはガブリアスがいます。
 陽気、タスキ持ちのいつもの先発ガブリアスです。

 ドラゴンが活躍しにくい現在の環境とは言え、ガブリアスはいつも私を安定して勝利へと導いてくれる大切な存在です。(いつもじゃないけど)
 フェアリーに積み技持ちもそこまで多いわけじゃないし、げきりんを撃つことをためらう必要はありません。高火力技なのでどんどん使っていきます。

 ただ、前作までと同じ型のガブリアスとは言え、前作と違う環境になって少しだけ物足りたい部分が出てきたのも事実です。
 それもふまえて、今一緒に戦っている陽気ガブリアスと、これから育てようと思っている意地っ張りガブリアスについて考えていきます。


スポンサードリンク

目次

陽気ガブリアス育成論

性格 陽気

努力値 AS全振り 残りH

持ち物 きあいのタスキ

技 げきりん、じしん、ストーンエッジ、だいもんじ(→剣の舞)

採用理由
 シンプルに強いから。
 環境にいる多くのポケモンに対して、対面勝負では安定してダメージを与えることができます。

 また、私の現在のパーティはガブリアス、カビゴン、メガギャラドス、メガメタグロス、エンニュート、キュウコンです。
 パーティメンバーの中にカプコケコと正面から戦ってどうにかできるのはカビゴンしかいません。しかも命の珠以上の強化アイテムを持っていることも多いカプコケコには、カビゴンも後出しはできません。(チョッキならいざ知らず)
 そんなわけで、基本は先発で出してカプコケコを潰してもらいます。
 相手のカプコケコが先発でなかった場合は、死にだしからのカビゴンでどうにかするという手を取っています。

 現在のレートで多いスカーフカプテテフに対しても1発耐えてからの反撃、そしてそのまま退場してサイコキネシスならメガギャラで積み、ムーンフォースならカビゴンで積み、などという選択が取れます(どちらもテテフ相手に確1は無理)。
 
 ギャラドス相手にもあんまり引きません。
 げきりんぶっぱして(ストーンエッジはメガ相手はキツい)積ませないように頑張ります。

 ボーマンダ相手にも突っ張ります。

 絶対に逃げない! 積ませない!
 それが主人公。これが主人公といった感じです。

 と言った感じで、レートでよく見かける相手に1発受けてから反撃で大ダメージ、もしくは上からたたいて確実に2発当てていくというスタイルを取れる点で安定感があるのが強みであり、採用理由です。
 レート1500付近では思いも寄らぬ行動を取られることがあるため、きあいのタスキで安定して広い範囲に攻撃ができるガブリアスはそれだけで採用理由が十分です。

 ちなみにだいもんじはハッサム、カミツルギ対策。
 エアームド対策にかえんほうしゃを採用したんですが、火力が足りなくてあれぇ? ってなってだいもんじにしました。けど、これも火力が足りなくてあれぇ? ってなってハッサム用です。ハッサム相手には外しました。
 実は調べたらとくこうの個体値が「全然ダメ」でした。こりゃ無理なはずだ。わっはっは。
 というわけで、今新たにとくこうの個体値もよいガブリアスさんをわくわくリゾートで育てております。
 データによると、だいたい6日くらいで経験値が振り終わりそうですが、待ちきれずにリーグ周回する可能性もあります。
 とりあえず、今は捨て技です。

 追記
 だいもんじは剣の舞に差し替えました。
 ようきガブリアスは現環境では若干の火力不足からボーマンダやギャラドスなどの積みの起点にされる可能性もありますから、「がんせきふうじ」か「剣の舞」があると戦いやすくなると感じました。
 
 
 さて、多くの相手に戦えるガブリアス。
 とは言え、若干の火力不足に悩まされる場面もあります。
 特に私の場合は、基本的にあまり得意でない相手にもパーティ構成上突っ張らなくてはいけないため、少しでも削れるパワーが欲しいところです。

 いじっぱりガブリアス。
 こちらについても少し考えてきます。


スポンサードリンク

現レートにおける、いじっぱりガブリアス

 きあいのタスキを使うからには、安定して2回攻撃が可能なようきガブリアスの方が基本的には採用されます。
 しかし、サンムーンの環境においては今のところいじっぱりガブリアスにタスキを持たせるのもありなんじゃないかと思います。

すばやさから見た、いじっぱり

 いじっぱりにして抜けなくなる相手は100族、最速ミミッキュ、最速カプテテフが主になります。
 ギャラドスなんかは、最速ギャラドスも準速ガブリアスで抜くことが可能です。

 特に重要になるのは100族が抜けなくなる点。
 前作であればこれはガブリアスの存在価値に関わる問題でした。前作ではメガガルーラや、メガリザードンなど、100族には非常に優秀なポケモンが揃っていました。
 しかしメガガルーラは弱体化し、メガリザードンはまだ登場していません(……よね?)。
 ですからバンク解禁まではいじっぱりガブリアスは使いやすい環境になっていると思われます。

 それに前作よりも今作ではガブリアスを見かけなくなっていますし、カプテテフに対抗するためかスカーフも増えている気がします。
 つまり、今だとガブリアスが陽気で抜けていじっぱりで抜けない相手が少ないわけです。

 ただし、その少ない相手は少ない相手で問題です。
 ミミッキュは放っておけば積み技で強力になるポケモンですし、カプテテフは先手で2発当てなければ倒されることは確実です。

 ただ現在、カプテテフはスカーフを巻いている姿をよく見かけます。あの火力が上から飛んできたら、そりゃあ驚異ですからね。使用率が高いのも頷けます。
 そうでなくても、カプテテフは準速でも最速ギャラドスを抜ける程度のすばやさはあるため、控えめを採用している人も多いはずです。
 だからカプテテフ相手にガブリアスがようきかいじっぱりかですばやさを逆転されることはあまりないんじゃないか、とも考えられます。

 もちろんおくびょうカプテテフは、一定以上の割合で存在することは間違いありません。だからそこはパーティと相談して後続がテテフを相手取れないようなら、ガブリアスはようき一択となるでしょう。
 ミミッキュも同じで、後続と相談して決めることが必要になるでしょう。
 ただ、そこさえクリアできるのならいじっぱりタスキは十分候補に挙がるものだと思います。
 
 
 
 タスキガブリアスの採用理由は人それぞれですが、ステルスロックを覚えない現状ではいざという時のストッパー、もしくは広く戦える先発としての役割を持たせている場合が多いんじゃないかと思います。
 ですからようきの汎用性を殺してまでいじっぱりを使う必要はないです。
 何だかんだ言っても、すばやさが高い方が結果的には火力が高くなったり、最後の対面で勝利しやすくなりますから。

 しかし今作で登場したポケモンは、多くは「速ければ速い」「遅ければ遅い」というようなすばやさを持っているため、最速と準速ですばやさ逆転が起こる相手が少ないです。
 よって今のバンク解禁前であれば、いじっぱりガブリアスもようきガブリアスにさほど劣らない汎用性、そしてようきガブリアスを越える火力を持ち合わせていると言えそうです。

 
 とは言え現状は机上の空論。
 実際にいじっぱりで戦ってみて、どうしても苦しい場面に立ち会うことは想像に難くありませんけどね。

追記
 多くの人にこの記事を読んでもらって、本当にありがたい限りです。

 実際にいじっぱりガブリアスを運用して長いこと経ったので、少し雑感を述べさせていただきます。
 ちなみに私のレートは1700辺りで順調に戦えていましたが、ジバレア構築だったり砂パでレートを溶かしまくって現在は1600半ばです。
 まあ、だいたい1500から1700辺りまででの話と考えてください。

 言いたいことは、とりあえずいじっぱりで困ることはほとんどないということでしたね。
 上でも言ったとおり100族が少ないので、ようきからいじっぱりにしても、それが原因ですばやさ逆転が起こる相手はほとんど存在しませんでした。その分耐久ポケモンに負担を強いることができるため、やはりいじっぱりが良いな……と感じましたね。

 ただ同族対決、つまり相手のガブリアスと戦う時は不利になってしまうことはありました。私は後ろのポケモン(カビゴン、ギャラドス)でガブリアスを対処できるので問題ありませんが、HPを削られている状態からだといじっぱりガブリアスでは勝ち目がないので注意が必要です。
 しかし滅多にあることではありませんが、ラス1対面で自分がタスキを残したまま相手のようきタスキガブリアスと戦うことになった場合、今作では「最後の攻撃で、鮫肌などで相打ちになった場合、鮫肌でダメージを与えた方、つまり特性鮫肌を持ったポケモンの方が負け(ゴツメ以外)」というルールに変わったため、相手がげきりんをしてきた場合は確実にこちらがとどめを刺せるようになります。

 ただし相手が岩石封じからの逆鱗、もしくはじしんからのげきりんをしてきた場合は確実に負けてしまうことになるのですが……。
 特に今回のルール上、岩石封じでタスキを削れさえすればどうとでも処理できますから、ラストのガブリアス対面は岩石封じから入るのが最も安定した手だと言えますしね。相手がようきで、岩石封じをしてこなかった場合、岩石封じからの逆鱗で処理できますし、スカーフ相手でも、スカガブはいじっぱりが多いでしょうから岩石封じ後の逆鱗でやっぱり処理できます。

 まあ、そういう訳で結局ラス1対面もそんなに有利とは言えないんですが、岩石封じを持っていない型であればようきガブリアスとのラス1対面に強く出ることができます。完全に相手依存ですが。

 
 いじっぱりガブリアスは、シーズン1の間はようきガブリアスの場合とほとんどすばやさ関係は変わらず、その分火力が強力になっていて使いやすいですよ。
 エアプじゃないですよ、という話でした。
 以上。

育成論まとめへ>>

 

ポケットモンスター ポケモン Zリング & Zクリスタル スペシャルセット


記事一覧へ


スポンサードリンク

「サンムーンでのガブリアス育成論。現環境では意地っ張りタスキもありだと思う」への5件のフィードバック

  1. 初めまして、今作からポケモンを始めた初心者です。
    ガブリアスの育成論を探していたので、参考になりました。

    少し本題とはズレてしまうのですが、私もカビゴンを育成しようと考えているのですが、使用しているカビゴンの性格、個体値、努力値、技構成を教えていただけないでしょうか。

    よろしくお願いします。

  2. 本題とはズレてますが質問させてください!
    メガギャラドスの努力値振りはどうしてますか?
    もしよかった回答お願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA